ギルド、組もう!
~月曜日~
「おはよう~。」
穂波が機嫌のよさそうな挨拶をしてきた。
「おはよう~。」
「どうしたの?元気ないけど?」
「昨日、Neo-play-online、一人でやってたんだけど……また魔法ゲットしちゃってさ、やっぱり選ぶ役職間違えた気がするよぉ~。」
「そっかぁ……ていうか昨日私もやっててさ、服買ったんだ~!あと、遠くが見えるスキルゲットした!」
「いいなぁ。」
「やっほー!」
玲奈も会話にはいてきた。
「聞いて!ギルドイベントが一週間後に開催だって!だからさ、あたしたちでギルド組まない?」
「え?いいかもね!」
わたしだってギルドくらいは知ってるからね!
そして私が口を開こうとしたとき
キーンコーンカーンコーン
チャイムだ。わたしたちはすぐに自席に着いた。
~その日の放課後~
「ただいまー。」
わたしは帰るや否やNeo-play-onlineを始めた。
今日は一層のカフェに三人で集合だ。
ログインするとそこは昨日ログアウトした二層の噴水広場だった。
とりあえず、わたしは一層に移動してNeo-play-onlineの銅像があるところの近くのカフェに入った。
入って店内を見回すと、すでに窓際の席にミナホとレイの姿があった。
「やっほー!」
わたしはレイの隣に座った。
「ねぇ、やっぱりさ、ギルド、組もうよ!」
レイが興奮気味で目をキラキラさせながらそう言った。
わたしはミナホと顔を見合わせた。
そして
「いいよ!」
二人でそろってそういった。
「でも、プラットホームどうする?」
とミナホが言うとレイが
「昨日、実は買ったんだよね!」
と即答した。
ちなみに、プラットホームっていうのはギルドのおうちみたいなものってレイがいっていた。それが少し安く売られてて衝動買いしたとか……。
そして、わたしとミナホはそレイが買ったプラットホームに移動中だ。
ダッ
先頭を歩くレイが止まった。
「ここよ!」
レイ
はそう言って指をさす。
その指の先を見ると……すごく大きな家が!
早速入ってみると……二階建て!
しかも二階はロフトみたい!でもロフトといっても皆さんが想像するのよりよっぽど大きい!
あ、でも
「レイ、お金かかったよね。これ売ってよ。」
わたしはアイテムストレージから昨日倒したゴブリンの角を出してレイに差し出した。
「これはどこで?」
「あ~。クエスト中に森で倒したの!」
と私が言うと二人は目を丸くしてこういった。
「その角はキングゴブリンって言って、出会ったらまず逃げないといけないといわれるほどの強敵なのに!」
攻撃力に結構振ってたのが良かったのかな?
わたしたちがはしゃいでいるとレイがこういいだした。
「とりあえずそれはユキが持ってなよ。でも本題はここから! イベントに出るってことはユキが強くなってるようにあたしとミナホも強くないと!っていうわけで、Neo-play-online略してNEO!そのNEOのマイナス階層に挑みたいと思うんだけど!」




