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32話 絶滅屋


ペタペタ…ペタペタ…


おーいい感じにおっさん達がくっついて

気持ち悪いー

私がやってんだけどね!大漁!大漁!

盗賊のアジト襲って、その盗賊のリーダーに

仲間からのキス拷問して

他の盗賊の場所を教えてもらう。


それを繰り返して、今日1日で

20件くらい盗賊のアジト潰したかな?

日も暮れてきたし

今日はこのくらいにするかー

盗賊達みんな壁にくっつけたから

回収忘れちゃったら、餓死しちゃうからね。

回収面倒くさいなー


町に帰ってから適当な物に

魔法で引き寄せて、一斉に回収

出来なくは無いみたいだけど

多分途中で岩にぶつかったりして

ぐちゃぐちゃになっちゃうから

ちゃんと今日狩った20箇所全部回らないと…

多分全部で2000人強ってくらいかな?

はぁ〜、調子に乗りすぎたな……。

あと晩飯何にしようかな。


「キャメミール〜今夜は何食う?

ウサギの丸焼きか、カメの一気飲み?」


「何でウサギとカメしか選択肢が

無いのよ……。」


「俺たちはウサギの丸焼きで!」


「ああ、君ら盗賊の飯は、

監獄の人に聞いて。」


魔法で2000人以上の

盗賊同士を2列になるように

くっつけて、町の監獄に連れて行く。

逃げれなくは無いけど

出来れば逃げないでほしい…

背中の皮がまるまる剥がれちゃうから。


監獄門に着いた。

見た目は怖いイメージではなく

プリンのような色と形のデザインで

かなり可愛らしい。

監獄の怖いイメージを消して

みようという斬新な監獄だ。

「プリンプリズン」

三食必ずデザートにプリンが

出るという、プリン地獄……。

しかし、そのプリン目当てで

犯罪を起こす悪人達も多いらしい…。

逆効果じゃない?


「ああ!!俺は

卵と牛乳アレルギーなんだ!

こんなところに入ったら死んじまう!!」


あ、大ダメージ受けてる人もいる。


「プリンプリズン」の門の前に

看守のおじさんが2人いる。


「あのさ俺…今夜、子供が生まれる

予定なんだ。」


「マジかよ!今日仕事が早めに

終わる日でよかったな!」


看守のおじさん達の会話を聞いたら

罪悪感をちょっと

感じたけど仕方がない。


「看守のおじさーん!」


「なんだい?お嬢ちゃん

見たところ駆け出しの冒険者かな?」


「まぁ、この前まで駆け出しだったけど

盗賊捕まえて来たから、届けに来たぜ!」


「盗賊?お嬢ちゃん冗談は、よしてくれ

盗賊狩りはダイヤモンド以上の……

ってダイヤモンド!?」


看守のおじさんは

私の冒険石を見て驚いた。


「ほら、そこに2000人くらいの

盗賊の列作ったから、よろしく。」


「………………。」


看守のおじさんは、2000人の盗賊達を見て

絶望的な顔をした……。

なんかごめんよ…

大事な日にお仕事増やして……。


それから毎日毎日盗賊を狩り続けた。

初日以外は、1日1000人くらいに抑えてる。

看守のおじさん達が過労死しちゃうからね!


「看守のおじさーん!

今日もいっぱい獲ってきたよー!」


「お、ルヴィネちゃん

今日もいっぱい盗賊獲って来て

えらいね!」


「いや〜、探したら意外と

いるもんだね〜!」


「ほらほら、

ルヴィネちゃん!この前生まれた

俺の息子の写真撮ってきたよ!

見て見て!」


「わぁ〜おじさんの赤ちゃん

可愛いいなー!

今度抱っこさせてくれよ!」


「君が俺の仕事を毎日増やすから

俺もまだ抱っこ出来てないんだー」


「は、はい……ごめんなさい……。」


おじさんが日に日に痩せて行く…

ちょっとそろそろ盗賊狩り

やめようかな…。


「そういえば、あんたこれだけ

毎日、盗賊狩りしてるのに

200位から上がってないわね?」


キャメミールが私の冒険石を

見ながら言った。


「あ、更新忘れてた…。

3週間とちょっと前に

戦闘力テストしてから

更新してなかった…。」


「え?じゃあ報酬もまだ

受け取ってないわけ?

私結構もらえたわよ?」


「別にお金に困ってなかったからな〜

報酬はいつでも受け取れるから

いいかなって思ってた。

今から更新しに行くか〜。」


今日狩った分の盗賊達を

おじさんに渡してから、

キャメミールと一緒に

冒険者ギルドに向かった。


「お、あれが噂の絶滅屋のルヴィネか」


「連れのデカいねーちゃんは

魔法使いか?」


「やべー…俺ちょっと

絶滅屋のルヴィネのファンなんだよな…

サインしてもらえるかな?胸板に…」


なんか変な噂が出てるぞ…

絶滅屋って何だよ…

私は何を絶滅させたんだよ…

あ、ワンコ絶滅寸前まで追い込んだっけ?


キャメミールはデカいねーちゃんって

言われて少し機嫌が悪くなっている。

最近はおっぱいの揺れ方で

キャメミールの機嫌がわかるように

なって来た。


「こんにちは。

ルヴィネ様、今回はどういった

ご用件でしょうか?」


受付のお姉さんは揺れる程はないから

おっぱいで何考えてるか

わからないなー。


「えーっとランキングの更新と

報酬の受け取りに来ました。」


「はい、では少々お待ちください。」


私はお姉さんに冒険石を渡した。


………………。


「おめでとうございます!

200位から26位に上がりました!

ロンズデーライトの

称号が付与されます!」


私の冒険石が黒く鋭い光を放った。


え?また一気に上がったよ…

なんか都合が良すぎる気がするなー。

それに2回目だからなんかそんなに

びっくりもしないなー

感覚が麻痺して来てる。

周りは前と同じく

私を見てざわざわしている。

キャメミールも私を見ている

あのおっぱいの揺れ方は…


……あの子相変わらず、化け物ね……

これで安心して兄貴を養えるわ……


おお!考えてる事が

テレパシーのように伝わったぞ!

てか、ニートルさん

マジでニートになったのかよ!!


「では、ロンズデーライトからは

ルヴィネ様の希望に合わせた武器を

オーダーメイドで生産する事が

出来ますが、ご希望の武器は

ありますか?」


今回は前のように、後回しにはしないぜ!

欲しい武器は、ちゃんと考えてある!

てか自分で作ろうとしてたから

ちょうどいい。


「じゃあ、こんな武器を作って

欲しいな!」


私は鎧の隙間に挟んでいた

オリジナル武器のアイデアを

描いた紙をお姉さんに渡した。

お姉さんは紙に描かれたイラストを見て

顔を一瞬しかめたが受け取ってくれた。

結構、絵心はある方だと思うんだけど…


「はい!かしこまりました!

では後日改めて、

受け取りカウンターにて

武器をお受け取りください!

報酬の方は今から

受け取りカウンターで

お受け取りできます!」


そんな早く出来上がるのかー

まぁ、構造は単純だからね。


私はキャメミールと一緒に

受け取りカウンターに向かった。


「アグレッシブウルフ討伐と

盗賊狩り307件分で

お受け取り金額は

24000ゴールドです!」


受け取りカウンターの

ショートカットでこれまた可愛い

お姉さんがそう言って

24000ゴールドが入った

巨大な袋を渡してきた。


「…………。」


マジかよ…これには、さすがに驚いた…

町で多少贅沢な暮らしをしても

30〜40年は保つ金額だ…。

あ、そうだ!このお金で

みのたんと一緒に暮らせる

大きさの家をアダヴィダ村に作ろう!

確か、空き地があったはず。


それにしても盗賊狩りって儲かるな〜

後で依頼表見とくか〜

最近は、依頼表見ずに適当に

盗賊狩ってたから、全然見てなかった。

…………あれ?盗賊狩り依頼がないぞ?

依頼掲示板の端の方に何か書いてある…

「この町から1000km圏内で

確認されている盗賊は

全て確保されました。

しばらく盗賊狩り

依頼は発生しません

ご了承ください。」


…………あ、この辺の盗賊

絶滅させちゃった…

だから絶滅屋なんか、言われてたのか…。

確かに最後の方、数少なかったもんな…

まぁ、それならこのままお家に帰ろう!


「キャメミール〜

今夜私の家に泊まっていかない?」


新しい家がすぐに出来るわけじゃないし

レムタスさん家の馬小屋で

みのたんと一緒に寝るわけには

いかないからね

今夜もキャメミールで寝るかー

いや、怪しい事はしてないよ。


「別にいいけど、あんたの

家って近いの?」


「歩くの嫌ならおんぶするぜ?」


「いや、自分で歩くわ…」


「じゃあ、とりあえず

大工の人達に依頼してから行くぜ!」


「え?大工?」


「うん、彼氏と住むための

家を故郷の村に作ろうと思って」


「か、彼氏!??

あんた彼氏いるの!??

リア充だったの!???」


「え?そんな驚く?

キャメミールだって可愛いんだから

恋人作った事くらいあるだろ!」


キャメミールのおっぱいを見てみる…


……恋人なんかできた事ないわよ!……

顔が可愛いだけの野生児に

抜かされてたなんて!……


何か心の中でめちゃくちゃ

けなされてる気が…野生児?

まぁ、いっか!

大事なクッションなんだから

多めに見てあげよう!


「あ、ルヴィネちん!

久しぶりちん!

もう、ロンズデーライトに

なったちんか?すごいちんね!」


「ルヴィネちゃん久しぶり!」


デブーチ君とフォマムが話しかけて来た。


「おう!

フォマムとアゴスマー…じゃなくて、

デブーチ君久しぶり!」


「ん?今何か言いかけたちんか?」


「ああ、デブーチ君の持ってる

武器のブランドがアコスマだから

つい、ブランド名を言っちゃった。」


「さすがルヴィネちん!

よくわかったちんね〜

この前買ったアコスマ産の

ハンマーちんよ〜」


何とかごまかせたぜ……。

それにしてもデブーチ君…

男なのに脂肪でおっぱいがすごいな〜

デブーチ君のおっぱいを見てみた……


……ルヴィネちんもいいけど

キャメミールちんのおっぱいに

挟まれたいちんね〜

今日もいい、おっぱいちんね〜

ちーんちんちんちんちん………


デブーチ君の心の中は

意外とゲスかった……。

尻じゃなくて、おっぱい派か……。


その頃、プリンプリズンでは

卵と牛乳アレルギーの盗賊が残した

プリンをめぐって

激しいプリン争奪戦が行われていた。

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