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伯爵令嬢の、夕陽のルージュ

作者: 花澤悠



けっこう、悪役令嬢ってタイトルで詩を書かせていただいて(しかし、どんな詩になる?)(タイトルに、偽りあり、とか?)、わたくしごときが真っ当に書いてもけっして到達できないアクセス数を数えたりしたの。


調子に乗りすぎてしまって、ちょっと無いよなぁ、の詩まで投稿したりもしましたの。


それでもう、そういうタイトルに縋るみたいな真似はやめようと思うの。

ですから、今回は、伯爵令嬢。

いいえ。

わたくしのお父様が、あるいはわたくしのおじいさまが、あるいはわたくしの遠い先祖のだれかが、伯爵でなかったとは、誰にも言い切れないと思います、それを知ってるわたくし以外はね。


ですから、今回は、伯爵令嬢!

コレでいいのよ。


で、ですね?

伯爵令嬢の海水浴って、どんなのだろう、って想像してみて。


自分は面積の小さなビキニでほぼ全裸、相手の殿方は無論上半身裸ですから。

ですから、タイトルがこんないやらしい歌になるのかもしれません。



───────────────────




夏の日の

あの海岸で肌合わせ

かわしたくちづけ、夕陽のルージュ



刺激、つえ~わ。


ごめん、ゴホンゴホン。




たま~にね。

中身じゃなくて、タイトルをほめられる。

ちょっと微妙だけど、ま、嬉しいです。

でね。

ふつうに生活しているなかで、

聞き違いみたいなことって、

けっこう頻繁におこるよね?

頻繁に、ね。


『夕陽のルージュ』


で、このタイトルなんだけど。

なにをどう聞き間違えたのかわからないけど、

だれかがいった気がして、思わず残したよ。

スマホのメモにね。


で、二度みても、三度みても、

すっごい良いタイトルだとは思うんだけど。


肝心の『詩』が、湧いてこない。

一編の、あ、一首か、の、短歌くらいしか。


で、ほとんど失敗作っぽい、の。




憧れのドクターの

大門未知子さまの

《わたし、失敗しませんから。》


って、すごいセリフだと思うけど。

けど、わたしだって、失敗したりしませんよ。

だって。

詩、とか、短歌、って、自分が失敗じゃないって言い張れば。

ただの、ヘタな詩、を書く三流詩人、

ヘタな歌詠む、三流歌人、ですむもんね?


どんなに失敗作っぽかっても、ね?



で、また、で、だ。

そうじゃなくって、詩が湧かないって話。


ていうか、そもそも、詩って、

どこかから湧くものなの?

って疑問に対する回答が先か。


回答は、

「あたまに、湧きます」なんだけどね。

なんか、ふと気がつくと、

詩を書くモードに入っていて。

いつのまにか、書いてしまってる、みたいな。



で、またまた、で、だ。

ほかに書きかたを知らないこの、

ヘッポコ詩人気取りが、だ。

良いタイトルだなぁ、とは想いながら。

書けないのならそれは、

もはや、書けないって、ことだ。

てか、そうに違いない!

なら、だ。


なら、

タイトルがあまりにももったいなさ過ぎではないか?


で、またまたまた、で、だ。


なら、いっぺん。


かる~く、一編、あっ、一首か、あっ、二首めか。

二首書いて、このタイトルを残しておこうか、と。

ごめんなさい。

こんな使い方して。


ほんと、ごめんなさい。




いつかしら

恋あきらめたふたりでも

かわしたくちづけ、夕陽のルージュ




───────────────────

そしてタイトルの伯爵令嬢は、崩壊しましたと、さ。

いや、まぁ、でも、あくまでも可能性の話ですからね。

いまなお、ぜったいわたくしの血の中に伯爵さまの血が流れていないと、断じることはできませんわよ。


って。

まだ言うか!







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