22
あぁ、なんと珍妙、滑稽、奇奇怪怪。鏡は無情だ。まさに幼児体型というのに相応しい。いやまぁ5歳ってこんなもんか?同世代が周りにいないからわからない。
マーヤが着るとトレーニングのスーツなのに、クリスティーナが着るともう、ね、残念なことこの上ない。
このだらしない自分を見ているともっと頑張ろうという気にさせてくれるね、マーヤ、もしかして私にトレーニングスーツを進めたのってそれが理由?
いや聞かないし、そんなこと思ってないことくらいわかってる・・ってねぇ、どうしてちょっと目を逸らすの?もっと私のこと見てよ!マーヤだってわかってるんでしょこの私の体たらくを。
「お、お嬢様、クレア様がお待ちです」
「・・わかった、今行く」
ところでマーヤ?人払いはちゃんと済んでるんでしょうね!?
「 クリスティーナ様。ご機嫌よう」
なんか今変な間がなかった?
「クレア先生、ご機嫌よう。本日もご指導のほどよろしくお願いいたします」
私が存在しない裾を摘んでカーテシーをすると少し満足そうにクレア先生は頷いた。及第点ってところかな?こんな全身タイツだと様になんないけど。
「クリスティーナ様、昨日の特訓がもう表れたようですね」え〜ほんとですかぁー?嬉しー。そうそう昨日の先生のヴァイオリン最高でしたよ。
「二分の一聖哲式まで残りわずかです。私語はこのくらいにして、今日もビシバシ指導させていただきますね」うっ
「は、ぃ」
ーーーーーー
「お嬢様、今日もお疲れ様です」
満身創痍で声も出ない私はもうお決まりのようにマーヤに背負われている。ねむい・・・
「お嬢様?」
・・・
「もう寝てしまわれましたか・・では明日は今朝よりもっと刺激的なポーションをご用意いたします」
「え?」
「え?」




