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キミさえ良ければ

作者: Soraきた

あなたはあれからどんな景色を見てますか?

何年か前にふたりで出かけた場所も

いまでは記憶の底に追いやられています

かろうじて覚えていたことで

あなたのセリフは

残念ながら、所々で消えかけて

あなたの笑顔さえも

悲しく映ってしまいます

会う機会はたくさん・・一度か二度くらい

あったのかな

あなたが欠席だった同窓会で

周りの人は、

あなたとわたしが付き合っていたと

思っていたみたいで

わたしは慌てて否定をしました


もしも、と

もしかしたらが

この恋に

偶然にでも許されるとしたなら

それは

最低でもわたしの気持ちは

あなたに届いたのかもしれませんね









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