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ノゾキアナの恐怖シリーズ

ノゾキアナ 捕

作者: リィズ・ブランディシュカ
掲載日:2023/01/20



 俺はアパートの壁を、小さなフォークで掘っていた。


 それはノゾキアナをつくるためだ。


 つい先日、隣の部屋にものすごい美女が引っ越してきた。


 俺は彼女に一目で惚れてしまったようだ。


 彼女のことを考えると、夜も眠れなくなる。


 だから、もっと知りたいと思った。


 常識的な行動ではないと、頭の中でわかっていたとしても、とめられない。


 俺は、一か月ほどかけて、コツコツとノゾキアナを作り上げた。


 最後の一掘りを終えて、息をつく。


 これでやっと美女の姿を好きな時に見ることができる。


 そう思ってのぞきこんだら、視線の先には、美女とまったく知らない男がいた。


「この部屋のどこかに盗撮のカメラがしかけられているみたいで怖いんです! ストーカーから日常のことに関するメールがたくさん来てて」

「分かりました。とりあえず調べてみますね」


 小さな機械を手にした男がふむふむと相槌をうつ。


 そして、その男が、部屋の中を探っていくのを見て、俺は慌てて穴をもとに戻そうとした。


 だが無駄だった。


 壁を探っていた視線がノゾキアナの向こうから注がれる。


 違うんだ俺じゃない! 濡れ衣なんだ!







「ねぇ聞いた? 盗撮するような人がこのアパートにいたみたいよ」


「ええ、あのきれいな女の人の隣に住んでる人が? 怖いわねぇ」


「大丈夫よ、きちんと警察に捕まったみたいだから」



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