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44話 あーヤバいな……



ヒュルルルルルル!!!


ヒュルルルルルル!!!


崖から落下中…。

巨大なドラゴンが追いかけて来ながら

無数の弓矢を放ってくる。


キンッキンッキンッ!


剣で弾き続ける。


巨大なドラゴンが爪で攻撃して来た。

余りにも巨大だから風圧だけでも

食らったら致命傷…。


バッシュン!!!


バッシュン!!!


バッシュン!!!


ザクッ!!


マグネットアンカーを

崖に刺して横に移動+減速する。


ガリガリガリガリガリガリ!!


……スタッ


何とか止まって地面に足をつける。

そのまま魔法スタイルを解く。

魔力を使いすぎて、

あと30秒分くらいしか残ってない。


崖の下も一面岩の大地で、

光の届き方が上とは違うのか

全体が赤紫っぽい。


上に居たドラゴン達と同じ種類の

ドラゴンがうじゃうじゃ居るけど、

一回りデカい…23〜25mくらいかな?


「ギェェェウェェェェェ!!」


私を見たらドラゴン達が一斉に

逃げていった。


ヒュルルルルルル!!!


上から無数の矢が降ってきた。

ダッシュで避ける。

さっき逃げたドラゴン達は

巨大なドラゴンと私の戦いに

巻き込まれたくないから逃げたんだろう。




バギャァンッ!!!


さっきまで私がいた場所に

巨大なドラゴンが豪快に着地する。

岩が砕けて周りに飛び散り、

さっき逃げたドラゴン達が

何匹か岩の下敷きになって潰れる。

私は飛んできた岩を

真っ二つに斬って被弾を防ぐ。


…………。


スパッ


「痛っ!」


突然右腹を軽く何かに斬られた。

鎧の鎖帷子ごと斬られて

血が流れたが、致命傷ではない。


「な、何だこれ!??」


私のと同じ片手剣が

空中に浮いている…。


スパパパパパッ!!!


私がいつもしている

剣撃のラッシュが繰り出される。


ギンッ!ギンッ!ギンッ!


自分の技だから何とか剣で防げる。


ヒュルルルルルル!!!


さらに無数の矢が飛んで来る。


な、何だこれ!?

まさかこの剣も無数の弓も

あの巨大なドラゴンの魔法!?


この剣を見てどんな魔法か

予想するに…

今まで見た事がある相手の武器を

コピー&具現化して攻撃する魔法…。


多分魔法で動かしている武器は

コピー&具現化出来ない。

出来るなら剣じゃなくて

マグネットアンカーをコピーするはず。


そして具現化にかかる時間は

おそらく5分くらい。1番最初に

他のドラゴン達に攻撃させて

自分は攻撃しなかったのは、

具現化に時間がかかるから…。


弓と矢の形状がちょっと古い。

昔このドラゴンと戦った

兵士や冒険者の弓矢を

具現化したんだろう…。


多分もう5分ほどしたら

新しい武器が具現化される…。

昔この巨大なドラゴンが

戦った強者の武器か

さっきのメンバーの中だと

ジアータおじさんの大剣ってところかな?


魔力切れを待つ手もあるけど

体がデカいから魔力もいっぱいありそう…。

キャメッションも巨大だから

魔力いっぱい溜まってるのかな?

主におっぱいに…。


予想通り、どんどん新しい武器を

具現化する魔法なら

魔力切れを待つのは得策ではないかな…。


こうして考えている内も

矢と剣を避けて、斬り落とし防戦一方。

崖の上でマグネットアンカーを

そのまま撃ち込んでも

刺さってくれなかったし。

魔力も温存してるから安易に撃てない。

アンカーが刺さらないなら

剣で傷をつけることすら出来ないだろう…。

そもそも、うかつに近づいたら多分死ぬ。


そしてもう1つ、巨大なドラゴンの魔法に

気がついた事は、

1度見た動きを再現する事しか出来ない事。

私の剣を具現化した剣は

私が1度このドラゴンの前でした

技や動きをコピー出来るだけみたいだ。

多分、コピーした動きを

何種類かに分けて、ドラゴンが

いちいち選択してるんだろう。


弓矢は無数でも飛んでくるパターンが

3種類くらいしかない。

パターンは覚えたから、

気をつけてれば、避けれる。


問題は、私の剣のコピー…

私が剣を振れば振るほど、

ドラゴンが使える選択肢が

どんどん増えていく。

なるべく剣で防がないようにして

崖と反対方向に真っ直ぐ逃げる。


巨大なドラゴンが低空飛行しながら

追いかけて来る。

それでも全力で走り続ける。



8分程逃げたら、

透明な壁にぶち当たった。


「痛っった!!?何だこれ!?」


鼻を打って鼻血が垂れた。

多分折れてないから大丈夫?かな?

透明な壁は横に

見えないところまで続いる。

壁の向こう側が見える……

魔物がうじゃうじゃいる…。


「なんじゃこりゃ!??」


向こう側の魔物達は

私に気がつき、一斉に飛びかかるが

透明な壁にぶち当たる。

この変な壁がある限り大丈夫そうだけど

何なんだこれ!?


ヒュルルルルルル!!!


スパパパパパッ!!!


ズギャンッ!!!


さっきのドラゴンが追いついて来た。

弓矢と剣に加え、予想通り

ジアータおじさんの大剣が

襲いかかって来た。


キンッ!キンッ!キンッ!




ザクッ!!



…………痛たたた!!?


矢が右肩の鎖帷子を貫通して

右肩に刺さった。


すかさず、ドラゴンが尻尾を振って

叩きつけ攻撃をして来た。

回避が遅れてしまった…。


ドッゴオォンッ!!



ギリギリ避けれたが、

衝撃で飛んで来た岩に当たり

左手と右足がへし折れ、

ボウガンと魔法の籠手が壊れた。

もう、魔法が使えない…。


私はそのままの勢いで

地面に叩きつけられる。

めちゃくちゃ痛い!


ドシンッ…ドシンッ…。


ドラゴンが私に向かって

ゆっくり歩いて来る。

トドメは魔法じゃなくて、

自分の手でやりたいってか?




「あーヤバいな………。」

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