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いい加減、私を選びなさい!  作者: ラブコメに憧れた作者 愛楽(あいらく)
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3人で登校

陸人はまだ好きと言う感情を知りません。

いずれは自覚してくれることでしょう!

陸人は目を覚ます。

何故だか分からないが、外から気配を感じたのだ。部屋のカーテンを開け、外を見る。

海と空がいる。2人とも偶然なのか、陸人の覗いている窓を見ていた。そんな2人は陸人に気づいたのか手招きしていた。おいで、と言うように。

あ、急がないと。陸人はそう思い、準備を急ぐ。

家を出る時、母親に声をかけられる。


「陸人?ご飯は!?」


「ごめん!今日はいらない!いってきます!」


「もう。いってらっしゃい」


そして、玄関を出ると空と海が待っていた。もちろん陸人は2人が待っているから急いだのだ。


「おはよう!ごめん、待たせたな。」


「おはよう。りっくんは相変わらず朝は弱いね?」


「おはよう!ううん、大丈夫だよ?そんなに待ってないから。」


2人とも気にしていないようだった。しかし、時間を合わせていないとは言え、2人を待たせたことは陸人にとって申し訳ないと思っていた。そういう意味では、一番気にしているのは陸人だろう。


「本当にごめん。その、何時ごろ集まる?時間を合わせようと思うんだけど」


「そうだね?私が少し遠いから…。うん、この時間だとちょうどいいかな?」


「あら、それなら少し早めに行こうね?りっくん」


「それ、私を置いていこうってしてるよね!?」


「してないわよ?私とりっくんは一緒に行くだけで、あなたは1人で行くだけだから」


「それを置いていってるって言うんだよ!?もう!」


海はヒートアップしているようだった。それを空がさせているのだが、流石に置いてきぼりにするのはダメだろう。そう考えた陸人は海の味方をする。


「海?置いてきぼりはしないぞ。この時間でいいんだよな?」


「陸人くん…。うん、そうだね」


「なら、この時間に3人で登校する。それでいいじゃないか。な?空」


「りっくんが、そう言うなら…。」


空は陸人の言うことには素直に聞くようだ。小さい頃からの付き合いだからだろうか。


「でも、この女。りっくんにこんなこと言わせるなんて…」


ボソッとした空の独り言は陸人には聞こえだが、反対にいる嬉しそうな空には聞こえていないようだ。空は相変わらず、独り言だと口が悪いな。そんな事を陸人は考えていた。



陸人たち3人が教室に入ると海が言う。


「それじゃ、陸人くん。今日の委員決めはよろしくね!」


「あぁ、そうだったな。立候補がいなかったら、だぞ?」


「もちろん、分かってるって!」


嬉しそうに言いながら海は席に向かっていった。

陸人が席についた所で空が話しかけてくる。


「りっくん。本当にクラス委員になるの?」


「ん?立候補がいなかったらだぞ?多分だがやることになるだろうな」


「なら、私が立候補してもいいの?」


「うーん。それはどうだろうな?男女で1人ずつだし」


「それは分かってるの!その、女の子の立候補を私がして、男の子はりっくんならいいなって」


「そういう事か。まあ、それでもいいんだけど。クラス委員は大変だぞ?普段の授業では号令しなくちゃいけないし、放課後も時々使われるし。いいことはないぞ?」


「でも、去年はあの女としたんだよね?」


「あの女って…。まあ、海とはクラスも一緒だったし、クラス委員になったのは偶然だったけど。…ん?あれ?なんで海は部活しているのにクラス委員をやってたんだ?」


「りっくん?部活してたら都合悪いの?」


「あぁ。それはだな。さっきも言ったけど放課後も時間が取られることがあるからだ」


クラス委員は仕事が多いので、担任が部活をしている生徒にならないようにしていた。仕事の量で放課後も時々だが居残りをすることがあったのだ。そのため、部活をしていない生徒の中でじゃんけんをして陸人は去年のクラス委員になっていた。

だが、海はバレー部に所属している。部活をしているはずなのにクラス委員になっていた。なにかおかしい。陸人はそう考えたが、なぜ海がクラス委員になったのかまでは分からなかった。そんな考えを遮るように空が言う。


「それなら、私の方が都合いいよね?部活しないんだもん」


「それならそうかもしれないけど、空の方が去年もしてるからノウハウはあるんだよな」


「もう!りっくんはどっちとしたいの!?」


「どっちというより、まずはやりたくはないよな」


「ぇ?私とでも…?」


信じられない。そんな顔で空が言う。


「いや、空とやりたくないわけじゃないんだが、仕事量も多いし、時間も無くなるしで出来ればやりたくはない、という事だ」


「でも、あの女の言うことは聞いてた…!」


「立候補がいなかったらってな?言っただろ?」


「!それもそう!誰かが立候補してくれるなら、私とりっくんは別のことをやればいいんだわ!」


そう空は(ひらめ)いたように言っていた。

でもな、空。立候補するやつはいないんだ。陸人は心の中でそう思う。口に出すとまた空がなにかを言うだろうから。

そうしていると朝のホームルームが始まる。

さぁ、委員決めの時間だ。

さぁ、今年の委員決めでは海と空。どちらが陸人となるのでしょうか!?

実況はこの愛楽が努めさせていただきます!

え?話のネタがない…?では、実況を終わります!愛楽でした。

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