そこにある不浄の愛
夜になればまた貴女を想う
夜に考えごとはしない方がいい
たちまち貴女の魅力に
めくるめくかのように
引き込まれてしまうから
そうして一人の男は
なすすべもなく涙を流す
罪深いのは貴女の方だ
気付いてないのでしょうね
貴女の魔力の恐ろしさを
一人の男は燃やされても
貴女なら許せると言った
燃えるのは愛の業火
とても罪深い貴女
まるで悪魔だ
人魚だ
夢の悪霊だ
貴女となら地獄を見ても
それが天国のような
錯覚を起こすのだろう
いつか覚えておいて欲しい
その男よりも私の方が
貴女に近い存在だということをね