喋ると何故か負ける玄人 ~黙っているときは常勝不敗伝説!?~
俺の名は肘川武大。
通称は『肘シャツ』
黙っているときは最強なんて言われている。
まあ……ここいらではちょっと知られた麻雀打ちだ。
あの夜も月が奇麗だった。
きゅーっ、タバコを一気に吸い上げる。
タバコの肢体が一気に蛇の抜け殻のようになる。
絶好調だった。
不思議とスイスイと牌が来る。
とても不思議だ。
黙っているときの俺はやはり無敵だ。
何とドラも乗ったか。
流石は俺。
流れは来ている。
……時来たれり。
「はい! ツモ~♪ お前らトビね!」
俺は手牌を奴らに見せる。
快感の一瞬だ。
奴等の顔色が一斉に青ざめる。
「元禄~キャタピラ~拾い~ドラ爆弾二丁 親のダブル役満ね~♪」
イェ━━━━(゜∀゜)━━━━イ!!
「ざけんな! てめぇ!!ww」
Σ( ̄□ ̄|||) ぇ? なんで? 暴力はダメよ!?
俺はボコられゴミ捨て場に捨てられた。
腫れた口にシケモクを突っ込む。
「しゃべると俺勝てねぇんだよな……」
「……なんでだろ?」
朝日がまぶしかった。
分からない用語があれば、是非〇ーチューブで検索してみてください (;'∀')ww
……関係各位すみませんでした (土下座)