あれ?わたしすっごい?
う~ん、だいたい30分くらい雑談したかな?
わたしたちはあの後カフェでたくさんの話をして、結局わたしの剣が壊れたことを知ったレイたちが「せっかく魔攻結晶があるんだから、これで剣作っちゃおうよ!」ってことで、剣を作ってもらうことができる鍛冶屋ってところに行くことにしたんだ!
ってあ、そうだ!
「そういえばこの石みたいなもの。-4層のボスを倒した後、落ちてたんだけど何に使えるの?……えっと、名前は暗黒石っていうっぽいけど……?」
わたしはアイテムストレージから、-4層のボスを倒した後に落ちていた黒い石を出して言う。
すると沙希ちゃんは首をかしげる。
「う~ん。なんやろなぁ~。」
でもミナホとレイは目を丸くしてる。なんだろ?
「そ、それ!それが暗黒石っていうの?!それって-4層のボスを倒してさらに魔攻結晶よりもすっごい低確率で出るっていうあれだよね?!あ!でもそれ魔攻結晶と組み合わせて武器を創れば……たぶんそれすっごい剣ができるよ!」
レイがびっくりしてそう言った。
え!え!?これそんなすごいものなの?一回で結構ぱっと出ちゃった感じだったから、あんまりそんな珍しい感じしなかったけど……。
レイがびっくりしているのを見てわたしもびっくりしていると、
ミナホがちょっと冷静にこう言う。
「っていうか、さっきカフェでボス倒したって話は聞いたけど、剣壊れたのにどうやってボス倒したの?それとも、倒した後に壊れたとか?」
あ~、そっか!そういえばあの話、してなかったっけ。
「そうそう、それ!そのことなんだけど、わたしがボスを斬ろうとしたときに剣が折れちゃって……。それで『天使』を使って飛んで攻撃が当たらないようにしてたら、『飛行魔法』っていうのがもらえて、う~んと、まぁ色々あって魔法が使えるようになったの!」
どやぁ~!
そしてちょっとどや顔をしてみたり!
……。
ん?あれ?
なんか二人とも、いや、三人とも目が飛び出そうだけど……。
「ど、どど、どういうこと?!」
沙希ちゃん、そんなに焦ってどうしたの……?ってレイも……
「な、なん……っていうか色々ってそこに何があったの~?!ねぇ!」
いやなんかレイ予想以上にびっくりしちゃった!
ゲームが上手なレイもそんなにびっくりするほどなの?
とミナホがびっくりしながらもわたしに説明してくれる。
「ユキ、なんかきょとんとしてるけどそれホントにあり得ないことだよ!だってそもそも魔法を使うには『魔法使い』の称号が必要で、それは最初の役職選択で魔法使いを選ばないと手に入らないスキルなのに、それをゲットするなんてありえないんだよ!」
あ!なるほど!つまり、普通じゃこのゲーム始めて魔法使いを選ばなかった時点で、魔法は絶対に使えないんだ!それでみんなびっくりしてるんだ。
あれ?でも
「わたしが持ってるアチーブメントは『大魔法使い』だよ?『魔法使い』と違うの?」
それを言うとミナホもレイもさらにびっくり!
「『大魔法使い』って『魔法使い』の最終進化の称号だよ!だから『大魔法使い』輪持ってないと使えない魔法も使えるようになるんだよ!そんなアチーブメントどうやって……?!」
そう話しているとやっと鍛冶屋に到着!
よ~し、すっごい剣作ってもらわないと!
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