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第1話

ようやく第1話です

神羅学園に特別入試を受けに行くことになって1日経ち、俺とミウは親父たちが手配した一軒家の前にいた。


「なあ、ミウ……」


「なに?」


俺は思っていることをミウに話した。


「この一軒家広すぎじゃね……」


「そうよね……いくらなんでも瘋瑠たち入れて四人でも広いわよね」


そう、俺たちが住むことになっていた一軒家はとてつもなく広く、まるで王族の暮らす王宮みたいだった。……確かに俺たちは死神と光の神の長の子供だけども……。さすがに広すぎる。


「とりあえず入るか」


「そうね。瘋瑠たちも召喚しないと駄目だし」


そして俺たちはその一軒家に帰った。




〈一階ロビー〉


俺とミウはとりあえずロビーに荷物を置き、詠唱をして右手を振り上げた。


「「出でよ! 虹隼/瘋瑠!」」


すると地面が光だし光が収まるとそこには赤い体色をし、尾が虹色に輝く不死鳥の虹隼と全身漆黒で三本足の八咫烏の瘋瑠がいた。そして二匹の身体がまた光だし、人間の姿に変化した。


「やっぱこっちの姿のほうが楽ね」


「無駄に魔力を消費しなくてすむからね」


どうやら虹隼や瘋瑠にとって本当の姿よりも人間の姿の方が心地がいいみたいだな。


「それにしても広いわね!」


「でもキッチンが広いから僕は好きだね」


虹隼と瘋瑠もあまりの広さに驚いていた。


「瘋瑠と虹隼ちゃんも集まったしそれじゃ部屋割りを決めましょ」


ミウのその言葉を聞いて俺たちは部屋を割り振りリビングに移動した。





〈リビング〉


俺たちはリビングの椅子に座り、明日の特別入試について話し合っていた。


「とりあえず親父に聞いた話だと入試は実技らしい」

「それは私も聞いたわ。教師と戦うようね」


「まあ、負けることは無いと思うが、教師の実力がわからないからな」


「そうね。相手の実力がわからない以上油断は禁物ね」


「ああ。それで今から手合わせしないか?」


「いいわよ。最近は同じ任務になることもなかったから貴方の今の実力が知りたいからね」


「驚くなよ」


「そっちこそ」


そして俺とミウは地下のトレーニング室に行き、二人で模擬戦をした。




「まさかあそこまであがってるとはな」



「コウこそまた正確さが増したんじゃない?」


そんな他愛ない話をしていると瘋瑠がこちらに歩いてきた。


「ミウ、コウ君。風呂をわかしたから入ってくるといいよ。はいってる間に夕飯を作ってるから」


どうやら瘋瑠はありがたいことに風呂をわかしてくれたみたいだ。


「瘋瑠ありがと」


「瘋瑠さんありがとうございます!」


俺たちは礼を言い、風呂場に向かい、ミウから風呂に入ることになり、その後夕飯を食べてしばらく雑談をして就寝した。




〈翌日〉


「……今日は特別入試を受ける日だな」


俺はクローゼットから白いコートを出してカバンに入れた。


その後階段を降り、リビングに着くとすでにミウが座っていた。


「おはようミウ」


「おはようコウ」


「おや、おはようございます。コウ君」


「おはよー! コウ!」


「瘋瑠さんも虹隼もおはよう」


朝の挨拶を済ませ、俺は朝食を食べはじめた。


今日は目玉焼きとご飯、それに味噌汁か……。ん? この味噌汁凄い美味い。


「味噌汁うめえ」


「それ、私が作ったのよ」


この味噌汁辛すぎず、薄すぎずちょうど良い味だな。


「お代わりあるわよ」


「するに決まってる」


俺とミウは朝からイチャついた。





それから一時間ほど経ち、俺とミウは入試会場に向かった。




〈入試会場〉


俺たちは入試会場に5分ほどで着いたため受け付けをしている。


「コウ・ライトニングです」


「ライトニング様ですね。そちらの通路を右にまがって下さい。試験会場に着きますので」


俺は受け付けに言われた通り進むとコロシアムのような場所に着いた。



「……まさかコロシアムとはな……」


「へえ、面白いわね」


雑談していると執事服を着た男性が現れた。


「コウ・ライトニング様とミウ・ブラッディ様ですね。間もなく試験が始まりますのでミウ・ブラッディ様は闘技場の中央に行ってください。コウ・ライトニング様は控え室の方に行ってください」


俺たちはそれぞれ言われた場所に向かった。




〈控え室〉


俺は控え室のモニターをつけてミウの応援をはじめた。

ミウの相手の教師は身長3メートル位はある巨体で筋骨隆々だ。さて、ミウはどう戦うかな?


「ふん! こんな軟弱そうな身体の女が死神次期当主とはな……。情けないものよ。どうやら噂の天才少女というのも大げさであろう」

相手の教師は明らかにミウを見下していた。


「なら、はやくかかってきなさいよ。軟弱だと思うのならね」


ミウも相手を挑発していた。


「なんだと! この女ーー!」


男はミウに向かって殴りかかる。


しかし、ミウが攻撃を難なくかわしたため、男の拳は地面に当たり、クレーターを作った。


「すごいパワーね」


ミウは鎌を構えながら言った。


するとまた男が殴りかかるがまたミウは避ける。その際に床にミウは手を付けていた。



それから五分が経っても相手の教師の教師の攻撃はミウに当たらない。

今、ミウは闘技場の中央に戻ってきている。


「くそ! ちょこまかと!」


「そろそろ反撃するわ」


「反撃だと? 笑わせるな貴様ごときの反撃なんぞ対したことないわ」


「そう……『ダークワールド』」


するとそらが急に暗くなっていった。


「なんだ!これは!?」


「私のこの技は周囲を暗闇にするのよ」


「まさか!さっきまで避けていたのは!」


「そうよこれを設置するため」


するとミウは鎌を構えたその瞬間尋常じゃない量の殺気が溢れだした。相手の教師は殺気に当てられ冷や汗を流している。


「う……ぁ……ぁ……」


「この暗闇は使用者の殺気を高める効果があるの。そしてこの鎌『青鎌――ブルーサイス――』は私の殺気を通しやすい素材で出来ているの。どう? いつまで耐え切れるかな」


すると教師は殺気に耐えられずミウに突進してきた。


「うわああああああ!」


そして殴りかかる男の拳を片手でミウは受け止め空いている右手で教師を殴った。


教師は吹っ飛んで闘技場の壁に激突し、気絶した。


「私は力には自身があるのよね。パワーで負けないわよ!」


『勝者ミウ・ブラッディ』

アナウンスとともに拍手がおこった。

そしてミウは控え室に、相手教師は担架で保険課に運ばれた。


さて、俺の番だな。俺は気合いを入れて控え室からでた。

マジで先頭描写が苦手です。


文才ください……

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