29話 策士め!
冒険者ギルドの食堂で
私の新しいパートナー(仮)の
キャメミールさんと合流したら
デブーチ君が失礼な事言ったから
さらにアゴを整形してやったら
キャメミールさんに
ドン引きされたっぽい…。
キャメミールさん怯えて震えてるもん…
おっぱいがデカイから震えてるのが
よくわかる…ぶるんっぶるんっ
てか、美人だなー。
「じゃあ、俺ら依頼探しに行くわー」
「え?なんで?」
ちょっとちょっと!
フォマム何言ってんの?
お前ら行ったら気まずいよ!
「俺らと一緒にいたら
ルヴィネちゃんの足を引っ張るだけだ。
ルヴィネちゃんは、俺らの事を気にせずに
ダイヤモンドの依頼を受けてくれ。
じゃあ、また会おう。」
「また会おうちん!」
え?マジで行く感じか…。
「お、おう…」
キャメミールさんと
2人っきりになった…。
キャメミールさんは、
私を見ながら自分のアゴに手を当ててる。
アゴがコンプレックスなのかな?
普通に可愛いと思うけど
もし、気にしているなら
私の整形技術でアゴをスマートに
してあげよう。
それにしても、
ここの料理の量少ないな…。
これだけで3万ゴールドとか……
あとで飯を狩りに行こう。
「キャメミールさん何か注文して
食わないの?」
キャメミールさんから返事は無い…
ただ、私を見ているだけ…。
「あーわかるよ、わかる。
私もあの2人と食う時以外は
ここで食わないから。」
そうだよな、高すぎるもんな…。
ついでにキャメミールさんの
分もあとで狩っておこう…。
「キャメミールさん今夜泊まる宿
決まってる?決まってなかったら
もうそろそろ遅いし
私が泊まってる部屋に
一緒に泊まらない?
2人で割り勘で。」
お金節約してるなら
宿で同じ部屋に泊まった方がいいよな…
頑張って一緒に稼ごうぜ…。
「は、はい…。」
キャメミールさんが遠慮気味に返事をした。
そのまま、キャメミールさんを
部屋に案内して、
ダッシュで森に狩りに行った。
最近いつもの狩場で狩りすぎて
数が減ってきたから
ちょっと場所を変えて狩りをした。
あ、途中で悪そうなおじさん集団発見!
多分盗賊かな?
明日魔法を試しに、倒しに行こう。
見た感じ全員弱そうだし。
ウサギとカメを取って来て
すぐに部屋に戻る。
「ただいま!」
キャメミールさんが私を見て、目を見開く。
そんなにお腹減ってたのか……。
「じゃあ、一緒に食うか!」
「ル、ルヴィネさん…
なんですか?その魔物?」
「え?飯だけど」
「さっき食べてたじゃないですか?
てか、何処から
取ってきたんですか?」
「駆け出しの森から取ってきた。
食堂の料理量が足りないんだよね。」
「……………。」
「キャメミールさんも
お金節約してんだろ?
わかるよ、食堂とかの料理って
値段かなり高いもんね…。」
それにしても、キャメミールさん
ずいぶん遠慮してるな…。
まぁ、新鮮なウサギに美味しそうに
かぶりついて、勧めたら
食べてくれるだろう。
ガブリッもぐもぐ
「ん?遠慮すんなって、キャメミールさん、
足りなくなったら、また取ってくるから」
「え、遠慮しときます……。」
マジか…なんてタフな精神力なんだ…
そこまでして、手をつけないとは…
私ばっかり食べて申し訳ないな…。
せめて、キャメミールさんの
気がまぎれるように会話を変えるか。
「そういえば、
キャメミールさんの魔法、
ニートルさんから聞いたんだけど
結構強そうじゃない?」
「え?」
「ニートルさんは、
戦闘向けではないって言ってたけど
私はそんな事ないと思うんだよな〜
確かに派手さはないけど
使い用によってはすごく戦力になるよ」
キャメミールさんちょっと嬉しそう…
この話題で話なら続けても
大丈夫そうだな。
「というわけで、明日試しに
盗賊狩りの依頼受けようぜ!」
「盗賊狩り!?」
あ、唐突すぎてびっくりしてる。
可愛いな〜。
「さっき駆け出しの森に行くとき
いつもと違う道を通ったら
なんか盗賊のアジト
見つけちゃったから。」
「………。」
「ニートルさんにも思いきって
難易度高めの依頼を受けろって
言われたし
フォマムとデブーチ君も気使って
別行動してくれたんだから
難易度高めの依頼受けないとね!
それにキャメミールさんの魔法は
盗賊とかの生け捕りに向いてると
思うんだ!」
明日いきなり向かうなら
今から寝てキャメミールさんを
休ませた方がいいかな?
お腹減ってても食べてくれないなら
仕方がないし…。
「というわけで、明日に向けて、寝よう!」
最近自分よりデカい物に
しがみつかないと、眠れないんだよな…
でも、キャメミールさんの前で
ぬいぐるみのたん抱っこしながら
寝るのは、恥ずかしいから……。
「キャメミールさんは
ベット1つしかないから
ベットで寝てくれ!
私は床でぬいぐるみを
布団の代わりにして寝るから」
どうよ!コレで自然に
ぬいぐるみのたん抱っこして
寝れるぜ!
「いえいえ!私が床で寝ます!」
マジかこいつ……
私のぬいぐるみのたんを狙って来た…
床で寝かして、掛け布団だけ渡すなんて
出来ない…策士め!
こうなったら最終手段!
「じゃあ、一緒に寝るか〜。」
「あ、はい……。」
わーい!綺麗なお姉さんと
同じベットで寝れるなんて、夢のようだー!
お姉さんいろいろ大きくて、
ベット狭いから
抱きついちゃっても、仕方がないよね!?
むぎゅ〜っ!
わーい!みのたんと違って柔らかくて
これはこれでいい!
おやすみ〜
その夜私は無事、安眠出来た。




