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おんぼろ店のゲーマー達  作者: 霧夢たいたい
3/4

エルフの里は犠牲となりました。

不定期更新です。


人気が出れば速くなると思います。

俺はどこまで走っただろうか、岩をどれだけ飛び越えただろうか。

この何故か俺が持ち上げている少女に何回叩かれただろうか、どれも数え切れないくらいだ。


それでも俺は走り続けた。


ドラゴンから逃げるため?いいや違う。

いきなり無理ゲーだけど、この場所が綺麗だったからだ、んでついでになんか美少女居たから拾い上げただけ・・・・・・・ん?


「あれ?なんで俺お前持ち歩いてんの?」

「こっちが聞きたいわよ!さっさとおろしなさい!」


俺は興味をすぐに行動に移すタイプだ・・・・・・それの所為で何回先生に怒られたことか。

とりあえず少女を遠くへ投げて逃げておく、何故投げて逃げるかって?



んなもん少女が大きな斧を持って目の前に大きな人型の岩があるからに決まってんだろ。



「落ち着けえええええええええええ!俺はこれで帰るから一旦落ち着けええええええええ!」


「成敗よ!せ・い・ば・い!あんたみたいな変態放置しておけないわよ!」


俺は再び走り出す、でかい街の方角へ。

でかい街に入ればあのでかい人型の岩が追いかけてくる事はないからだ。

勝った!計画通り!


数分が経った。



「街にも居るとか聞いてござらんよおおおおおおおおおおおおおおお!」



なんか街にも普通に居ました。

その姿は明らかに小型化されている、人と同じくらいだ。

しかしな・・・・・・・・・数が多い、俺の後ろに何万体居る?

数えてたらきりが無い、というか数える隙すらないんだなこれががはは・・・・笑いごとじゃねぇ!?


「おい!こっち来い!そこの青いの!」


声を掛けられ、俺はそっちに向かう。

それはとても厳つい男、普通なら行かないが。

流石に後ろのあれに追いかけられてはこの厳つい男が米粒に見えてしまった。


「おい!そこのお嬢ちゃんちょいと止まりな」

彼女が近づいて来たあたりでひるみもせずに声を張りどうどうとしている彼。

なんか今なら兄貴かっこいいっす!とか言えそうだがなんか脳に「言ったらモブキャラ降格な」とか聞こえて来たからよくわからないが言わないでおこう。


「何よ、私は今そこの青い変態を倒さなきゃいけないのよ。」


「別にこの青いのはどうでもいい、後ろを見てみろ。」

彼女の後ろ、それはとても悲惨なものだった。

なんと数万体のゴーレムが家を蹴散らし、人々は踏まれ、とても美しいと言えた内容ではないからだ。

故に彼、厳つい男は止めたのであると認識できた。


つまりはこの街に居る限り俺はあんぜ


「そんなもの復活魔法の園級範囲と修理魔法の龍級範囲を使えば余裕で直せるでしょ。」


「じょ、園級に龍級だぁ!?お前それがどれだけのレベルがいるか知ってるのか!?」

「軽く40000は超えるわね、発売されてから結構経ってるし普通じゃない?」

「・・・・・・すまんお前は異常だ、後ろの奴すまん、街の、ガトーフ・エルフの平和を取り戻すために犠牲になってくれ」

そう言って厳つい男は俺に背を向けて安全な場所へ立ち去って行った・・・・・・・・え?


「あー、OK、一旦落ち着こう、ここは1on1で行こうじゃないか」

「なんであんたなんかの提案に乗らないといけないのよ」


はい正論ありがとうございます。

次だ次。


「待て待て、攻めて武器だ、武器を持ってない奴を倒しても遣り甲斐がないだろう?」

「わざわざなんで面倒事を増やさなくてはならないの?」


またまた正論ありがとうございます!

とっさに考えたから言い訳がない!どうしよう!


「・・・・・・・お前は街を壊しても心が痛まないのか!?」

「痛まないというかむしろありがたいわね、経験値が入るわ」


ここまでの質問で判った事がある。


絶対話し合いで解決できるレベルじゃねぇ!?

どうも霧夢たいたいです。

今回はおんぼろ店のゲーマー達を見ていただきありがとうございます。


ガトーフ・エルフの町、実は壊す気はなかったんやで、最初はな!

あそこで少女と仲良くなって色々させる予定やったねん。


けど本能の赴くままに描いたらいつの間にか町が滅んでました。

許して。

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