神の鍛治氏の実力!
「これと、これ!この二つで剣を作ってほしいんですが……。」
わたしたちは鍛冶屋に入り、暗黒石と魔攻結晶を出して鍛冶屋のお兄さんに言う。
「お!仕事の依頼かい?もちろん作るよ!ちょうど今手が空いててな!素材は持ち込みなら金貨17枚でいいよ!」
お兄さんは張り切っていった。
それを聞き、わたしが「じゃ、お願いします!」と躊躇なく言おうとすると、そこでレイが口を開く。
「あ~、ユキ、ちょっと待って。お兄さん、この二つの鉱石を混ぜて剣を作るときに魔力を吸収し、パワーの値をMPで補えるような作りにできますか?」
わ!専門的な話!わたしにはわからないし、ここはレイにお願いしよう~。
お兄さんは流石鍛冶屋って感じ!今の話理解できてるみたい!
お兄さんは自信満々にこういう。
「もちろん、そんなこと余裕さ!俺は鍛治スキル最強の『神の鍛治氏』ってスキル持ってっからな!それに俺が作った剣が3位のギルドの人に使ってもらえるなんて……くぅ~、最強の剣に仕上げるさ!!」
なんかとにかくすごいのができそう!っていうわけで、改めて
「それじゃ、お願いします!」
「おう、2時間後に取りに来な!」
ということでお兄さんにお願いした。
~2時間後~
なんやかんやいろんなことをして、わたしたちは時間をつぶしてお兄さんのところに剣を取りに来た。
「おう!来たか!できたぜ!剣!」
お兄さんはそう言ってテーブルの上に置いてある剣を見せた。
え~!すごい!細くてすごく綺麗な剣!それに刃の色も黄色で輝いていていろいろな箇所に黒が混ざ
るように入っててかっこいい!わたしこういうの結構好きかも。
わたしは剣に触れようとする。
お金は注文したときに払ったからね!
すると
「ちょっと待った!」
お兄さんはわたしの手を止める。
?
わたしが首をかしげると、お兄さんはちょっとしょんぼりとしながら
「あのだな……!実はその、あれだ!パワーを補えるようにしすぎてだな、MPの消費が激しくなっちまってよ、触るとMPが全部吸われちまうんだ……。すまねぇ!」
と言う。
あ~、やっちゃったんだぁ~。
でもでも!
「大丈夫ですよ!」
わたしはそう言って剣を持って見せる。
「!!」
お兄さんはなんかもう、目が飛び出そう。
レイたちは何故かどや顔。
「お前さん、やっぱ3位だけあるなぁ~!すげーよ!俺のMPを一瞬で吸い尽くしたそういつを使えるなんて!」
まぁ、MP無限だからね!
ということで無事にわたしの剣ができましたとさ。
わたしたちが鍛冶屋を出ると、ミナホが走って前に出てこう言う。
「せっかく新しい剣も手に入ったことだし、-5層(最下層)、攻略しちゃわない?!そうすればクエストもクリアできるしね!」
確かに!それにクエストもクリアできるなら一石二鳥!
もちろん、わたしとレイと沙希ちゃんは迷いなくこう答える。
「よし!いこっか!」




