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59話 トランザクション

20体のオーガの群れが襲ってくる。


デブーチ君が魔法スタイルに変身する。


「あー、ルヴィネちん。」


デブーチ君がオーガの群れに

目もくれず、私を見る。


「な、何だ?デブーチ君?

オーガはあっちだぜ?」


「ルヴィネちん…ちょっと

汗かいてるちんね…ぼくちんが

ルヴィネちんの汗を…

拭いてあげるちんんんん!!!」


デブーチ君がハンカチ片手に

私に飛びかかり

鎧の隙間から胸とお尻を

ゴシゴシ拭きはじめる。


「な、何すんだ!この変態!!?

私にはみのたんと言う

夫がいんだよ!」


ガシッ!!


デブーチ君のアゴを

渾身の怒りを込めて握り潰す。


ギチギチ!バキャキャキャキャ!!


「あぁ!ちん!

久しぶりのアゴ潰しちん!

癖になるちんよぉぉぉぉぉ!!」


あ、デブーチ君が

Mの領域に達しているから

ただのご褒美になるのか…。

デブーチ君のアゴを離す。


ドサッ


デブーチ君が地面に倒れこむ。

やり過ぎた…もう、アゴが紐の様に

細長くなってしまった…。


「ラ、ラーテアちん……

このルヴィネちんの体を拭いた

ハンカチと何かを交換するちん…。」


なんか勝手に人の体使って

取引しようとしてやがる…。


「ぞ、ぞんなレアアイテムと

交換出来るような

アイテムは持っでまぜん!

300万ゴールドでどうでずが!?」


めっちゃ高いな…

私冒険者するよりハンカチで

体拭いた方が儲かるんじゃない?


「ダメちんね…500万ちん!」


高い!高い!


「買いまず!!」


買うのかよ…。


「取引成立ちんね!」


マジかよ…ラーテアちゃんがマジで

500万でハンカチ買ってるよ…。



「何をやってるんだ!

お前達!ふざけるな!

オーガがもう目の前に来てるぞ!」


ジアータおじさんが珍しくキレる。


「ぼくちん達は真面目にやってる

ちんよねー、ラーテアちん?」


「ふがっふがっぁ!

ルヴィネ様の匂いがぁぁぁぁ!!」


ラーテアちゃんは私の体を拭いた

ハンカチでお楽しみ中だ。


「特殊魔法発動ちん!」


デブーチ君が魔法を発動した。

すると、さっきラーテアちゃんから

受け取った大量のコインが巨大化した。

1個60㎝くらいのサイズだ。


「うらぁぁぁぁ!ちん!!」


デブーチ君がコインを両手に持ち

オーガの群れに向かって走って行く。


ドシャァ!!



ドシャァ!!


「こいつら大した事ないちんね!

準備運動にもならないちんよ!」


なんか調子に乗ってるのが腹立つが、

デブーチ君は

次々とオーガにコインを叩きつけ、

オーガ達がぐちゃぐちゃに潰れる。

見た目より破壊力があるみたいだ。


あっと言う間に

5体倒し、残りは15体。



「ざぁ!皆ざん!伏せでぐだざい!!」


ラーテアちゃんが

さっきデブーチ君から買いとった

ハンカチも巨大化して10mくらいの

サイズになり、硬化した。


「えい!!!」



ズシャァァァァァァァァ!!!



巨大化したハンカチを1回転振り回し

15体のオーガが

一瞬で真っ二つになる。


ジアータおじさんとギナナさんが

目を丸くして見ている。

あれ?デブーチ君とラーテアちゃん

そこそこ強くない?



「2人ともすごいな〜!

ラーテアちゃんの特殊魔法って

どういう仕組み?」


「ル、ルヴィネ様に褒めて

もらえるなんてぇぇ!!幸ぜでず!

わたすの特殊魔法トランザクションは

誰かと取引をして

手に入れたアイテムや硬貨を

1回だけ強力な武器にする事が

でぎるんでず!

武器の強さは自分が得をしたと

思えば思うほど強くなりまず!

逆に損をしたと感じれば

もんのずごく弱ぐなりまず!」


今のデブーチ君との武器のパワー差を

見たところラーテアちゃんからしたら

私の体を拭いたハンカチは500万でも

かなり安かったって事だよな…。

なんかこの子怖いぜ…。


「どごろでルヴィネ様!

わたす達パーティーに

入れでもらえまずか!?」


「うん!OK!

正直オーガにボコボコにされたら

帰ってくれるかな?って思ってたけど

足手まといどころか

2人とも強くて

びっくりしちゃったぜ!」


「た、確かに…今の戦闘を見た限り

特に問題なさそうだな…。」


ジアータおじさんも2人を認めた。


「私は嫌よ…

さっきからデブが私の胸を

ジロジロ見てるし…。」


キャメッションがセクハラを訴えてる。


「ちん…ぼくちんどうせ…

一生モテないちんから…

死ぬまでに沢山おっぱいを

眺めていたいちんよ…。」


「急にリアルな落ち込み方しないでよ!

私がいじめてるみたいで

責めにくいじゃない!」


「大丈夫ちん!ぼくちんは

受けも攻めも両方いけるちん!」



……………………………。

しばらく静寂が続いた。



「よ、よし!そろそろ行こうぜ!」


「そ、そうね!行きましょう!」


「ああ行こう。」


「やっどルヴィネ様の

ご活躍を見れまずね〜!!」


「イクちんよぉー!!」



………………

あ、あれ?なんか忘れてる気が……。


なんか…デブーチ君が

キモすぎてごめんなさい…。

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