第1話 告白
お久しぶりぶりです!
これからもよろしくお願いします
なんで俺はこんなにもモテないのだろう。
俺はいつもそんなことを思いながら日々を過ごしている。
別に容姿だって悪くないし、勉強もそこそこ、運動は得意な方、なのになぜだっ‼
でも、そんなことを考えるのも三時間前に止めた。
太陽も西の方角に傾き、辺りが紅く染まった頃、俺は教室にいる。
だ、誰か、救急車を呼んでください。緊張しすぎて胸が張り裂けそうです。
そして、俺の行動を不思議そうに眺めているのは『学校一のマドンナ』と呼ばれている白崎陽乃だ。
そして、俺の目の前には学校一の美少女と言われている白崎陽乃がいる。
教室には俺たちしかいないので相手の息の音が聞こえるくらい静かだった。
俺は、拳を強く握り覚悟を決め白崎の近くにより、
「え、えっ、と、俺と、付き合ってください」
断ってください、断ってください。
「はい、よろこんで!」
何で、断らないのーーーーーーーーっ!?
「じゃあ、私、これから用事があるから」
「ああ」
彼女が欲しくて、好きでもない女の子に冗談で告ったらあっさりオッケーもらっちゃいました!
って、何してんの俺っ!!!!!
だか、もう遅い。
これからどうすっかな...
俺は不安と後悔を抱きながら、とぼとぼと下校した。
◻️◼️◻️◼️◻️◼️◻️◼️
俺は今日、好きでもない女の子に冗談で告ってしまった。
しかも、オッケーをもらえた。
だから今俺は……困っている。
どうしよう。俺には二つの選択肢がある。
一つ目は、このまま付き合い続ける。
二つ目は、断ってしまう。
だが、俺には後者の方はできない。
俺にそんな勇気はない。
せっかく俺のことを好きと言ってくれたのだ。
だから、演じ続けるしかないのだ彼氏を。
俺の名前は、岩崎一真だ。
得意なことはサッカーくらいだ。
勉強もそこそこできる。
そんな普通と言ってもいい男子高校生だ。
そして、俺が告ったのが『学校一の美少女』と言われている白崎陽乃だ。
俺は、白崎とは一度も喋ったことがない。
確か中学も同じだった気がする。
それなのに、白崎は俺のことを好きだと言ってくれた。
別に好きじゃないけど、美少女に好きと言われるのはいい気分になる。
俺はそんなことを思いながら、自分の部屋でニヤニヤしていた。
明日、噂になってなきゃいいけど。
俺はそんなことを思いつつ、明日も早起きしないといけないのでもう寝ることにした。
どうも、漆黒の帝王です!
やっと完成致しました。
ブクマと評価よろしくお願いします!!!