表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/33

巻末人物紹介|CHARACTERS

◆ BORDER REMAINS(境界に残る者たち)

■ シオン(本作主人公)


観測監査官。救済を信じる者。

境界線で起きる“記録されない救助”を追ううちに、世界の前提が崩れていく。

善意で行動するほど、制度が人を縛る現実に直面する。


「救うための正しさ」が、誰かを切り捨てる刃にならないか――

その矛盾の中心に立つ人物。


■ アルト(第2作主人公/管理局側の鍵)


評価管制オペレーター。合理を信じた男。

管理機構GENESISの内部で、“評価不能領域”の増殖を止めようとする。

だが彼は反乱を選ばない。壊さないまま、残す道を探し続ける。


正しい判断をするほど、

正しさだけでは救えないものが見える。


■ ユウ(第1作主人公/影の中心)


回収者スカベンジャー。拾う者。

管理にも反乱にも加わらない。

「拾えるなら拾う」という私的な判断だけで生きた存在。

姿を消したあとも、彼の“拾い方”は境界の各地に残り続けている。


世界を変えないのに、世界を変えてしまった男。


◆ 管理機構《GENESIS》関係者

■ セラ(再生主任)


GENESISの現場を支える再建者。

人を“捨てない”ために合理を使う。

冷静で強い意志を持ち、管理の側にいるが敵ではない。


「救う」という言葉を、

制度の中で成立させようとする人物。


■ ヴェルナー(区域監査官)


例外を許さない監査官。

境界の揺らぎを「崩壊の兆し」と見なしている。

悪ではなく、彼の正論は筋が通っている。


例外を残せば、

いずれ全員が救えなくなる――と信じている。


■ ラザル(是正執行官)


管理の“現実担当”。

話し合いよりも結果を優先する執行者。

彼にとって秩序とは、人命のための武器である。


優しさを守るために、

躊躇なく切る。


■ Θ07(倫理監査ユニット)


倫理と秩序を監査する特殊ユニット。

人ではなく機構に近い存在。

“人が決めきれない判断”を執行する役割を担う。


正しさの最終地点は、

いつも冷たい。


◆ 境界側(外側の生存者たち)

■ グレイ(壁外指導者)


追放された避難民のリーダー。

守られなかった者たちの意志を束ねる。

怒りで動くのではなく、“生きるための団結”を選ぶ人物。


守られないなら、

守る形を作るしかない。


■ バスティオン(壁外統合核)


壁外の中枢。拠点そのものの象徴。

人ではなく“核”として描かれる存在。

境界で生きる者にとって、希望の形でもあり檻でもある。


◆ ORBIT RELIC(軌道遺物の回収者)

■ セイル(軌道回収長)


遺物を拾う者。未来の部品を扱う者。

落下した遺物を回収し、危険と可能性を見極める。

境界の“揺れ”に近い場所に立つ人物。


遺物は武器でも資源でもない。

未来の形を変える装置だ。


■ カイロス(軌道演算機)


計算で未来に触れる者。

予測が得意だが、その精度は時に不気味なほど正しい。

合理の極地にいながら、最も“誤差”に呑まれやすい。


◆ 夜の側(管理外の秩序)

■ ノクス(黒市王)


夜の流通と情報を統べる男。

敵でも味方でもなく、“夜の秩序”を守る。

価値が崩れた世界で、価値を作って生き残る。


正しさじゃない。

役に立つかどうかだ。


■ クロウ(夜盗頭領)


奪うことで選択肢を作る者。

盗賊だが、破壊のためには動かない。

奪うのは物ではなく“明日の余白”。


◆ 境界の象徴(重要人物)

■ レム(評価不能領域の子)


“記録できない”存在。

登録されるはずの瞬間に、ログから抜け落ちる。

彼/彼女は、世界の矛盾が生んだ“生存の証明”でもある。


この子を救えるかどうかが、

境界の未来を決める。


【補足】人物の見方(読者向けの一言)


ユウ=拾う(現場の未来)


アルト=評価する(管理の未来)


シオン=救う(希望の未来)


そして彼らは、

同じ問いに違う角度から触れていきます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ