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71話 巨乳美女を傷つけようとする奴は許せない!


やっとだ…やっと、

あの甘ったるい地獄から

脱獄する事が出来た…。



プリンプリズン……俺はこの監獄で

6年間甘い飯を食わされていた…。


脱獄するのに6年もかかった……

硬く冷たい鉄の壁に毎日、

少しずつ風魔法を撃ち込み、

穴を開けて脱出した。


全力で撃てるなら半日で穴を

開けれただろうが、

音ですぐにバレてしまう。



看守の目をくぐって、威力を抑えた

風魔法をただひたすら壁に

撃ち込み続けた6年間…。


この俺、カザーフが

こんな思いをしたのは、

ミノタウロスと戦った時に突然現れた

金髪のウルツァイトの女のせいだ!



あいつをぶっ殺してやる!

後ろから全力の

風魔法で頭をぶち抜いてやる!

いくら強くても不意打ちには勝てまい!



その為にまずは、情報集めだ。

町に居る冒険者達に

聞いてみるのが1番近道だ…

かなり危険だが、もたもたして

俺が脱獄した情報が広まると

動きにくい……

なるべく早くあいつに復讐して逃げる。




……………………………………………………



町に着いた。

囚人服では目立つから、来る途中に

旅人を襲って身ぐるみを剥いで

旅人姿で町に入る。



冒険者を探して辺りを見回す………



居た!


何故かアゴが紐のように

細く垂れ下がっているデブの冒険者が

市場で買い物をしている。


不気味で間抜けそうな奴だな……

奴の冒険石の順位は……53位!??


あの間抜けそうなデブが

ダイヤモンド53 位だと!?


もうすぐで、

ロンズデーライトじゃないか…

あいつなら金髪のウルツァイトの女の

情報を知っているかもしれない。



「そこのアゴが長い冒険者のお兄さん、

ちょっと聞きたいんだが…。」


「ん?何ちんか?」



ちん?なんなんだこいつは……


「き、金髪のウルツァイトの女を

知らないか?

今、そいつを探しているんだが。」


「ああ、ルヴィネちんの事ちんか?

ルヴィネちんなら、アダヴィダ村で

第二子妊娠中で

しばらく産休してるちんよ。」


い、いきなり有力な情報が手に入った!

このデブは、あのウルツァイトの女の

知り合いだったのか!

しかも妊娠中だって?

思ってたより簡単に殺せそうだ!


「おお!アダヴィダ村だな!

見知らぬデブの冒険者よ、

ありがとう。

では、さらばだ!」


早速アダヴィダ村に向かって

奴をぶっ殺してやる!




「ちょっと待つちん!」



デブが俺を引き止める。


「な、何だ?」



「今お前、ものすごく悪そうな顔を

したちんね?」


「何がいいたい?」



「もしかして、ルヴィネちんに

危害を加えようって

魂胆じゃないちんか?」


チッ…間抜けそうな顔と喋り方して

間がいい奴だぜ!


「人聞きが悪いな…

俺はただ、ルヴィネの昔の友人で

久しぶりに会いに

行こうかと思ってたんだ。」



「へー、そうちんか…昔の友人ちんか?

なら問題無いちんね。」


へへ、勘がいいが

間抜けでよかったぜ…。


「あ、おばちーん!

このトウモロコシくださいちん!」


「あいよ、12ゴールドだよ。」



のんきに市場で買い物してやがるぜ…



…………………!??

デブが突然魔法スタイルに変身した!?


トウモロコシが変形して

後ろの方の軸にトリガーが出来る。




ドバババババババ!!!!



トウモロコシの粒を俺に向けて

大量に発射する!

チッ!特殊魔法型か!?



間一髪で、俺はトウモロコシの粒を

回避する。


「何するんだ!貴様!」



「ぼくちんの勘が、

お前をルヴィネちんに近づけるなと

言ってるちん!きっとルヴィネちんに

何か悪い事する気ちんね!」



クソ!なんて勘がいい奴なんだ!


「ぼくちんはちんね…

食べ物を粗末にする奴と

巨乳美女を傷つけようとする奴だけは

絶対許せないちん!」


「き、貴様今トウモロコシの粒を

粗末にしたじゃねーか!」


「粗末に?

ぼくちんは粗末にして無いちんよ。

お前を倒す為に必要だったから

使っただけちん。

それを粗末とは言わないちんよ。」


な、何を言ってるんだ?

必要だった?

もう、俺を倒した気でいるのか?




ボンッ!!



さっき散らばったトウモロコシが

弾け飛び、ポップコーンになった。


その衝撃は凄まじく、

小さな爆弾並みの威力みたいだ。


「な、何ー!??」


しかもこいつ、さりげなく最初の攻撃で

俺が路地裏の方向に避けるように

誘導しやがった!?


「もし、勘違いだったら謝るちん…

今から足の骨を

そのポップコーン爆弾で

砕くちんからね!」


ちくしょう!こいつは強い!

早く逃げなくては!



スパンッ!!!



路地裏の壁に魔法で穴を

開けてそこから逃げる!


「待つちん!卑怯ちんよ!」


デブが追いかけて来たが

何とか逃げ切れた。


早くアダヴィダ村に行かなくては…

あのデブが仲間を呼んでくる前に

ルヴィネをぶっ殺す!!



……………………………………………………


そのまま走ってアダヴィダ村まで行く…。





村に入ると12歳くらいの銀髪の少女と

3歳くらいの金髪でツノの

生えた幼女が居た。

子供は何でも正直に答える。

あいつらなら奴を知っているかもしれない。


「おい、この村に居る

ルヴィネって奴を知らないか?」



2人がこっちに振り向く。


「お母さんに何か用でしゅか?」


ツノの生えた少女が答えた。

こいつ!奴の娘か!

こいつを捕まえて人質にした方が

楽に奴を殺せそうだ。


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