登場人物紹介(第1章)
本作に登場する人物を簡単ですがまとめてみました。
話が進んで登場人物が増えた場合は、その都度更新していく予定です。
あくまでここに書かれているのは本作品においての説明なので、史実とは若干異なることがありますがその辺は悪しからず。
【魏】
司馬懿:本章の主人公。字は仲達。魏随一の切れ者で、内政も部隊指揮もお手の物。晋王朝の礎を作る。
張春華:司馬懿の妻。
司馬孚:司馬懿の弟。字は叔達。
司馬師:司馬懿の第一子。生母は張春華。字は子元。
司馬昭:司馬懿の第二子。司馬師の同母弟。字は子上。
司馬亮:司馬懿の第三子。司馬師・司馬昭の異母弟。字は子翼。
曹操:字は孟徳。中原と華北において覇を唱えた稀代の英雄。魏王朝の礎を作る。
曹丕:曹操の子。字は子桓。父の死後に魏王朝を建国、その初代皇帝となる。
曹叡:曹丕の子。字は元仲。魏王朝二代皇帝。
曹芳:魏王朝三代皇帝。字は蘭卿。幼年で即位。
夏侯惇:字は元譲。曹操軍随一の猛将。隻眼。
夏侯覇:夏侯惇の甥。字は仲権。
夏侯玄:字は泰初。魏の重臣。
荀彧:字は文若。曹操軍の重臣で智謀に優れる。
王粛:字は子雍。魏の重臣で弓の腕に優れる。
王元姫:王粛の娘。司馬昭の妻。見目麗しく、武勇に優れ、また頭脳も明晰。
張郃:字は儁乂。魏の重臣。元は袁紹の配下だったが官渡の戦い以後、曹操に仕える。
文欽:字は仲若。魏の重臣。武勇に優れるが短慮。性格もあまり良いとは言えず、人望も薄い。
郭淮:字は伯済。魏の重臣。常に冷静沈着、司馬懿からも信頼厚い智将。
満寵:字は伯寧。魏の重臣。智勇に優れた将で、合肥の守りを任されている。
曹爽:魏の名将・曹真の子。字は昭伯。容姿は醜く、戦も政治も父には遠く及ばないが、帝の寵愛を受けている。
何晏:字は平叔。祖父は後漢末期の大将軍・何進。曹爽の取り巻きのうちの一人で頭が切れる。
李勝:字は公昭。曹爽の取り巻きのうちの一人。
張虎:名将・張遼の子。
楽綝:名将・楽進の子。
王凌:字は彦雲。魏の重臣。
王広:王凌の子。
【呉】
孫権:字は仲謀。呉王朝の初代皇帝。酒癖が悪い。
孫泰:孫権の甥。
黄蓋:字は公覆。孫堅・孫策・孫権の三代に仕えた老将。
陸遜:字は伯言。呉軍が誇る智将。
朱然:字は義封。弓の腕前は呉軍随一。
徐盛:字は文嚮。陸遜ほどではないものの、智謀に長ける。
【蜀】
劉備:字は玄徳。漢王朝の末裔を自称し蜀を建国、その初代皇帝となる。
劉禅:劉備の子。字は公嗣。父の死後、蜀の二代皇帝となる。
諸葛亮:字は孔明。蜀が誇る天才軍師。
関羽:字は雲長。『軍神』と呼ばれるほどの猛将で、胸のあたりまで伸ばした長い顎髭が特徴。
関索:関羽の子。字は維之。父に似て武勇に優れる。
関銀屏:関羽の娘。関索の妹。見た目こそ美しいが、槍の腕前は並みの男を軽く凌駕する。
趙雲:字は子龍。はじめは公孫瓚のもとに身を寄せていたが、劉備の人柄に惚れ込みその臣下となる。
趙統:趙雲の子。父亡きあとの蜀を支える。
馮習:字は休元。劉備からも信頼厚い蜀の重臣。
魏延:字は文長。諸葛亮と共に劉備死後の蜀を支える。
馬謖:字は幼常。諸葛亮からの信頼厚い若き智将。
王平:字は子均。戦経験豊富な猛将。軍略には少々疎いが、経験の豊富さを活かし活躍する。
陳到:字は叔至。かつて趙雲と共に忠節勇武な武将として称えられたこともある老将。
姜維:字は伯約。元は魏の将であったが、諸葛亮の策に嵌り蜀へと降伏。以後は諸葛亮の弟子となり、蜀を支える。
黄皓:劉禅から厚い信頼を受ける宦官。姜維とは度々対立。
【他】
王令公:華北においてその名を轟かせた山賊。武勇に優れていたが、司馬懿が指揮した討伐軍に敗れる。
王桃:王令公の娘。父の仇である司馬懿を憎む。
王悦:王令公の娘。王桃の妹。姉同様、司馬懿を憎む。
張衛:漢中にて一大勢力を築いた五斗米道の指導者・張魯の弟。字は公則。己の武勇に絶対の自信を持っている。
兀突骨:南蛮の烏戈国の王。並みの男の倍はある大男でそのパワーは規格外。
呂布……字は奉先。丁原や董卓に仕えた猛将。その圧倒的なまでの武勇と、名馬・赤兎馬に乗って戦場を駆けたことから「人中の呂布、馬中の赤兎」と称された。物語開始時点で既に故人。
公孫淵:字は文懿。遼東太守。魏帝・曹叡からの出頭命令を拒むと、燕王を称し、独立を宣言した。
卑衍:公孫淵配下。
衛演:公孫淵配下。