解説 宇宙軍兵備紹介2
『超弩級航宙母艦セイオリオン級
全長780メートル
最大幅260メートル
全高130メートル
速力
1光速巡航
ワープ航行により1000光年空間跳躍可能
武装
35センチ光子力砲3連装12基36門
150ミリ光子力砲連装40基80門
100ミリ光子力砲単装60基60門
VLS880セル
短距離防御ミサイル8連装発射機140基
近距離防御ミサイル21連装発射機200基
40ミリ光子力パルスガトリングガン140基
20ミリ光子力パルスガトリングガン200基
魚雷発射管16門
搭載機400機(航宙機300機・汎用人形機動兵器100体)
同型艦100隻
神聖旭日連邦帝国宇宙軍連合艦隊の航宙母艦である。200隻が建造され100個艦隊に2隻ずつ配備されている。命名は[聖]と[オリオン]を組み合わせ帝国の神聖性と星座の名の融合して造語された。艦級としてこのような造語を採用している。航宙機は多段加速式艦載機射出機により、亜光速近くで射出され即時展開可能となっている。航宙機のみならず汎用人形機動兵器も搭載しており、主に惑星降下作戦で宇宙軍遠征隊を支援すると共に艦隊戦にも投入される。
超弩級航宙母艦セイオリオン級は戦域制宙権確保・展開中核拠点として、艦隊機動戦力の母体を担う重要な艦艇だった。[全方位波状制圧]や[高速突撃殲滅支援]等多彩な戦法に必要不可欠であり、艦隊航空優勢と広域戦略打撃を実行する。超弩級航宙母艦セイオリオン級は単なる母艦では無く、宇宙軍連合艦隊に於いて中核要塞であり、可動する航空戦力と汎用人形機動兵器戦力の総合展開基地である。敵宙域深部への[強襲機動打撃展開]と、味方の[戦域維持支援]を同時に実行できる唯一の艦種となり、宇宙軍連合艦隊における制宙戦力の象徴であると同時に、[戦場を統べる空の女王]としての役割を担う事になる。
宇宙巡洋艦ノクティルカ級
全長320メートル
最大幅80メートル
全高80メートル
速力
1光速巡航
ワープ航行により1000光年空間跳躍可能
武装
25センチ光子力砲3連装12基36門
150ミリ光子力連装28基56門
100ミリ光子力砲単装40基40門
VLS580セル
短距離防御ミサイル8連装発射機100基
近距離防御ミサイル21連装発射機140基
40ミリ光子力パルスガトリングガン100基
20ミリ光子力パルスガトリングガン140基
魚雷発射管12門
搭載機12機
同型艦300隻
神聖旭日連邦帝国宇宙軍連合艦隊の宇宙巡洋艦である。600隻が建造され100個艦隊に6隻ずつ配備されている。命名はラテン語の[夜の光(Noctiluca)]から付けられ、神秘性と科学性を表している。艦級としてラテン語等から神秘性あるものを選んで命名している。
機動力に優れており艦隊戦における中衛火力支援を担い、高速性を活かしての前衛突破・陽動・敵後方撹乱にも転用可能である。単独行動でも自衛・攻撃両立が可能な為に、独立遊撃艦として運用される場合もあった。特に艦隊主力宇宙戦艦アルタイル級と組むことで、前衛制圧と中距離支援のコンビネーションを発揮し、宇宙軍連合艦隊に於いて戦術の鍵を握る艦種であった。神聖旭日連邦帝国宇宙軍連合艦隊統合戦闘理論において、超弩級宇宙戦艦大和級の圧倒的主砲、艦隊主力宇宙戦艦アルタイル級の砲撃突破、超弩級航宙母艦セイオリオン級の制宙・制空支援を繋ぐ要石として機能する。』
広瀬クレア著
『神聖旭日連邦帝国宇宙軍史』より一部抜粋