え?どうやって倒すの?
う~んと、えっと、そうだ!
『天使』発動!
これでスピードは5倍!これで全部かわす!
わたしの目と鼻の先には、もうすでに闇の塊が。
わたしはそれをギリッギリでかわして、他を剣で斬ったりかわしたりしてその攻撃を防ぐ。
レイとミナホは、沙希ちゃんが魔法を使ってボスの魔法を跳ね返して守ってもらってるみたい。
ってそっち見てると魔法にあたっちゃう!ちゃんと防がなきゃ!
2、3回あたったけど何とか防げた~。危なかった~!
敵の攻撃も終わったし、次はこっちの攻撃タイムだよ~!レイとわたしは20mは離れてる。わたしは『暗視』があるから見えるけど、レイからはこっちは見えてないんだろうなぁ。でも息は合うから大丈夫!レイとわたしは一斉に走り出し、ミナホは弓を構える。沙希ちゃんも敵の攻撃を待って移動し始めた。沙希ちゃんは跳ね返す魔法しか使えないらしいからね。それでもすっごく強いよね~!
ってあ!魔法を防いでるうちに剣を振り上げてたみたい。しかもミナホの方に剣を振り下ろそうとしてる!どうしよう!?
「ミナホ、危ない!」
わたしが叫ぶと、
「大丈夫、わたしがサポートに入る!」
沙希ちゃんが走ってミナホの前に入る。そして振り下ろされた剣を魔法で跳ね返そうとするが、跳ね返すことはできなく硬直状態になってしまっている。
でも、今、チャンスかも!ボスは剣が使えないからね!
わたしもレイもジャンプしてボスの鉄の鎧のくるぶしのあたりに斬りかかった。
カキンッ
って固!まぁそりゃそっか。鉄だもんね。
でもそしたらどうやって倒したらいいんだろう?レイも苦戦してるっぽいし……。
とわたしとレイがどうしようかと迷っていると、ミナホが大声でこう言う。
「ボスの胸のあたり!あの辺に私のスキルの『サーモグラフ』で見ると、その辺に熱が集まってる!」
そっか!『サーモグラフ』は熱によって色が違って見える。つまりここの暗さなんて関係ないんだ~!
そう思いながらわたしはボスの胸のあたりを見る。すると赤いしるしのようなものが付いている。それを確認したわたしはミナホに
「そこが弱点っぽい!狙える?」
と言う。
「言われなくてもそのつもりだよ!」
そう言ってミナホはそこに向かって弓矢を打った。
けれど、その部分にはバリアがるみたい。矢がはじかれちゃった!
はじかれて落ちてきた矢を見てレイが言う。
「あ~、はじかれたっぽい。それじゃあリーダー、ユキ!せっかく飛べるんだからユキがやっちゃってよ!」
それを聞いたミナホが
「お!それでいいじゃん!はじかれたのもユキなら何とかできるんじゃない?それなら沙希ちゃん、わたしが合図したら思いっきりそのボスの剣、はじき返せる?」
と沙希ちゃんに言う。
沙希ちゃんは自信がみなぎった声で
「もちろんやで!」
と言った。
……え?なんかみんな、最終的にわたしを超重要な役目にしちゃってるじゃん!
う~ん、まぁ仕方ないよね!
よ~し!決着、わたしがつけちゃうよ!!
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