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いい加減、私を選びなさい!  作者: ラブコメに憧れた作者 愛楽(あいらく)
3/14

素直な少女たち。

思ったより展開早いかなーって。

でも、その分イチャイチャは長くなるし、いいよね?

放課後になると教室はガヤガヤと騒がしくなる。


「昔みたいに一緒に帰りましょう?」


そう、隣の朝日から声をかけられる。


「ちょっと待った!それ!私が言おうとしたの!!」


と、近くに来ていた真昼が待ったをかけてくる。


「いや、俺の都合を考えてくれよ…」


「りっくんに私より大事な都合なんてないでしょ?」


「え!?りっくんて…?もしかして夕凪くんのこと!?」


と、真昼が騒がしくなる。もっと別のところに目をむけてほしいものだが。朝日は口調こそは昔より大人っぽくはなっているが、陸人の名前をあだ名で呼ぶ。そして、私より大事な事はない。そう断言するように言う。

そんな言葉に陸人は照れながらも言葉を返す。


「りっくんって、呼ばれるのは久しぶり、だな」


「そう?でもそうね。…私の名前も昔みたいに呼んでよ?」


「…(そら)ちゃん?うん。これ、思ったより恥ずかしい」


「もう!今はちゃんづけしなくていいの!」


「分かった。(そら)。これでいいか?」


「うん!って事で帰ろう?」


名前を呼ばれた朝日は段々とクールな表情から明るい表情になり、大人びた口調は砕けた口調になっていた。ちなみにこの時に陸人の左腕に手をまわしていた。


「あの、私のことも忘れないでくれると嬉しいかなー、なんて…」


今まで黙っていた真昼が声を上げる。


「あら?あなたは?」


今気づきました、と言わんばかりの空がそう声を上げる。口調は元に戻っていた。


「私?私は真昼海(まひるうみ)。去年の陸人くんのクラスメイトで、今年もそうなんだよ。去年のクラス委員で一緒だったし、今年も一緒にするつもりなの。ね?陸人くん?」


「真昼?確かにそ…」


「名前!?」


陸人が名前を呼ばれた事を疑問に思いながら、そう約束している、と言葉を返そうとすると、真昼が、いや、(うみ)が食い気味にそう声を上げる。

陸人は疑問を口にする。


「え?なに?」


「名前で呼んでよ…」


少し寂しそうに海が言うので、陸人は諦めたように言う。


「分かったよ、(うみ)さん。これでいい?」


「その、さん付けは嫌かな?なんて…?」


「あの?そろそろいいかしら?」


と、2人の会話を遮るように空が声をかける。少し恥ずかしそうだ。そういえば、ずっと陸人に腕を回していた。そんな陸人は小学校の頃から慣れたもんだ、と言うように顔に出してはいなかったが、小学生にはなかった柔らかな膨らみがある事に気づいて、理性が溶かされ始めていた。

会話を遮られた海は睨みつけるように空を見る。こう表現すると、本当に上を見て青空を見ているようになるが、もちろん、この時は彼女、朝日空(あさひそら)を見ていた。

そして、(うみ)はゆっくりと陸人の右側に来るとこう言う。


「腕。出して!」


照れながら、決意を固めたように言う。


「ん?こうか?」


少し理性を溶かされていた陸人は、考えもなしに腕を海の前に出す。


「えい!思ったより恥ずかしい、ね…」


陸人の状態を表すなら両手に花。まさにそんな状態になっていた。

陸人の理性は急激になくなっていった。双方の自分の腕には柔らかい感触。近くには女の子の少し甘い、でも2人とも確かに違う、そんな匂い。もちろん嫌な訳がない。しかし、陸人は、


「ごめん!先に帰る!」


そう言って、陸人は2人の拘束から逃げるように走り出した。これ以上は耐えきれない。そう、少しだが陸人の男の子の部分が反応してしまったのだ。むしろ少しで済んだことを褒めたい。

そりゃ、男の子だもの。 あいらくを

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