ど、どうしよう……?
っ……!
この人、強すぎる!
余裕の表情で、軽く打ち込んでるつもりだろうけど全然違う!
わたしからしたら、あっちが軽く打っててもこっちは全力。防御だけで精一杯。
『無限乱舞』を発動しても一撃目で止められる。それにさっきからまるで『未来視』が役に立たない。『未来視』で見える未来と現実が全然違う!
と、シアさんが
「ボク、『鑑定眼』っていうスキルで君のスキルを見ることができるんだけど、君も未来視を持っているんだね。」
そう言いながらも恐ろしい勢いで攻撃が来る。
「……は、い。」
こう答えるのが精一杯。
「ふふ、ボクとの戦闘でそのスキルを使用するのはオススメできないな。そもそも『未来視』っていうスキルは、人間の領域をはるかに超えたAIが高速演算によって予想される敵の動きを表示しているんだ。つまり、その演算を上回る動きをすればいいだけだからね。簡単な話だよ。」
そういうとシアさんは猛攻を一度やめる。
話は難しくてわからなかったけど、要は『未来視』なんて意味がないと。そういうことみたい。
とりあえず、逆にややこしくなっちゃうから『未来視』を解除してっと!
「おっと」
シアさんがそう言ってから続ける
「ボクだけが君の能力をしるのはフェアじゃないよね。というわけで、一部ではあるけどボクの能力も教えてあげるとしよう。ボクの能力はいろいろあるけど、君が一番知らなくてはいけないのは『地神』かな。まあ簡単。ボクが地面に足をつけている間、ボクにダメージは入らない。どう?どうやって攻略するんだい?」
はいー!?
攻略も何も防戦一方の今、さらにシアさんを投げ飛ばすみたいなこと?!
いや無理―。
どうしよう……?
って考えてる暇ない!
シアさんがもう目の前に!
今回は構えてるからね!その一撃をわたしの剣で受け止める。
ガンッ
そんな音とともにわたしの体が後ろに飛ばされたのがわかる。
いったぁ、取り合ず木に当たって止まった。
さっきからシアさんと戦ってるとどんどんHPが減っていく。
あとシアさんが使ってる剣って、片方しか刃がついてない。でも真っすぐだから刀と剣の間みたいな感じ?いやそれはどっちでもいいや。
それよりどうやって『地神』を攻略しようかな?
う~ん……地面ごとえぐるとか……?
でも考えてても仕方ない。
使って勝てるかわからないけど、
「『天使』発動!」




