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模擬戦終了

更新遅れてすみません。ちょっと色々バタバタしてて…これからはちゃんと更新していけると思います。

自分の戦闘が終わった俺は、伊集院と澤木先輩の戦いに目をやった。

「そらそらそらぁ!!!!避けてばかりじゃ勝負にならんぞぉ!!」

これでもかとミサイルやらガトリングやらをぶっぱなす澤木先輩。それを確実に回避していく伊集院。中には追尾式のミサイルだってあるんだぞ、どうやって回避してんだ、伊集院。そう思ってたらミサイルの煙で伊集院の姿が見えなくなった。

「しまった、撃ち過ぎたか…」

澤木先輩が伊集院の姿を見失っている。成程、これが狙いだった訳だ。賢いなー、伊集院。そして…

「…もらったぞ!!」

声と共に伊集院が煙の中から跳び出した。

「後ろか!?」

澤木先輩も声のした方向に振り向く。だが…少し遅い。伊集院の忍刀が襲いかかる!!だが…

「…おいたはメッ、ですよ?」

久城先輩が忍刀を薙刀で止めている。巫女服に身を包み、朱色の薙刀で武装している久城先輩…またかよ!!だが…こっちだってまだ戦力はある。

「…甘い…!!」

岩瀬が久城先輩に斬りかかる。伊集院を弾き飛ばし、岩瀬の攻撃を防ぐ。だが、更に…

「援護するわ、詩織!!」

ルミナがハンドガンで援護する。

「ぬぉ!!」

澤木先輩がルミナの放った弾丸を全てミサイルで撃ち落とす。

「安心するのはまだ早いぞ!!」

体制を立て直した伊集院がまた澤木先輩に斬りかかった。

「う…おっ!!」

伊集院の忍刀を澤木先輩は素手で受け止めた。どうやら澤木先輩はシステムを起動するとサイボーグになるようだ。でなきゃあ腕は真っ二つのはずだ。

「潤君!!」

久城先輩が澤木先輩の援護に入ろうとする。だが、岩瀬の攻撃とルミナの援護射撃によって思う様に動けない。

「コンビネーション良すぎだろうがよ!!」

澤木先輩が思いっきりぼやいた。先輩としての意地か、伊集院を何とか弾き飛ばし、左腕のガトリングで追い打ちをかける。伊集院はその弾丸の雨を二本の忍刀で防ぎながら突っ込む。正に一進一退の攻防戦が行われていた。岩瀬とルミナは協力しながら久城先輩を足止めしている。これならいける、そう思った時だった。

「サーズ・ギア発動!!」

その声と共に、一瞬で戦闘のケリがついた。…一年生のバトルライザーが全て…壊されていた。やったのは…獅子堂先輩だ。服装が改造学ランに変わっている。つまり、能力を使ったって事だ。

「模擬戦は終了だ、一年生」

暁香先輩がそう言った。模擬戦だと!?今の無茶苦茶なのが?俺は抗議しようとした瞬間…

「すまなかった」

暁香先輩が頭を下げた。

「一年生がどこまでの実力を持っているのか、今現在の実秘めている力を見るためにあえてこんな無茶をやった」

えっ…ということは…今までのはワザとか!?

「ごめんね、特にドラゴンを圧倒した歩君の実力が直に見たかったの」

すまなそうに言ってくる久城先輩。

「本気じゃ無かったとはいえ、昂輝と相討ちまでよく持って行ったな」

にひひ、と笑いながら賞賛してくれる澤木先輩。

「潤、お前は俺が介入しなかったら本当にヤバかっただろうが」

溜息をつきながら話す獅子堂先輩。

「それくらいにしろ、お前ら。…さて、一年生」

たしなめながら暁香先輩が話しだした。

「お前達の基礎能力が高いのは分かった。だが、神沢以外はまだまだだ。システムを使いこなせていない。これは一年生は当然の事だ、責める気は全くない。だが、Dクラスは少人数だ。これで戦争をやるには、個人個人が即戦力でなければならない。そこで、だ。これからBクラスとの戦争までの一週間、俺達Dクラスは授業を全て免除し、戦闘特訓に当てる事にした」

一週間授業免除!?夢の様な事だが、やったらやったで問題が無いか!?…これからどうなるんだろうか…これからに一抹の不安を覚えながら、今日もまた終わっていった…


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