第100話 春平のエゴ
「特殊諜報科……」
聞きなれない言葉を繰り返すと、春子は彼女らしからぬ真剣な顔で頷いた。
「簡単に言うと、スパイ」
隣で沖田があからさまに肩を落として額を押さえていた。
「この科の存在を知った以上、もう何があっても逃げられないわよ」
「春平くん、詳しいことは地下で話すから、とりあえず僕と春子ちゃんについて来て」
言われた通り2人の後ろについて階段を降りていくと、徐々に空気が湿り気を帯びていくのを感じた。
腐った水の臭いがする。
春平が何度も鼻をすすっていたからか、春子は「くすっ」と小さく笑った。
「臭いが気になる?拷問用の水だから」
「……っそ」
平静を装うにも装えない。
拷問なんて、聞いたこともない。
「怖がらなくてもいいわよ。言ったでしょ?おいたをしない限りは何もされないから」
階段を3階分ほど降りただろうか。
ようやく沖田が扉を開けた。
開けた世界は、湿っぽい空気とは裏腹にわりと綺麗な場所だった。
病院のように部屋がいくつも並んでいて、わりと開放的と言える。窓があればの話だが。
「君はここでしばらく軟禁生活をすることになるわ」
春子がひとつの部屋の扉を開けた。
中も病室のようで、無機質な部屋にベッドと冷暖房器具、洗面所があるだけ。
「しばらくって、どれくらい」
「死ぬまで」
「………………」
はっきりとした春子の言葉は常に威圧感を孕んでいる。
しかしまるで抽象的すぎて理解に苦しむ。
すると困ったような表情の沖田が春子を見た。
「仕事戻っていいよ。僕が説明するから」
「あらそう」
じゃね、と春子はにこやかに手を振ってとっとと部屋を出ていってしまった。
春平はベッドの上に腰かけ、向かい合うように沖田が横のパイプ椅子に座る。
「これから君は何らかの形で死亡したことにする。その方法だと恐らく死亡ではなく行方不明なんかの形にされるから、それが確実に死亡と通知されるまでここで軟禁する。その後、死んだ正田春平の名前で諜報科として働いてもらう」
「――それが真実か」
低い声で問うと、沖田は静かに頷いた。
つまり、乙名雄輝は本当に彼の名前だったと言うこと。
乙名は、10年も前にその過程を終えたということ。
「俺に知られないようにとしていた秘密ってのはそのことか?」
「まぁ、そういうことになるかな」
なんだかしっくりしない言い方だ。
しかも矛盾点が残る。
「何で俺だけを必死にマークしてた?」
眉をひそめながら尋ねると、ほんの少しだけ沖田の表情が揺らいだ。
「――それは……乙名くんが自分のことを明かして助けを求めそうなのが君だったからってこと」
「……どういうことだ?」
「これに関しては僕の口から言うことでも別段君が知らなければならないことでもない。それに関しての重要性はこれっぽっちもないから」
と言うわりには触れられないように話を逸らした風である。
沖田は胸元の手帳を確認してから、再び冷静に口を開いた。
「妙安寺の関係性についても教えなきゃね」
ふぅ、と息をついて沖田は春平を見つめた。
「妙安寺は、それ自体が外部の諜報機関として設けられたものだ」
「!」
「ある意味では、乙名くんを囲い込むための施設と言ってもいい」
「囲い込む……」
「乙名くんはその仕事こそ特殊だけど、いずれにせよ問題児として本社からは疎まれてたから」
「それは――社の女の子にちょっかい出しまくったとか?」
「女の子だけならまだよかったんだけどねぇ。右京くんは乙名くんのおもちゃだったし、久遠さんにも手ぇ出すし」
「あはははは……」
そう言えば当初はそんな話もしていたなぁ、と思い出して苦笑してしまう。
「だから他の店舗に移したいんだけど諜報科の人間は原則二重尾行されなければいけないから、見張るのが難しくなる。ということで同じ諜報科の井上さんの所有するお寺を使って出来上がったのが妙安寺」
「井上さんも諜報科だったのか!」
「ん。そうしたら簡単に見張れるでしょう?それからちょうどいいから本社の問題児たちをそこにかき集めようってことになったの。便利な機関ってわけ」
「じゃあミミちゃんと万は問題児ってだけで諜報科とは無関係なのか」
ほっと春平が安堵すると、沖田は少しだけ渋い顔をした。
「無関係ではないけど、少なくとも2人は何も知らない」
「……利用したか」
沖田は参ったように笑うばかり。
つまりミミと万は本人たちも知らない間に諜報活動を巧みにやらせられていたことになる。
「名前を殺したりこっそりスパイやらせたり……おっかねぇ機関だな、特殊諜報科ってのは」
「この本社の裏の裏の機関だからね。言うなりゃ会社の最深部、すべてと言っても過言じゃない」
言って、沖田は立ち上がった。
「後で遺書を書いてもらうから。そうしたら、外部とは完全に絶たれた存在になる」
「俺の死の理由を知るのは」
「僕、社長、諜報科の人間だけ。当然ながらアロエのみんなも妙安寺の井上さんや乙名くんを除く2人も、春平は自殺したと知らされる。リアリティと確実性、諜報科の秘匿のために」
「――そっか」
もとから別れは許されないと言われていたから、これ以上は何も言えない。
「それじゃあ僕はこれで」
なんともあっさりと沖田は別れを告げて立ち上がった。
「なぁ。これから俺みたいな奴がいっぱい入ってくるのか?」
ある意味最深部の最深部とも言える質問だった。
沖田は振り返ることもせずに小さく呟いた。
「僕がさせない。特殊諜報科の新人は君が最後だよ」
「………………」
小さくも力強い言葉だった。
宣言ともとれる言葉は、より一層沖田という存在をぼやかして雲の上の存在に仕立て上げるようだった。
外部との情報を絶つために、ここには電灯と冷暖房機具以外の電子機器はない。
当然のように携帯電話も没収され、唯一許された娯楽はたまに訪れる諜報科の人間と話すか許された範囲の読書をすることだけ。
読書する習慣がまったくないわけではないのだが、やはり退屈極まりない。
春子に器具を要求するとわりとあっさり了承してくれ、それからは筋トレをする日々が続いていた。
そして。
そんな暇な春平のもとに、突然の客がやってきた。
何の前触れもない、唐突な再会だった。
シャワーで汗を流してから部屋へ戻ると、我が物顔でベッドの上に座り込み読みかけの本を読んでいる人物がいた。
春平が来たことに気づいているくせに眉ひとつ動かさずに本を読む。
真剣なその横顔は、はっきり言って気味が悪い。
春平は小さくため息をついて部屋の扉を閉めた。
「お前はあれか、人の部屋に勝手に入ってふんぞり返るタイプのやつだったのか」
まるっきり清住じゃねぇかよ、と春平が苦笑まじりに言うと、本が苛立たしげにバタンと音を立てて閉じられた。
「ま、色んな意味であいつは俺とそっくりだな」
その声は怒気を孕んでいる。
乱暴に本をテーブルの上に投げて、人物は立ち上がる。
見たこともないような怒りが、彼の、乙名の顔に滲み出ている。
もうほとんどすべての秘密を知った今、春平が臆する必要も、対立する必要もない。
へらっと笑って春平は両手を大袈裟に広げた。
「ここまで来るのがずいぶん長かったんだぜ?お前、ずいぶん深いところに潜伏してるようだったからさ」
「ここまで来る必要はまったくなかったはずだ」
「何の根拠があってそんなことが言えるんだ?」
「根拠?そんなことをわざわざ言わなきゃ理解できないような馬鹿野郎なのかよっ!」
乙名の怒号が部屋中に鳴り響く。
春平はそんな乙名をじっと真正面から見ていた。
「たぶん、馬鹿だよ」
「――っくそ!」
どん、と壁を殴り付ける乙名。
彼がそんな暴力的なことをするなんて想像もつかなかった。
それほど怒り心頭ということだろう。
乙名は感情むき出しの自分を戒めるように胸のロザリオを握りしめていた。
「何の企みでここに来たんだ。ここはお前が思ってるほど甘い世界じゃないぞ」
「そりゃ平気で人を殺すようなところだからな」
「そんな簡単な話かよっ!お前……今どんな気持ちで妙安寺の2人やアロエ、特衛科の奴らがお前を捜索してるか知ってんのかよ」
その言葉は、何よりも春平の胸に鋭利な棘となって突き刺さる。
春平の目にほんの少しの翳りがうまれた。
わかっている。
痛いほどにわかっている。
それを覚悟で、ここまできたんだ。
みんなが真っ青になって自分を探す姿は鮮明に思い浮かぶ。
美浜やミミは泣いているかもしれない。
久遠に至っては社長に刃物を突き立ててでも捜索を依頼しているかも。
たくさんのみんなを傷つけて、それでも春平はここにいた。
「わかってる」
低く呟いた思いは、しっかりと乙名に届いたようだ。
乙名は気まずそうに顔を歪めて逸らした。
「目的は」
端的に乙名は問う。
だから春平も、端的に答えた。
「お前に会うこと」
瞬間、乙名の顔から色が消えた。
真っ青な顔で、乙名はわなわなと口を震わせる。
こんな反応をされることくらいわかってた。
「……まさか……たったそれだけの理由で死んだのか?」
春平はゆっくりと目を閉じて頷いた。
同時にへなへなと乙名が力なく座り込んだ。
もう怒鳴る気力もないようだ。
「もう少し考えることはできなかったのか…?」
「考えたさ」
「よく考えた奴の出す結論じゃないっ!お前……俺に会うためだけにどんだけのもん失ったかわかってんのか?」
「わかってるさ」
「お前……」
「わかった上でここにいる。考えて出した結論だ」
「春平」
「こうしなければ、俺は死ぬんだよ。俺というやつは、簡単に死ぬんだよ」
しっかりと、明瞭な響きを持った声だった。
地に足をついて、まっすぐ前を見据えて。
会いたかった人物に向かって、まっすぐ。
思いを伝える。
「俺はいっつもお前に助けられてばっかりだった。正直、お前がいれば安心してたし、それに甘えていたのも事実だ」
「助けた覚えはない」
「でも俺は助けられてたんだよ。そして、どこかで頼ってた」
乙名は完全無欠の人間のような気はしてた。
これは認めざるを得ない。
「でもお前は、俺が思った以上に人間だった」
「………………」
あのとき。
乙名が涙を流したとき、春平はどこかでギクリとしていた。
これが何という感情なのかはわからないが、罪悪感よりも、恐怖が色濃かった。
乙名に自分と似た臭いを感じてしまった。
誰かに支えられないと立てない人間――そう思った。
今まで踏ん張って1人で立ってた乙名が、初めて自分に助けを求めたように感じたのだ。
彼がどれだけのものを抱えていたのか、どれだけのものを圧し殺していたのか、どれだけのものを自分に要求しているのか。
それが恐怖の津波となって春平に襲いかかった。
「だから今度は俺がお前を助けたい――そんなのは詭弁だ」
春平が一番したかったこと。
乙名に求めたこと。
「妙安寺に行って、ちゃんと挨拶してもらう」
乙名の目がこれ以上ないほどに見開かれた。
彼はあの夜、もう妙安寺に戻ることも挨拶することもないと言っていた。
したくてもできない、と。
泣いていた。
あれは自分の力のなさを思いしって泣く人の顔だ。
自分ではどうしようもできないから、子供のように泣くのだ。
――違う。
違う。
人に頼るだけで変わる世界があることを乙名は知らない。
だから、
今までいっぱいいっぱいになって頑張っていた乙名を助けたくなった。
助けてくれる人もいると教えたかった。
乙名はもっと、人に頼っていいのだ。
完全無欠の人間をこれ以上演じなくていいように、乙名が乙名らしく生きていけるように
「お前には、みんなに挨拶してもらう」
――俺が、乙名の願いを叶えてみせる。
すべては春平のエゴだ。
だけど、そうしなければと心から思った。
自分のために。
死ぬことを選ぶか、死なずに諦めるか。
死なずに諦めたら、きっと自分の心が死んでしまう。
やりたいと思ったことはやる。
春平のエゴだ。
それでもいい。
「惚れるだろ?」
ちゃかして笑うが、乙名はまったく笑わなかった。
落ち着いた怒りがふつふつと再発し始めている。
「これは俺の問題だから、何も言わせねぇからな。ここまで来たから、もう変に目をつけられて依頼を操作されるようなこともない。さっっっぱりしてる」
うん、と春平が満足げに言うと、乙名は立ち上がり悔しそうに顔を逸らした。
「それは違うよ」
忌々しげに放たれたその言葉に、ほとんど強制的に耳を傾けさせられた。
「ここに来たから、今までよりも見張られる。まだ聞いてないか?」
「何を?」
「ここの仕事は、情報を手に入れるのと同じくらい、仲間を見張ることに力を入れている。この存在も情報もすべて外部に知られてはいけないことだ。だから、諜報科の人間は常にお互いを監視している」
「常に?」
「ここだって監視カメラあるんだからへたなことしない方がいいぜ?この部屋に遊びにくる奴らも、息抜きを口実にお前を見張りに来てるだけだから」
怒りを無理矢理圧し殺したのか、乙名はいつものようにへらへらと人をバカにする笑顔を作っていた。
「佳乃ちゃんの一件があっただろ?あのとき春子があの組織にいたのは偶然じゃない。俺を監視するためにひっそり潜り込んでたんだよ。俺も知らなかった」
「……ふーん……」
「俺らの仕事は『絶対不介入』。監視対象と接触することもなければ、監視対象が受けている依頼に介入することは決して許されない。身を隠して行動しなければならない。尾行ってそういうもんだろ」
「でも春子は組織に入ってただろ」
「あー、あいつはもうダメ。お前にも接触して、しかも特衛科のことまで持ち出してきただろ?あいつは完全に目的を忘れて俺と春平に接触して戸惑わせるのを楽しんでたんだよ」
「そんな適当でいいのかよ」
「よくないさ。けどまぁ、俺や春子は能力を買われて諜報科以外でも使われてるから、危険がないと判断した上でのいたずらや接触は多少許される」
「だから右京にちょっかいかけたりするのか」
「あれはフロントとしての俺だからいーの」
よくはないだろう。
「春子はやりすぎだからきついお仕置きが待ってたけどね。それも、いっそ死にたくなるような」
「――お前は?」
なぜか、言葉が口から飛び出した。
慌てて口をつぐんでももう遅い。
あの夜、乙名が別れを告げた夜に、彼はどうやらお忍びでやってきているようだったのだ。
誰にも別れを告げてはならない。会ってはいけない。
それを破った乙名は、無事ばれることなく済んだのだろうか。
乙名は一度驚いたように目を見開いてから、この空気に似つかわしくなく爽やかに笑った。
「一歩間違えれば死ぬとこだったよ。死にかけた」
なのに乙名はあははと愉快そうに笑っている。
そして春平に近づき、肩をぽんと叩いて妖艶に微笑んだ。
邪気をまとった表情、手のひらから伝わる怒りに春平の全身の毛が逆立った。
「ま、そういうことだから。何も言わせないってんなら俺も言わない。関係ない。これからはお互い見張り会う関係ってことで。春平はまだまだマークされてるからなぁ」
けらけら笑いながら乙名が自分を通り越して部屋を出ていった。
相変わらずの乙名。
だけどそれは、感情をすべて圧し殺したものだ。
もうそんなことには慣れているのだろう。
会わせてやるとは言ったものの、自分がここから出るにはあと何日、何ヵ月、いや、何年かかるのだろう。
ふと、寺門が静かに自分を心配する様子が脳裏に浮かんだ。
「――っ」
ぐっと拳を握りしめてその幻影を打ち消す。
「わかってる、わかってるっての」
自分のわがままが一体どれほどの人間を傷つけているのか
「わかってる……」
わかってるけど、もう後には引けない。
引きたくない。
「――くそっ!くそっっ!!」
諜報科の資料室に戻るやいなや、乙名は扉を勢いよく閉めて、乱暴に壁を殴り付けた。
「――っ!」
ぎりっ、と歯を食い縛りながら椅子を蹴る。けたたましい音を鳴らしてひっくり返った椅子を再び蹴り上げる。
「なんなんだよっ!ふざけんなよ!!」
拳で机を叩きつけて、怒りを爆発させる乙名。
人前ではあまり心の底を見られないようにへらへらと振る舞っていた彼の本当の感情だ。
「どうしてっ――」
自分に挨拶をさせるためだけに命を投げ出せるのか。
そこまで思われていることは嬉しい。でも
――やっぱりあのとき春平に会うべきじゃなかった。
乙名が外部機関として設立された妙安寺に行ったのは4年前だ。
ただ諜報科として、フロントナンバー2として、春平のことは熟知している。
心のどこかで、あのとき春平に会えば彼は何らかの形で動き出すとわかっていた。
わかっていながら会った。
いや、そもそも自分は春平に何かを求めていたのかもしれない。
そう思うと悔しくて悔しくて仕方がない。
情けない。
――俺が春平を誘導したようなもんだ。
憎らしい。
春平に無意識のうちに助けを求めてしまった自分が憎らしい。
――こんな形で、俺と関わらせるつもりなんてなかった。
自分のことを知ってほしいと思いながら、
何もかわることなく今まで通りいたいと思っていた。
正反対のことを春平に望んだ結果こんな事態になってしまった。
情けなさから涙がにじむ。
しかしここで泣くわけにはいかない。
ぐっとこらえていると、案の定人がやってきた。
「……これで満足じゃないの?」
意地悪な物言いに、机に拳を預けたまま顔だけ振り返る。
入り口の戸を背中越しに閉めて、沖田が何とも腑に落ちない顔で立っていた。
「違うから、こうしている」
「だよね……」
珍しく乙名が感情むき出しなのを覚って、沖田は申し訳なさそうに声を落とした。
「でもわかったでしょ。どう仮面をかぶっても感情を圧し殺しても、君は」
「怒らせたくなかったら何も言うなよ」
「………………」
素直に沖田は黙った。
これが一番堪えるのだとわかっている沖田らしい大人の対応だ。
沖田の思惑通り、乙名は自分の子供っぽさに羞恥心を覚えていた。
「――仕事、きてるんだよ」
「諜報科のか?」
「うん。大したことじゃないけど」
「見せて」
資料を受け取って、乙名は小さく息をついた。
他の会社の潜入スパイから裏で情報受け取りをしろという、よくあるものだ。
「ここのことなら色んな女の子から話聞いてるから、大丈夫。簡単に情報受け取りできるさ」
「詳しいことはそれをみて。僕は少し見回りして情報をもらってからまたここに来るよ」
「忙しいな」
「お互いね」
それだけ言って、沖田は部屋を出ていった。
区切りが悪いっっっっ!!
しかもタイトルめちゃくちゃそのまんまっ!!!
今回までが種明かしです。
次回、いよいよ動き出す。
怖いよー怖いよー動かしたくないよー←