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7th~世界守護の七人~  作者: 飛河
7度目の正直・編
1/23

プロローグ

世界崩壊。それは、人間や動物が生きるこの星で物語の中でしか存在しない

生物が現れたことにより始まった悲劇の歴史。

空では飛行機と飛竜がぶつかり合い海では戦艦が巨大な怪物と争う

地上では人間と獣人や吸血鬼といった存在が戦い続けていた


やがて、数多の犠牲を生み出した事で人間も幻想の生物も命を奪いあうのではなく

手を取り合うことが正しいと悟った

幻想でしかなかった存在と人間が共存することで全ての命には未来が与えられた

地球上では幻想世界の大陸と元々あった大陸が融合を始め、そこで生きるもの達は

お互いの知識や技術を合わせて足りないところを補い合い

いつしか、世界は平和になっていった。


そして、それは異種続同士での種の保存へと発展していく

世界には純血として生きるものはほん僅かとなり、混血の子供達が主流となっていった

刻まれる時の中で、小規模な争いも何度かあったが人々は常に前を向き生きていく


だが神と呼ばれる存在は、その世界が孕む危険性を感じ取っていた

未だ目覚めぬ封印の魔獣、決して使用してはならない科学の闇・・・・

そういった人々の目に触れない世界の危機を未然に防ぐ為、神は7人の守護者を

選出し世界の守護に当たらせた


だが、7人は失敗したのだ

結果、世界は崩壊の炎に包まれてしまう

それでも、神は諦めなかった。この星で生きる者たちが平和であり続けるために

守護者を立てて護ろうとし続けた

もしかするとそれは正しい選択ではなかったのかもしれない


神の思惑は成功することなく、世界は更に5度焼かれたのだった


最後の世界崩壊より一千年―――

いつしか人々は歴史に刻まれた存在の大半は物語と思うようになっていた

伝説や伝承は書物の中の出来事で自分達のリアルには関係のないものだと


科学文明と幻想魔導文明が完全に融和した現代において歴史に刻まれた

記録は記録でしかなく全てはフィクションとして扱われつつあった


そんな世の中でも、不可思議な存在というものはある

それは、天空を漂う一つの城の存在だ。

人々は眼で捉えることが出来ても触れることの出来ないその城に

様々な思いをはせた。ある者はまやかしだと、またある者は立体映像と言い張る

決して届かないその城は、いつしか“千年城”と呼ばれるようになった


そして、この物語はその千年城の城内にある一室で眠り続ける少女の目覚めより始まる

軽い説明も兼ねて、プロローグに変更しました

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