プロローグ こども
初投稿です。
乱文で読みにくいかもしれませんが、よろしくお願いします。
俺の名前は正田春平。歳は5才!
父ちゃんと母ちゃんはいない。
一緒に住んでるのは寺門のおじさん。今年で48歳だ。
近所のおばさん達の話によると、俺の父ちゃん母ちゃんは天国に行っちゃったから、寺門のおじさんが俺と住んでるらしい。
皆俺のこと偉いとか、寂しくないかとか、可哀想とか言ってくるけど、俺は別に偉くなんかないぞ!
おじさんと一緒なのに、なんで寂しいんだよ。
俺はいっつも元気だぞ!
いつも寺門のおじさんと一緒に色んな家に行って、草刈りしたり、犬の散歩したり、障子をはりかえたり、雪かきしたり、楽しいんだぞ!
寺門のおじさんだけじゃなくて、高瀬の兄ちゃんとか美浜の姉ちゃんとか、河越のおじさんだっていっつも家に遊びにくるんだぞ!
高瀬の兄ちゃんはそりゃあかっこいいんだぞ!
美浜の姉ちゃんはそりゃあきれいなんだぞ!
河越のおじさんはそりゃあ力持ちなんだぞ!
そりゃあ毎日遊んでやってんだぞ!
それなのに、可哀想とか言うな!
俺のこと何も知らないくせに勝手に決めつけんな!
変な噂なんか流すな!
変な目で俺のこと見るな!
もし寺門のおじさんに何か言ったら、俺が許さねえぞ!
それと、寺門のおじさんが大切に育ててるアロエは絶対にやらねえぞ。
あれは俺が一緒に育てたんだから、俺が貰うんだからな!
俺が怒鳴った腹いせにここの事話すなよ!
絶対にアロエのことチクんなよ!