表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/49

14 豪華な夕食

私は白と金で統一されたゴージャスなお風呂に入った。

ほんの少しの薔薇の香油を付けると、フォーマル目なワンピースに着替えてレイゼン様と夕食をとるべくダイニングホールに向かった。


長いテーブルの両端には、豪華な食事が並べられている。

ローストビーフやシチューに、サラダやスープ、柔らかそうなパンやパスタ達だ。

それに、大きなケーキまで用意してあった。


とても、1人で食べられない量だが、この頃の貴族社会では当たり前とも言える光景だった。

まぁ、でも、ウチの家でもここまでの料理は…


そう思いつつも、席に座り、食事を始めた。


レイゼン様は赤ワインばかりを飲み、食事に手をつけようとしない。

食べないのだろうか…?

こんなに美味しいのに…?


私が不思議そうに見ていると…


レイゼン様と目が合った。


「キャメラ…

君にそんなに見られては照れてしまうな…


どうも、俺は少食な方でな。

ゆっくり食べるから、君は気にせずに食べてくれ。」


レイゼン様はおっしゃった。


少食…

それでか…

確かに最初のデートの時のレストランでもあまり食べていなかったわ。


結局、レイゼン様はローストビーフだけをわずかに食べると、食事を終えたようだ。


「そう言えば、結婚式は3日後だな。」


レイゼン様が下げられる食器をよそに話し出した。


「え、えぇ…」


「何人かの友人が、結婚式までの3日の内にお祝いに来るようだ。」


レイゼン様。


「そうなのですね。

失礼の無いよう準備しておきますわ。」


私は答えたが…

レイゼン様のご友人…???

聞いた事が無いけれど…

ふと、不思議に思った。

ここまで読んでいただきありがとうございます!

応援の☆評価やブックマーク、リアクション、感想もらえると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ