子供の成長について
ここからは、神様と仲良くなったあとで、プライベートの話をする際に、知っておいた方がよい豆知識を書き記していこう。
子供の誕生から成長までの話をしよう。
運命の出会いをできない人はいないと言っても過言ではない、神の住む世界。大人になってからパートナーに出会っても、一年もたたないうちに結婚する人がほとんどだ。
前の章で書いたが、お金という制度が存在していないため、経済的な理由で子供を作らないということもなく、あとで書くが、避妊道具などもない。
それから、子供の誕生について一番大切なことだが、『真実の愛』がないと絶対に生まれない。つまりお互いが望んでいないと生まれない。
物質界のように行為をすれば、間違いであっても生まれてくるということは決して起きない。肉体の欲望がないため、真実の愛がないのに行為をする人も誰もいない。
肉体の不具合で子供ができないということもなく、早ければ、結婚式の翌日には子供は生まれる。ここらへんはおかしな話に思えるが、今から詳しく話していこう。
そういうわけで、結婚している神様にはまず子供が必ずいる。そうして、年齢を聞くと、これも必ずこう返ってくる。
「五歳です」
それから、著者の守護神で去年ご結婚された神が二人いるが、どちらも子供がすでにおり、年齢は、
「五歳です」
という答えになるが、間違いではないので、そのまま聞き入れよう。この五歳という年齢が、子供の成長の大きな区切りとなる。
まずは少し前の話をしよう。これは真面目な内容である。改めて考えると、神様の子供はどうやって生まれてくるのか、科学的に説明できるだろうか。
精子や卵子は物質であり、魂の世界には存在しない。生理も起きない。そうなると、別の方法ということになる。
男女の間でないと、子供は生まれない。これは神の領域でも覆せない。
広い世界は上に高い次元が重なっていて、想像がつかないほどはるか昔から決まっている法則であり、この構図はハーレムやバイセクシャルの夫婦間でも例外ではない。
同性同士のペアでは子供は生まれない。
もう一度言うが、真面目な話である。著者は神様に用があり、部屋を訪ねたところで、夫婦の営みに出くわして、
「し、失礼しました!」
と、慌てて帰ってきたことが何度かあった。ということで、行為自体は人と同じである。しかし、受精という点が実は不明なのである。
神様に聞いたのだが、大人でも知らないそうだ。専門の研究所もあるのだが、まだ解明されていない。神様たちのほとんどは、子宝に恵まれることを、このように思っているらしい。
神様からの贈り物――。
それで納得してしまう神がほとんどだそうだ。避妊用具がないという話をしたが、それでは子供の数が増えすぎるのではと心配するかもしれないが、ある程度子供がその夫婦に生まれると、ピタリとできなくなるのである。
年齢は若いままで止められ、霊体の機能が衰えるということもなく、夫婦仲が冷めるなどという話も聞かない。
そうなると、やはり神様からの贈り物という話に信憑性は増すのではないだろうか。さらに上の神様がそれぞれの家庭に生まれる子供の数や性格などを管理して、誕生させているのではないだろうか。
ひとまず男性と女性の魂が何かの理由で受精し、子供ができる。ここからがまた、私たちとは違っている。たった一日で臨月を迎える。
そういうわけで、早ければ結婚式の翌日には子供が生まれているということだ。著者は百件近くの出産に立ち会ったことがあるが、かかる時間は三十分から一時間弱で生まれてくる。
補佐的な守護神の中で、地球での出産経験のある女性の神様の話によると、びっくりするくらい簡単に生まれ、痛みもほとんどないそうだ。肉体がないためお腹の中で大きく育つ必要はなく、赤ん坊の体調は十センチから十五センチ程度で生まれてくる。
ここからもまた、私たち人間と成長の仕方が違っている。一歳から五歳までは二ヶ月ごとに一つずつ歳を取る。つまり、生まれた日から十ヶ月で五歳となる。五歳の平均身長は、私たち人間より低く、五十センチほどである。
このような理由で、去年結婚した神様でも、五歳の子供がいるということである。
この法則は、霊界での三歳未満の子供に適用されたルールと同じ理由である。肉体はなく、心の成長をする場所が神界であるため、自分で意思表示ができる五歳まで最短時間で成長してゆく。
しかし、小さいころの親とのコミュニケーションは心の成長にとってはとても大切とされているため、二ヶ月という期間は必要との研究結果のもとでこの成長のスピードが最適というわけである。
その後は、急にゆっくりとなり、六百八十七年で一つ歳を取る。六歳になるのは、六百八十七年後である。ここから十八歳までは、この速度で子供は成長してゆく。最終的には約九千六百年かかる。十八歳以降は、また別のルールがあるので、後日話そう。
そういうわけで、神様の子供の成長は一旦、五歳で止まることとなる。そのため五歳児の人口が異様に多い。神様の子供の年齢を聞けば、五歳でまず間違いない。
五歳になった日から、子供は小学校へ通うようになる。ここらへんの詳しいことは、次の章で話をしよう。
私たちが本来使っている一年は、霊界や神界では、一期という単位で呼ばれる。六百八十七年経つと、一年ということになる。
そうなると、今生きている私たちが全員人生をまっとうして死んでも、神様の五歳の子供は五歳のままなのである。そのくらいゆっくりと時は流れている。
しかし、知恵は私たちをはるかに超えるている子供がいるので、話はよく聞こう。下手な子供扱いをすると、子供であるがゆえに、遠慮なくはっきりと意見をされて、子供の個性によっては説教をされることもある。
ただ、この子供の成長にも例外がある。まずは霊界から神界へ上がってきた子供である。霊界での年数は神界では基本的に加算されない。以前の守護神の子供で、霊界で四百年間生きて神界へと上がったが、三歳からスタートし、今は五歳の小学生という子供はいる。
もちろん様々な年齢の子供がいるため、中学生や高校生もいる。中には霊界での時間が数千年という子供もいる。そうなると、例えば、七歳の子供でも、心の成長などを考慮して、九歳から神界ではスタートするということがある。
この場合は、体の大きさなど成長に関することに調整が加えられ、背が伸びたりなどもする。つまりは、子供でも見た目ではなく、心――中身で相手を見ることが大切であるということだ。
それから、非常に数は少ないが、以前は神様の化身だった子供がいる。化身というのは、神様の体の一部などをちぎり投げ、眷属という上下関係を作るものだ。
しかし、不平等ということで、今現在、化身と主人という関係は全て解消されている。化身だった龍などは別の家族となり、平和に暮らしている。
ただ、その中に五歳の子供の化身がおり、それはその神の子供ということに変わった。著者の守護をしてくださっている神様にも、そのような息子さんがいらっしゃる方がいて、親子関係を化身の時に体験していないため、五歳から子供として過ごしている。
しかし、実際の年齢は千年を超えている。以前は護法童子と呼ばれていて、人の守護などを担当していた。そのため、他の子供よりも、言葉が聞き取りやすいのが特徴である。私たち人間のこともよく知っていて、知恵もある。
だが、これだけは心得ておかなくてはいけない。護法童子はあくまでも昔の制度であり、今は廃止されている。他の子供と同じように接するのがよいだろう。ただ片付けなどの大抵のことは、大人と同じようにこなせる。
守護や願いを要求するということは、神界では子供でも働かせることと同意義だ。彼らは大人の守護神の家族ということで、この世界に来ているのであって、決して守護の資格は持っていないのだから。
しかし、物質界でもそうだが、子供と触れ合うと癒されたり、気づかなかったことに気づかせてもらえる機会があるのではないだろうか。
特に、神様の子供というものは、人間の子供より心がとても澄んでる。こんな話を聞いたことがある。神様の世界にもこの世界と同じようにテレビゲームなどが存在する。そのため、歴史上の人物がキャラクターとして出ているものもあり、子供たちが知っていることがよくある。
歴史上の人物が前世のつまらない金銭などにこだわり続け、地獄から出てこれないでいたが、子供たちから人気となり、彼らと接しているうちに改心して、あっという間に神の領域へ登ったという話はよくある。
子供は宝なのである。
それでは次は、学校の制度について話をしよう。




