表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幽霊と神様にこんにちは  作者: 明智 颯茄
26/35

相性の数値

 相性といえば、真っ先に思い浮かぶのは、恋愛や夫婦のことではないだろうか。


 しかし、どんな人間関係でも、相性というものは存在する。親子、兄弟、上司と部下、友達などなど。


 あなたと誰かがいて、二人以上になれば、通りすがりの人でも相性というものは生まれる。


 これを霊視することも可能である。数字ではっきりと見えてくる。


 相性の数値は、最大値が人それぞれで当然決まっている。ここまでは、理解していただけると思う。


 気づいていらっしゃる方もいると思うが、最大値はどんなに努力を重ねても、上がることはない。


 つまり、残念ながら、どうしても相性の低い人はいるということである。


 これは、どちらかが悪いとかではない。相手も自分も責める必要はまったくない。ただ合わないというだけである。


 距離を取れる関係なら、お互いのために離れ、相性のいい方と、最大値に近づける努力を重ねたほうが懸命である。


 そのほうが、よほど世のため人のためににもなり、あなた自身のためにもなるだろう。相性の数値は神であっても変えることはできない。


 著者も以前、配偶者と相性が低く、相手のことを大切に思ってしたことが、全てあだになってしまうという体験をしたことがある。


 相性の数値は相互に関連するものなので、相手からの恩が著者のあだとなることもしばしばだった。


 勇気を持って断ち切ることで、未来が大きく開けるので、離れられる関係ならば離れてしまったほうがよい。


 しかし、できない関係もあるだろう。親子や兄弟は難しい。著者も失踪などをしたこともあったが、やはり縁は切れないものだ。


 相性のいい家庭で育った方は理解しがたいかもしれないが、子供の虐待や家族間の殺人はこういうことから起きることも十分にある。


 この場合は、極力深く関わるのを避ける方法を考え、実践することが大切である。


 出来るだけ感情的にはならず、理論――何がどうなっているのか。合わないと思う箇所はどんなところか考え、対処をしよう。


 前の章でも書いたが、親兄弟であっても、相手の心は変えられないのである。残念ながら相性がよくない時は、理解することも難しい。理解して欲しいという気持ちは早めに切り捨てよう。


 わかって欲しいという気持ちが、いつしかなぜわかってくれないのかと、相手を責める方向へ人間はいってしまいがちだ。


 ここはあくまでも、サブの世界である。恨みや憎しみを出来るだけ捨てて対処するすべを学ぶようにと、神様はおっしゃっているのかもしれない。


 ひとつ前向きに、対処してはどうだろうか?

 死後解消される関係だと割り切って。


 それでは次は、魂の見た目、霊体について話をしよう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ