第34話:アカウント
一昨日は投稿できずすみませんでした
若干スランプ気味というか、なんだかあまり話が思いつかず、続きを書くのに若干の時間がかかってしまっています
さて、如何したものかと考えてはみたものの、特に否定する必要はあるのだろうか?
別に今までも隠してきたことではないし、何ならメディアに露出している俺のことがバレるのなんて時間の問題だったわけだ。
それに母さんとの親子関係も今までメディアでも否定はしたことないからな。肯定もしなかったけど。
「まあ、なる様になるか」
バレたならそれでいいし、周りが他人の空似だと思ってくれるならそれはそれでいいだろう。
まあ、母親のネームバリューで売れたとか、難癖付けてくる奴は出てきそうだが、そう言うやつに対しては「名前負けしなかったから売れただけだ」と言い返せばいい。
それに、俺自身もかなり名前は売れている訳なので、母さんの名前だけで売れたわけでは無いし、そもそも内容が詰まらなければ視聴者は離れていくものだ。逆に一定層のファンがつけば、徐々に徐々に増えていくだろう。
そう考えた時、俺は考える必要性を失った。
丁度その時、ユイから連絡が来た。
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結華『今起きた』
結華『(おはようのスタンプ)』
尊『ああ、おはよう』
結華『あと三十分くらいしたらログインするから、少し待ってて』
尊『了解』
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まあ朝にする会話なんて、こんなものだろう。
どうせこの後ゲーム内とは言え顔を見合わせて話すんだからな。
そうだな、この30分の間にツイーチの個人アカウントでも作っておくとするか。
ちなみに、ツイーチは世界最大級のSNSの1つだ。時折大きなバグを作っては炎上し、トップが変わっては炎上し、と忙しかったようだが、AIが基本的な根幹部分を担当するようになってからは、大きな問題が起きることは無く、現在でも世界的に使われている。
ツイーチのアカウント名は【ミト】これでいいか。
Vの中にはファンマークと言うものがあるらしいが、そんなものは考えるのも面倒くさいしファンがついてから考えればいいだろう。
それに、俺が考えるよりもファンの人たちで考えた方が盛り上がれるだろうからな。
最初のツイートは‥‥‥そうだな———
『今日からツイーチ始めたよ~
ユミイトチャンネルのミトです
よろしくね~』
こんなものでいいか。
じゃあ、発信と。
このツイートに何故か1時間も過ぎないうちに1000を超えるリプが届くことになることを、彼はまだ知らない。
「第34話:アカウント」をご覧いただき有難うございました
次話の投稿は未定ですが明日の同じ時間に投稿する予定です
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では、また次話でお会いしましょう




