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【蓬莱】


【蓬莱の玉の枝】


受諾者:庫持皇子(藤原不比等)


蓬莱とは中国による日本の別名とされています。

魏誌によれば248年-266年の間頃に当時希少(現在でも天然の真珠は希少)であった真珠を5000個も進貢した事で知られ、たくさんの商人達が日本の真珠を買い付けに対馬へ押し寄せたと言います。


単純に資源が豊富であったのか、はたまた半養殖的な技術があったのか定かではありませんが、その異常な産量から商人達の間で「蓬莱では木の枝から収穫するように容易く真珠が手に入る」と噂したと考えるのは自然な事でしょう。


金の成る木、金の卵を産む鵝などのような比喩から出た話かも知れません。


原作では銀の根、金の枝、真珠の果実と表現されています。


あるいは、5000個もの真珠と一緒にたった2個の翡翠勾玉(孔青大句珠)が進貢されています。


未開の国とされる蓬莱に高度な翡翠加工技術があるとは考えられず「何かの木の実ではないか」と判断されたのかも知れません。


因みによく似た形状で「勾玉の木」と呼ばれるカシューナッツは南米原産なので、1500年代まで未発見の果樹です。



出典

『史記』巻百十八「淮南衡山列伝」(前100年頃)

『魏志』「倭人伝」(280-297年頃)



達成難度【★★★★★】

実在しない品物なので達成不可能、最高難度となります。

但し輝夜姫の鑑定眼に依る処が大きく、原作では横槍がなければ達成の判定を得ている事を考慮すれば格段に容易。

また、真珠を採取する入江の事を「玉の江」としたと解釈すれば財力によって達成可能と言えるでしょう。

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