ヴァンパイアの成長記録
「トゥ!ヤァ!」
ここに剣技を究めようと奮闘するヴァンパイアが居た。
「ふむ疲れたな。」
ヴァンパイアは疲れたので城から出て街を散歩する事にした。
トコトコトコ
まさかの歩き!
「ヴァンパイア様!ヴァンパイア様!」
人間が話しかけて来た。
「何用だ」
「お願いですじゃ村を助けてください!」
「断る。何故この私が貴様ら人間に加担しなくてはいけないんだ。」
「報酬は弾みます!」
ガサゴソ、ドン
人間はドンッとヴァンパイアの前にトマトジュースを大量に置いた。
「よし行こう」
トマトジュースの誘惑に負けてあっさり人間に肩入れする。ヴァンパイア「ここですじゃ!」
村に案内されたヴァンパイア
そこには焼き焦げたにおいと焼き焦げた建物が大量にあった。
「酷いなこりゃ。いったい何がこんな事を」
「あれですじゃ!」
人間は空を指さした。
グオオォ
「おいおい冗談だろあれって···ふふふ不死鳥!」
ヴァンパイアは驚いた。
「貴様は人間に肩入れしてるのか?」
不死鳥は問いかけた。
「待って待って待って待って不死鳥って喋れんの?つーか俺まだスライムに手こずるLV1のヴァンパイアなんだけど無理無理無理無理無理無理あんなん勝てない死ぬ」
「いや死ぬも何もヴァンパイア様でしょ」
人間の冷静なツッコミが入る。
ドンッ
大量のトマトジュースが置かれた。
「つーかよくそれだけ燃えなかったな」
「こんな事もあろうかと金庫に閉まっておいたのじゃ」
「どんな事があろうかとなんだよ」
「さぁヴァンパイア様あの不死鳥をやっつけてください。」
「やつけろって言ったってあんな鳥····あっ!」
何かを思い付いたヴァンパイア
「不死鳥は死なない鳥ならただの鳥なら燃やしちまえば良いんじゃね?たいまつはあるか?」
「こんな事もあろうかとたいまつも金庫に入れといたんじゃ」
「····何を想像してたのあんた」
「そ〜らっよ!これでも食らって焼き鳥になれそんで焼き鳥のトマトジュース煮にしてやるわ」
グオオォ
不死鳥は燃えた。
「よし!よく燃えんなあいつ」
不死鳥は灰になった。「おじいちゃん!」
灰から声がした。
「はい?」
「孫だったんですじゃ。この村の老婆に可愛すぎるって理由で不死鳥に変えられたんですじゃ。」
「いや抱き合うのは勝手だけど服着ろよ全裸じゃん」
「お前のせいだろ」
ドゴォォン
「いってぇな助けたのに裸見られて殴るとかこれだから人間って奴は理不尽で嫌いだぜ。」
「だまらっしゃい!私はそんじょそこらの人間じゃない!」
強めに言う女。
「そうじゃシンデレラトマトジュースがまだあるぞ飲むか?」
「え?」
固まるヴァンパイア
「わしの孫のシンデレラじゃ」
「シンデレラかよ!つーか待て待て待て待て待て待てシンデレラってトマトジュース好きなの?どんな設定?え?俺の知ってるシンデレラじゃない?」
「正真正銘あなたが知るシンデレラよ!」
「はぁ····まぁええもん見たし貰うもんは貰えたしOK」
「変態!」
ドゴォォン
裸を見たヴァンパイアはシンデレラに殴られてトマトジュースを飲み2人仲良く過ごしたらしい。
「肉食いたかったなぁ」
「うるさい!」




