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素晴らしいこの世界の片隅で。

標的

作者: ニチニチ

ポロポロ。



ポロポロポロ。



ガラリ。



ガラガラ。






じわじわと大変な状況になっていく。

それは緩やかに。

しかし確実に。



少しずつ狂い始めた歯車。

最初は小さな誤差でも、走り出したら大きくズレていく。



変化はほんの僅かだから、まあいいやで毒される。

廻り始めた毒は、腐らせていく。

ゆっくりと、でも確実に広がっていく。



気付いたときには、それは手遅れかもしれない。

自分では分からなくなっているんだ。

いつの間にか、腐りきってしまうんだ。





今を生きることも大切だ。

だけど、未来を常に見つめていないと取り返しがつかなくなる。






未来は気紛れで天の邪鬼。

だから銃口は向けておけ。


未来は年をとるごとに遠ざかっていく人と、近くなる人がいる。






だから、常にトリガーに手をかけておけ。

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