第33話:身バレ危機?
今話から第3部に突入です
章に関しては先日変更をお伝えした通りです
大きな括りを章に、章の中でさらに第〇部という風に細かく分けていくようにします
話数に関しては章ごとに分けようと思っています
把握のほどよろしくお願いします
下記のTwitterで投稿についての連絡を行っています
(https://twitter.com/102shiduku)
父さんとの朝食を終えると、俺はゲームへとログイン———するわけでは無く、昨日ユイから教わった配信アカウント。その宣伝用のSNSアカウントを開いていた。
理由はユイが起きるのが基本的に遅いのが理由だ。どれだけ早くとも8時前に起きることはまずないだろう。
そして、現在の時刻は7時30分。まあ、朝食にその他もろもろをこなしていたら、9時ごろにはなるだろう…という事で、他にすることを考えていたところ、まだSNSに関しては一切見てすらもいなかったことを思い出し、少し見てみることにしたのだ。
ちなみにだが、俺は個人用のアカウントは一応所持している。が、俺のアカウントでフォローしているアカウントは、そのすべてが企業や雑誌のものである。
基本的にアカウントでは事務連絡(配信者などをやっていたわけでは無いので変な話だが)と時折バイト感覚で行っていた読者モデル。その雑誌の発売の投稿の拡散くらいしかしていなかったので、他にフォローをする必要がなかったのだ。
まあ、雑誌に出ていたこともあってか、フォロワー数は3000人弱いるがそのほとんどが雑誌などのアカウントもフォローしている人だったりする。
そして、2週間ほど前にいじって以来、一切開いてすらいなかったアカウントを開いたところ、何故か大量のDMが————なんてことはなく、一切の通知もなく穏やかな物であった。
FFや企業以外からのDMをブロック、という機能があるのでそれを使うことによって個人からのDMは全く来ないのだ。
そして、設定画面を開き昨日教えて貰ったアカウントにログインした。
これは配信用のアカウントであり個人の物ではない。この後、個人のアカウントも作る様に言われているが、それは1週間以内にやればいいといわれたので取り敢えず後回しだ。
同じアドレスで二つ登録できないという、面倒なシステムなので仕方ないといえば仕方のない事である。
個人のアカウントの方では、DMも開放するように言われた。なぜ、と訊かれればファンからの応援をいつでも聞けるようにするため、としか言いようはないが、もしかしたらその内ちゃんと見ることになるのかもしれない。
個人用のアカウントの方は一端置いておいてだ。
配信用のアカウント———これを開いてから数十秒の間、ひっきりなしに通知が届き続けている。
ちなみにそのほとんどがフォロー通知とファボ、拡散の通知である。中には応援コメントやヤジも混ざってはいるが、他の通知にのまれて一瞬で消えていく。
そんな通知を眺めること5分。そんな通知ばかりだったのだが、コメントの中にいくつか気になる言葉が含まれていた。
それは母の芸名である『平城リン』。そして『親子』だった。
「第33話:身バレ危機?」をご覧いただき有難うございました
次話の投稿は未定ですが明後日の同じ時間に投稿する予定です
この作品はカクヨムの方にも投稿を開始しました。
(https://kakuyomu.jp/works/16817330656076179617)
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では、また次話でお会いしましょう




