旅へレッツゴー!!
レン
「よし、さっそく服買おっか」
レアル
「そうだな」
リン
「レン様はどんな服がいいんですか?」
レン
「うーん。カッコイイのかな?」
リン
「カッコイイのですか…………」
レアル
「あそこに売ってんじゃね?」
レン
「よし、行こー!」
……で30分後
レン
「いやーいい買い物だ~」
リン
「レン様……」
レアル
「お前……」
レン
「何?変?」
レアル
「いや変ではない」
リン
「あのですね、その、ものすごく」
レン
「ものすごく?」
リン・レアル
「似合っててかわいすぎ(です)!!」
レン
「マジ!?ありがと~」
リン
「はい!もうかわいすぎです!」
レン
「じゃあリンのも買わなきゃね~!!」
リン
「え?」
レアル
「よいしょっと」
ひょいっ
リン
「ひゃあっ!」
レン
「じゃあレッツゴー!」
レアル
「ごー!!」
……でまた30分後
リン
「うう……」
レン・レアル
「これは……」
リン
「なんですか……」
レン
「服が超似合っていて……」
レアル
「さらに、上目遣い……」
レン・レアル
「もはや反則だっ!!」
リン
「は?」
レン
「よし、最後はレアルよ!」
レアル
「おう!」
リン
「はい!!」
…………で30分後
レアル
「これ、いいのか?」
レン
「レアルもなかなかイケメンじゃない!!カッコイイわよ!」
レアル
「マジ!やったね!」
リン
「兄様カッコイイ……」
レン・レアル
「!?」
リン
「はっ!!い、今のナシです!反則です!」
レン・レアル
「ほほ~~~」
レアル
「リン~お前めっちゃかわいいな~」
リン
「ちょ、兄さん!!」
レン・レアル
「あ!」
リン
「どうしました?」
レアル
「今兄さんって言った!!」リン
「言うわけないでしょ兄さん!」
レアル
「いや今完璧言ったよ!?ねぇ!」
リン
「あははっ」
レン
「ふぅ、バカ兄妹ね」
こうしてやっと旅が始まったのでした。