第一章 伝説の魔術師ユウの誕生3
第三話 森と魔法
目が覚めるとそこは森だった。そこで俺は失敗にきづいた。魔法について何も聞かなかったのだ。これでは、盗賊や追い剥ぎに魔法使いが一人でもいれば詰むだろう。
選択肢はたくさんあるが、一番手っ取り早いのは神のおっさんに聞くことだろう。
《ヘルプ》
『なんじゃ?』
「魔法の使い方を教えてくれ」
『いいじゃろう、
まずは魔力をイメージするのじゃ
そして、火をだすのなら火をイメージしながら、手のひらに魔力を集めるのじゃ
それだけじゃが、魔法は色々な種類があるから、使えるかはのお主のイメージ次第じゃ』
「ありがとな、おっさん」
『また何かあったら呼ぶのじゃよ
ー3日後ー
試行錯誤の結果、俺はついに魔力の扱い方をマスターした。(このとき遊は知らなかった。才能があると言われている者でも、魔力を手のひらに集めるのに1週間以上かかるということを。)
そして、この日から一ヶ月の間、俺は様々な魔法を開発し続けた。
土魔法で家を作り、風魔法で空を飛び、水魔法でみずを作り、火魔法で火をおこし、無属性魔法で転移魔法やまわりの地形を把握したり、…etc.
そして、俺は女の子に出会った。