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飽き症の天才は飽くなき無限の世界へと旅立つ  作者: 聖花 シヅク
第1部:天才はかくして配信をスタートした
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第8話:動画配信

プロローグがどうこう前話や前々話で言っていたのに、章をつけ忘れていたことに気付いてようやく取り付けました


と言う訳で、ようやく‥‥というほどでもないかも知れませんが、ようやく本編の無いように入り始めました

前話でも言った通り、何一つとして展開を決めていませんので、今話以降若干更新が不定期気味になるかもしれませんが、今後とも楽しんでいただけたらと思います(作者も出来る限りかんばります)

「うん。ゲーム配信」

「はぁ、配信をやる?」

「うん。どうせミトの事だから飽きたらすぐ辞めようとするでしょ?」

「まあそりゃ、飽きたらな」

「でも、視聴者がいるって考えたらやめないでしょ?」

「そりゃ、周りに迷惑はかけられないしな」

「だからだよ」


 なるほど。外堀を埋めることによって、簡単に辞めることを出来なくするわけか‥‥

 だが、それだけの理由で配信をするのだろうか?正直、いつものユイなら親のことを引き合いに出してくるような気がするが‥‥


「あ、ちなみに動画配信自体は、私前からやっていたからね。ちなみに、βテストにも参加していて、その時からチャンネルを使って動画の投稿はしているよ」


 なんと‥‥俺の知らない間に、いつの間にか幼馴染は配信者になっていたようだ。


「まあ、それはこれから説明するとして。まずはフレンド登録しようか」

「フレンド登録?」

「うん。フレンド登録。フレンドに登録している人が今ログインしているか見ることができたり、遠くにいてもメッセージや通話が出来るようになるんだ。まあ、通話やメッセージはダンジョンに潜っていないとき限定だけどね。ダンジョンについては必要になったら教えていくから、今は置いておいてね」


 まあ、必要な時教えて貰えるのなら、今聞く必要はないか‥‥


「フレンド登録の仕方は、まずメニューを開いてね。呟けば出るから」

「『メニュー』」


 そう呟くと、ステータスなどの画面と同じ、青色で透明な画面が出てきた。

 しかし、ステータスと違い、お知らせ、フレンド、オプション、アイテムボックス、同期、ログアウト、の6種類の欄しか存在しない。


「このフレンドってところ押せばいいのか?」

「うん。それで、フレンドにしたい人の名前を入れてね。このゲーム、名前の被りができないからそれで分かるんだ。あ、私のPNはユイだよ」

「了解」


 ゆ…い…と


 検索ボタンを押すと、確かに彼女の名前だけが出てきた。

 これ、相手の名前が変換必要だったりすると面倒くさそうだな。


「うん。私の方にフレンド申請が来たね。じゃあ、これでOK。ちょっと待っててね、メッセージ送るから」


 こんな近くにいるのにメッセージ?

 その疑問は、送られてきたメッセージのせいで余計に分からなくなった。


From ユイ

To ミト

Address YuMiIT0@********

Password *************


 ????????


「これは何だ?」

「配信先のアカウントに入るために、まずは配信用のメアドも共有しておこうかと思って」

「俺はまだ配信するとは‥‥」

「だーめ。これは小母さんにも許可貰っているんだから。逆に断ったら小言、言われるよ」

「う、それは嫌だな‥‥」


 母さんは正直俺と隣に並んだら姉妹(不本意だが)や姉弟に見えるといわれるくらいには若々しいのだが、年相応にと言うか俺がすぐに飽きたら次の、という事を繰り返してきたせいか何かをやめるとなるといくらか小言を言われることになるのだ。

 今回も止めるにあたって何かあると思ったんだが‥‥もしかしたらユイが配信を一緒にやろうと誘った事にしてくれたのかもしれない。


「多分だけど、考えていることであっているよ」

「はぁ。仕方ないか」


「うんうん。じゃあ、早速入れてね」


 同期の欄を押し、スマホの型番やら何やらを次々と打ち込んでいき、スマホとゲームの同期をすることができた。

 同期をすることで、スマホ内に専用のアプリが追加され、ゲーム内に置くられてきたメッセージの確認ができ、また、その逆も可能になるのだ。


「で、配信サイトは?」

「【Our Movie】よ」


 【Our Movie】は日本国内では一番人気があり、他の国でもトップクラスの人気を誇る動画配信サイトだ。

 時折問題が起こったりもしたが、最終的には未だに絶大な人気を引き連れてサイトは運営されている。


「まあ、普通か」

「そりゃそうよ。海外で見てもらうために英語でしゃべり続けるのなんて苦行でしかないし、かと言って他のサイトで日本語でしゃべったところで見て貰えないじゃない。じゃあ、password言うから入れてね」

「はいはい」


 俺はユイの言った通りにpasswordを入れ、着々と動画配信への準備を進めていくのだった。

 ‥‥‥‥いまだにゲームをまともに始めてもいないのに。


「第8話:動画配信」をご覧いただき有難うございました


次話の投稿は未定ですが明日の同じ時間に投稿する予定です


続きが気になる、ユイさん押せ押せだな、など思っていただけたら

ブクマ登録いいねや☆の方をつけてくださると励みになりますのでよろしくお願いします


投稿の連絡等は下記のTwitterの方で行います

(https://twitter.com/102shiduku)


では、また次話でお会いしましょう

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