第三話 死神の代償
やっぱり、小説を書くのは難しいですがこれからも頑張りますので、よろしくお願いします。
私は森の中を彷徨っていた。
片手には、大鎌を持っていたが不思議と重量を感じず私は、これも死神の力なのか、そしてこれからどうするのかと、分からないことだらけだった。
1時間ほどで整備された道といっても山道だったが道を辿っていけばいつかは村や都市に繋がると思い山道沿いを歩いた。
私は1時間も歩き続けて本当にこの道で合っているのかと不安になり始めた時に前方から商人と見られる人物が馬車で馬の手綱を握りながら馬を操っていた。
商人の見た目はかなり優しそうな好青年だった。私は特に気にせず、その馬車とすれ違ったが、その馬車からは鼻を摘まむ程の臭いがしていた。
私は、気にしなかった。
普通の人間なら臭いと思い鼻を摘まむはずなのに私は何もしなかったし、表情も変わらなかった。
何かがおかしい…
自分の不要な考えを押し込めていたその時だった。
私の背中に小さい体が抱きついてきた。
私は、ふらついた。
私は振り返ると、角の生えた人間?の男の子がいた。
馬車の中には同じく角の生えた女の子がいた。
二人とも体が汚れており、傷だらけだった。
とても怯えており、男の子に至っては体が震えていた。
そして、女の子も同じく私に抱きついてきた。
すると好青年が落ち着いた様子でこちらに向かってきた。
そして、開口一番にこう言った。
好青年「史上最低種族の魔族が私達最高種族である人間に逆らうなんて、あってはならないことですよ‥あなた達は両親のように私に切り殺されたいのですか?」
好青年はこう言った。
魔族の子供達は好青年を見て怯えていた。
私はこの世界でも勝者と敗者がいると確信した。
勝者である人間が敗者である魔族を蹂躙する世界。
そして、私は子供達が怯えている様子が前の世界の私と重なった。
私は大鎌を構えた。
そして、驚異的なスピードで好青年に近づいた。
私「そういう世界なら私は、敗者の味方でありたい」
私は躊躇いがなかった。
私は‥その大鎌を好青年の首に向かって振り下ろした。
好青年の首を切り裂く感触。
好青年の驚いた顔。
好青年からは、真っ赤な噴水が出ており降りしきる真っ赤な雨は私を祝福するように辺りを赤く染めた。
本当に‥これが私なの‥
私は、初めて人を殺したの悲しみ‥恐怖感じない…
ただ、私を満たしているのは人を殺したことに対する喜び‥優越感だった。
そう思うだけで、笑みが溢れていた。
赤い雨が降りしきり赤く周りを染める中、私は笑っていた。
私は普通の人間をやめた代償に驚異的な身体能力と冷酷な心を持つ死神になっていた。
私は普通の人間でありたかった。
子供達は‥まだ震えていた。
読んでくれてありがとうございます




