第3章
不思議な出来事があった事を友達に相談した。
blogに桜の花弁を載せたけど載ってない
友達のスマホを借りて自分のblogを確認してみたけど載ってなかった。
おかしいなぁ………
けど仕事中なので今は仕事を優先に集中しよって思った。
「よぉ愛美ちゃん」
「きゃっやめてぇや」
この男子はボディータッチの多い少し、だいぶ嫌いな桂木って男子。
「大丈夫ですか?北条さん」
「……岡田さん。あの人はいつもなんですよ」
「うん、男子として最低ですね。イライラした時は糖分補給ですよ」
「いつもありがとう」
て、なぜにアンパン?
スイーツ男子な所が癒される
「愛美さん、伝票」
「あっありがとう」
気回りが良くて冷静でいつもフォローしてくれて兄貴的な存在。
斎藤さんは特別でもなく
みんなに対して同じ。
どこにでも職場って良い人もいれば
嫌いな人もいる。
好き嫌いは良くないけど仕事が楽しいから辞めず続いてるのかな?
私の職業はミキサーの運転手
名前は北条 愛美 ホウジョウ マナミ
年齢は25才
趣味 2次元妄想
特技 剣道5段
自己紹介が遅れてすみません
こんな感じですがヨロシクお願いします。
それと関西出身なので関西弁を使います
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今日も1日お疲れ様。
な私(笑)
あの時の桜の花弁を押し花にしようと本に挟んでいた本を出した。
勿論、本は2次元オタの『新撰組』
一番お気に入りのページに花弁を挟んでた。
やっぱりお気に入りと言えば
あの人の写真付きのページ
を、開けた瞬間
あり得ない!
凄い光りと一緒に誰かの声がした。
「大切に今も取ってくれてたんだな」
この部屋には私だけしかいないのに
誰かが後ろからそっと抱き締めて
凄く
懐かしくて
顔も見えないし
勿論、誰かも想像できない
「ずっと逢いたかった」
て誰ですか?
聞きたいけど声が出ない。
知らない人なのに『恐怖心』がなく
「私も逢いたかった」
自然に何故か返事をした。
と同時に意識が無くなり……。
意識が薄いモウロウとなった私は誰かに抱き抱えられ、あまり状況もわからず眠りに落ちた。




