たとえ刃が折れようとも
すいません、就職活動やら部活やら何やらでバタバタしてました。少しは落ち着いたので、少しずつですが更新して行こうと思います。この小説を読んでくださっている方々、本当に不定期で遅い更新ですいません。
さて、なんとか戦闘から抜け出せた訳だが・・・何処へ行けばいいんだ?仲間の救援っていってもなぁ・・・何処に味方がいて、何処に敵がいるのか分かったもんじゃねぇ。完全に八方塞がり、何の策も無いのが現状だ。
「・・・俺って頼りにならねぇな、おい」
完全にぼやきだな、うん。何せここまで情報が無いんだ、見つからなくてもしょうがない・・・よな?・・・と思った瞬間、後方で大爆発が起こった。さっきから右の方でも爆発は起こっているが、あれはさっきまで俺もいた戦場、つまりは暁香先輩達のいる場所だ。ということは・・・後方で起こった爆発は他の戦闘によるものだ。つまり・・・
「西が正解だ!!」
そう言うと俺は一気に西へ駆け抜けた。・・・こっちで正解・・・だよな・・・多分・・・
さっきの爆発の起こった場所に到着した瞬間、数発のミサイルが飛んできた。俺の周囲は全部木だ、回避は難しい・・・当たる前に何とかするしかねぇか。銃の様な形にした指から雷を放ち、ミサイルを撃ち落とす。この角度、流れ弾じゃねぇ・・・そしてミサイル使いそうな能力には覚えがあるぞ・・・
「澤木先輩!!」
叫びながら地面を蹴り、刀を構えながら跳び上がる。・・・やっぱり、空中にいた!!
「正解だぜ、神沢!!」
跳び上がった俺に気付いた先輩が拳を構えながらこっちに突っ込んできた。腕輪の色は・・・青、敵だ!!俺は刀を振りかざす。拳と刀がぶつかり合う。その瞬間、俺の刀が・・・真っ二つに折れた!?・・・・って、先輩の体も鉄より硬いのか!?一瞬呆気にとられていた瞬間、俺の首が掴まれた。・・・まずい・・・!!
「はっ、俺が体を自在にサイボーグ変えられる事を忘れたか!?」
そのまま地面に叩き落とされた。あまりの衝撃に一瞬息が詰まる。・・・一応主人公なのにこんなんばっかだな、俺・・・。
「ぼさっとしてて良いのか?俺は容赦しねぇぞ!!」
両腕をガトリング砲に変えた澤木先輩が間髪いれずに発砲し、攻撃してくる。俺は跳ね起きて左に跳ぶ。・・・ガトリングは方向転換がきき辛いはず・・・このまま一気に横から奇襲を・・・
「逃がすかよぉ!!」
あっという間に方向転換されました。こうなったら・・・
「これでも喰らえ!!」
先輩に向かって折れた刀の柄を投げた。狙いは勿論左腕だ。
「小癪な真似を!!」
澤木先輩は左腕の上げてその柄を回避する。その瞬間、左側の砲撃が一瞬・・・止んだ!!
「隙あり!!」
俺は折れた刀の刃を持って突っ込んだ。これも狙いは勿論左腕。気付いた澤木先輩は俺に右腕のガトリングを向けて対応しようとする。だが、俺は止まらずそのまま雷を放つ・・・振りをして雷の光だけを放った。
「目くらましだとぉ!?」
先輩は一瞬怯んだ・・・ただその一瞬だけで十分だった。光が止んだ時、俺は・・・
「ライザーハソン、システムヲテイシシマス」
折れた刀の刃で澤木先輩のバトルライザーを突き刺していた。そう、俺が勝ったんだ。
「・・・なん・・・だと・・・!?」
驚きの言葉を呟いた先輩、徐々に変身が解けていく。俺は先輩の左手から刃を引き抜いた。勿論、血は出ているが、変身が解けると傷は無い。痛いっていう感覚はあるだろうけど、戦って無傷なのだからそこは目をつぶるべきだろう。
「あーチクショー・・・1人目のリタイアが俺かよ・・・」
先輩が思いっきりぼやく。・・・3年生なのに1番最初ってプライドが傷つくんだろうな・・・多分。
「しゃーない、負けは負けだ。・・・行けや、神沢」
先輩は何かをふっ切った様に納得すると、自分の後ろを指差した。
「この先でお前さんの仲間と僚矢と朱里が戦ってる。僚矢は昂輝とタイマンはれる位だ、マジで強え、気をつけな」
そう言うと、澤木先輩の姿が消えた。消えたといってもこのバーチャル空間からだが。さて、今の先輩の言葉でこっちのチームもメンバーが分かった。獅子堂先輩と榊宮先輩ならば、こっちにいるメンバーは、ルミナ、岩瀬、椎堂先輩だ。椎堂先輩がどれだけの戦闘力を持っているのか分からないが、さっきの澤木先輩の言葉じゃかなり強いみたいだ。ルミナと岩瀬じゃ・・・勝てるわきゃねぇよな・・・早く行こう。そうして俺はこの身で味わう事になったのだ・・・獅子堂先輩の、三年生の本気を・・・
誤字、脱字があれば教えてください。すぐに修正します。
(最近小説の評価や感想の数で弟に負けてます。面白いと思われたら、この小説にみなさまの清き一票を・・・!!(←何))