追い打ちかけないでぇ~!
どうやら、ほかのプレイヤーには見えないみたいだけど、光の線みたいなものが壁も突き抜け一直線に伸びている。
今わたしはそれをたどり続けている。
これが最後の一個の場所を指し示してるみたいだけど……?
わたしがそれをたどっていってたどり着いたのは、
森林?!
そう、私の前には大きな森がある。
全然人いないし入りたくないけど……この線、続いてるんだよね。
この森の中に。
仕方ない、入るとしますか!
~数十分後~
「はぁ、はぁ……」
かれこれもう30分くらいこの線をたどり続けている。
ないわ。これないんじゃないの?
そう思っていた矢先、
ん?
あ。
あった。
あったことはあった。
ただ、私の二倍はあろうかという大きさのオークという種類のモンスターがいる。
しかも、石の前で張ってる。
邪悪な力とかいうのを封印させないためなのかな……?
え?ってことはあれと戦って石奪わなくちゃってことぉ~?!
無理無理無理。
あんな大きいのとまともに戦える気がしないよねぇ~……。
まぁ、戦うんだけど。
だって、あれと戦わなきゃ今までの探し物の苦労がゼロになっちゃうじゃん。
よし、いくよ!
3 2 1 go!
タッタッタッタ
わたしは正面からオークを倒しに行くもののオークは思い切り殴ってきた。
それをわたしが間一髪でよける。
あぶなぁ~い。
けど!よけるので精いっぱいだよ~。
攻撃できるような状況じゃない。
オークはわたしを殴ろうとすることに必死だ。
う~ん……どうにか勝つ方法はないかなぁ……?
そう考えたとき、私の中に一つ方法を思い出した。
それは…………
スキルを使う!すっかり忘れてたよね!
というわけで
「『未来視』発動!」
すると、オークの動きが本来の動きよりも先にどういう動きをするか見えてきた。
急にこの戦い、余裕になっちゃったよ!
わたしは攻撃を先読みし、オークの胸のあたりに初期ソードアクション(初期剣技)の
『スラッシュ』を放った。ただ、オークには深い傷がついただけで倒せない。
もちろんそれはわたしはわかっていた。
未来見えるから!
そしてもう一度オークに切り込んだ。するとオークは動かなくなり、消えた。つまり倒した!
ふぅ。やっとのことでわたしは『封印石』の三つ目を手にして教会に来た。
教会に入った瞬間、その『封印石』が光、黒い靄のようなものが封印石大量に吸い込まれた。
すると
「本当にやっていただけたのですね。なら、せめてものお礼としてこれを受け取ってください。」
という声がした。
なんだろう、何がもらえるのかな!?
そして私の前にこんな表示が出た。
<『光魔法』を入手しました>
あ。
たしかに光の魔法は上位の魔法と聞いたことがある。
でもさぁ
「追い打ちかけないでぇ~!」




