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新世紀宇宙戦争  作者: 007
第5章 裁き
129/158

連合の集結、裁きの出陣

帝国歴1500年5月8日、ナタアワタ共和国首都星系、宇宙軍受入基地。ヴァレリア・セラフィム上級指揮官は光学迷彩の戦術装甲服で基地に立つ。エクレール大統領は白のドレス、碧眼に悔恨と決意を宿し、護衛隊と共に待つ。神聖旭日連邦帝国の宇宙軍遠征隊の航宙機が着陸し、5個師団(10万人)の地上戦力が降り立つ。第55師団師団長ユリカが軍服で敬礼する、黒髪に鋭い瞳が映える。

ヴァレリア上級指揮官が声を上げる。「エクレール大統領、宇宙軍遠征隊が到着しました。シュヴァルツ・シュトラックのネーベルを殲滅します。それでナタアワタ共和国の準備は?」

エクレール大統領が頷く。「ヴァレリア、頼りになるわ。ナタアワタ共和国の防衛網、総動員済みよ。遠征隊を全面支援するわ。」

ユリカ師団長が言う。「ヴァレリア上級指揮官、エクレール大統領、第55師団以下5個師団を統括します。シュヴァルツ・シュトラックの拠点、どこから叩きます?」

ヴァレリア上級指揮官がスクリーンを操作、ナタアワタ共和国の都市地図を映す。「ユリカ、鋭いわね。ナタアワタ共和国のエネルギー施設を重点防衛、ノクティア・オルドが光子力スキャナーでネーベルの拠点を特定。それについての作戦をナタアワタ共和国の、国防軍最高司令部で詰めるわ。」

第2班班長イリナ軍曹が言う。「ヴァレリア、戦術AIエクリプスで信号追跡中よ。シュヴァルツ・シュトラックの100万人警告、次の攻撃が怖いわ。」

第3班班長セリス軍曹が続ける。「エクレール大統領、ナタアワタ共和国の大規模停電、無差別攻撃、ネーベルの仕業よ。遠征隊と連携して奴らを捕まえるわ。」

エクレール大統領が目を輝かせる。「ヴァレリア、ユリカ、イリナ、セリス、ありがとう。30万人の犠牲、ブライスのクローン、偽装データチップの爆発…ガフラヤサタ連邦の闇よ。ナタアワタ共和国は貴女たちを信じるわ。」


同じ基地にゼンメホ帝国の航宙機が着陸し、特殊部隊リーダー、アリシアが降り立つ。紫の戦術装甲服、瞳に威厳。「ヴァレリア、エクレール、アナスタシア女帝の命で特殊部隊300名と、派遣されたわ。シュヴァルツ・シュトラックをどう殲滅する?」

続いてケタサカ王国の航宙機が到着、特殊部隊リーダー、カレンが敬礼。青と金の装甲服、金髪が揺れる。「エクレール大統領、ヴァレリア上級指揮官、エルシア女王の命で特殊部隊200名、参戦よ。一緒に止めるわ。」

ヴァレリア上級指揮官が微笑む。「アリシア、カレン、ようこそ。ゼンメホ帝国、ケタサカ王国の支援、心強いわ。全員でナタアワタ共和国国防軍最高司令部に移動して、作戦を立てるよ。」

エクレール大統領が言う。「ヴァレリア、アリシア、カレン、ユリカ、ありがとう。ナタアワタ共和国の民、貴女たちに託すわ。それで、シュヴァルツ・シュトラック、ガフラヤサタ連邦の闇、ぜんぶ終わらせるわよ。」



ナタアワタ共和国国防軍最高司令部

全員が航宙機で最高司令部へ移動した。司令部の戦略会議室に、ホログラフスクリーンにシュヴァルツ・シュトラックの信号痕跡、ナタアワタ共和国の防衛網が映る。ヴァレリアが言う。「皆、ブレクティア、エリュシオン、カルヴァリスの反対票、ガフラヤサタ連邦の策略が続くわ。シュヴァルツ・シュトラックを殲滅し、戦争の第一歩を踏み出すわよ。」

緊張が司令部を包む。ヴァレリア、エクレール、ユリカ、アリシア、カレンの視線が交錯、戦いの火蓋が切られる。

ガフラヤサタ連邦の闇は深い。シュヴァルツ・シュトラックの刃、リアナたちの血が、正義を試す。神聖旭日連邦帝国はナタアワタ共和国の裏取引を暴いたが、ガフラヤサタ連邦の計画に迫れていない。だが、ヴァレリアの覚悟、エクレールの決意、アリスとエインの絆、アナスタシアとエルシアの支持は、試練に立ち向かう光となる。

天の川銀河は、戦乱の渦へ突き進む。その中心で、神聖旭日連邦帝国は正義を掴む一歩を踏み出す。

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