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いい作戦思いついた!

わたしの『未来視』には沙希ちゃんのポイを狙った遠距離からの射撃が来ることが見えた。

「あっ!」

わたしがそう呟き、沙希ちゃんの方を向くと、沙希ちゃんは一歩下がってその射撃をかわす。

森の中から

「かわしたっ!?」

そんな声と同時に

「まずいで!いったん走ろ!」

そう言って沙希ちゃんは前へと走り始める。とその時、茂みの中からレイが出てきて攻撃をしてくる。

「この先は川!行かせないよ!」

川?!なら水の補給ができる……。でもいったん引かないと!

「来て!」

そう言って沙希ちゃんと一緒にわたしは一度川から反対に少し逃げる。

するとレイたちは追わずに川の方へ行く。

「木の後ろへ!」

沙希ちゃんがそう言ったから、わたしも気の後ろへ隠れた。

そして安全になったところで沙希ちゃんが言う。

「やっぱりレイちゃんもミナホちゃんもうまいわ~。わたしたちが川へ向かわないと詰んでる状態になってる。」

「どういうこと?」

わたしが言うと、沙希ちゃんは木から少し頭を出し、レイたちがいないことを確認して話し出す。

「たぶんミナホちゃんたちは、川にずっといて、わたしたちを狙撃してくる。だからわたしたちはやられる前に責めないといけないんや。その上わたしたちには水に上限がある。圧倒的不利やね。」

なるほど!

つまりはわたしたちは攻めないといけないけど、責めたら攻めたで不利。

う~ん、もう、ホント不利!

……。!

とここでわたしはいい方法を思いつく。

「あのさ!わたしがミナホ達が見えないくらい川の右方面から、反対に森があると信じて川を渡って反対の森に入って、それで沙希ちゃんは正面から、わたしは後ろから攻める!」

「ええやん!」

なんか軽いけど……。ま、いっか!

と言うわけでわたしはすぐに森の中を右側へと走り始める。


~ミナホ達はと言うと……。(少しさかのぼる)~

私は沙希のポイに狙いを定めて打つ。

その瞬間、ユキが先の方を向き、「あっ!」そう小さく言う。

すると、沙希は一歩下がり私の射撃をかわした。

?!

「かわされたっ!?」

私が言うとユキたちは川の方向へ向かって走り始める。

え~!

これは予想外。ユキたちからして私は右斜め前から撃ったから、普通だったら後ろに走っていくでしょ!

って川を守んないと!

私が少し焦り気味でレイの方を見ると、レイは茂みから飛び出す。

「この先は川!行かせないよ!」

と、レイの声があたり一帯の森に響く。

うわ。川があること言っちゃったよ。しかも声大きいし。

私は少しがっかりしながらも川へ向かい、水をくむ。

そうしていると、レイも川へとくる。

「まさかこっちに走ってくるとは思わなかったよね~。追い払ったわ。」

と自慢げにレイ。

「川あるって言っちゃったけどね。」

「うっ……。」

とまあ、そんな会話をしながらも私は『サーモグラフ』で森を確認……。

ておっと。なんか一人動いてるなあ。あ、この感じはユキかな?ぐるっと回って挟み撃ちって感じかな?

それじゃあレイにも……。

「っ……。」

私の脳を「この先は川!」がよぎる。

……。レイに言うのはやめとこ。

そして時間は過ぎ5分が経過。

レイが

「来ないな~。」

なんてぼやいたその時だ。

沙希が目の前の茂みから現れた。

「沙希?!あれ?ユキは?」

と慌てるレイに

「後ろ!」

そう言って私は後ろを向く。

ユキはすでに構えてこちらを狙っている。

少し遅かった。


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