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さようなら、旦那様シリーズ

たいせつな、君

作者: 小宮 海

今回は、家庭教師視点です。何とか、投稿できました。よろしくお願いします。


※さようなら、旦那様ともういない、彼女を読むことをお勧めします。

※みをこがす、御方を投稿しました。そちらもよろしくお願いします

※ほれたのは、御嬢様を投稿しましたそちらもよろしくお願いします。

※あいしてる、貴方を投稿しましたそちらもよろしくお願いします。

※あいしあう、二人を投稿しましたそちらもよろしくお願いします。

 自分の家に帰れば、ポストの中に一枚の手紙があった。


 封筒を見れば、其処にはあの子の家の家紋があった。


 

 ー…なんだろう…嫌な、予感がする…ー



 手紙を開けてみれば、僕はその場から、動けなかった。


 其処に、書いてあったのは… 




 僕が、長年、家庭教師をしていたあの子が、死んでしまったと書かれていた。


 葬式の日程も書かれていて、僕は自分の家の玄関で立ち尽くした。


 家の奥からは、乳母と僕の妻が、来てくれた。


「お帰りなさいませ、…?どうされましたか?」


 乳母は、そう言って心配そうに僕に尋ねた。


「手紙には、何か書かれていたの?」 


 妻も、僕の表情を見て言った。


 なんとか、言葉を振り絞って、言えた言葉は…



「ねぇ、僕が長年家庭教師した家を、覚えているかい?」


「確か、まだ、奥様と坊ちゃ……旦那様が結婚する前に、そこの家の御息女を教えていた所ですよね?」


「それが、どうかしたの?」


 二人が、疑問に思いながら尋ねた。僕は、彼女達に言った。



「その子が、亡くなったんだ」



 そして、葬式の当日、僕は喪服に着替えて参列した。


「何でも、あの谷で見つかった時は、既にいなかったそうよ」

「遺されたのは、ストールだけだと聞いたな」

「無理もないわ…こういったら、あれだけど…あの谷でストールだけでも見つかっただけでも…」

「しかし彼処の奥様は、何故谷なんかに…」


 彼等の、同じく参列した人々の声を聞いた。どうやら、あの子は、あの谷行ったらしい…つまり、


「話によると、自殺らしいわ」


 先程の人達の話し声とは、違う、明らかに僕に向けた声に顔を上げた。


 目の前には、僕と同じあの家であの子と一緒に教師をしていた、女性だった。


「久しぶりね…最も、元気だったって聞く気もないわ…」


 何年経っても変わらない、だけど厳しさを宿した、綺麗な女性だ。


「自殺って……」


 彼女は、あの子にダンスを教えてあげていた。厳しい彼女は周りから、畏れられてはいたけど、あの子はそんな事はなかった。


 いつも、真剣に取り組むあの子を彼女は認めていた。努力家で頑張り屋なあの子を彼女なりに可愛がっていた。


 顔は、何年経っても変わらない強い意志を宿していた。だけど、その目の奥は…違和感があった。


「言ったとおりよ…あの谷に行く、数日前からあの子の様子がおかしいことに気付いた侍女が、あの子に聞いたらしいわ…そしたら、あの子……こう言ったのよ。」



ー…私が、いなくても、旦那様は平気よね…ごめんなさい、変なことを言ったわ、気にしないで…ー



「あの子のその様子に不安を覚えた侍女は、ずっと傍にいたわ、だけど…あの子は自殺する日に、その侍女や使用人のいない時間を把握していた…」


 目を閉じて、話す彼女に僕は呆然とした。


「そして、あの子は……」


「やめてくれ!!もういい!」


 これ以上は、耐えきれなかった。僕は、片手で顔を支えた。


「どうして…そんな、事を…!僕や、君にどうして相談しなかったんだ!」


 あの子のことは、僕は傍でみていたから、知る限り分かっていた。


 あの、あの子だけを出来損ないと言い、出来が悪いと罵詈雑言を浴びせ、ある日、僕や目の前の彼女があの子を褒めれば、


『あら、お世辞は結構ですわ』

『あの程度に時間をかけるなら、まだまだ未熟です』

『まだ、我が家の兄達には足りないわ…もっと、厳しくしないと』

『全く、本当に努力が足りないな、アイツは』

『仕方ありませんわ?貴方…だって、我が家の出来損ないですもの…あんな子、社交界に今のまま出したら、恥ですわ?』

『その通りです父上』

『あいつ一人のせいで、我が家の品位を落とすのは勘弁願いたい。』

『確かにな!ははは』


 その、言葉の数々に、僕はカッとなって、反論しようとした。


 そんな事はないと、あの子は貴方達に認められる為に、必死に、それこそ、心を擦り切らして頑張っていますと、言おうとした。


 だけど、


「そうですか、失礼しました」


 隣の、彼女の一言で、僕は彼女に引っ張られるようにその時、出て行った。そして、人気のない場所まで連れて行かれたとき、何故、邪魔をしたんだと言おうとした時、


 ドン!!


 手を拳にして、思いっきり壁に叩きつけた。そして、顔を下げていた彼女は、僕を見据えていた。


 いつも、厳しく、丁寧な彼女の、この行動には驚いたけれど、それ以上に、その、黒い目が怒りを宿していた。


 彼女は、息を吐き出すと、苛ついたように話した。


『貴方の、あの家族に言いたいことは分かるわ、私もはっきり言うなら言いたかった…だけどね、彼等に、何を言っても無駄なのよ…言ったところで、認めやしないわ…』


 そして、無理矢理押し込めようとして、僕を見た。その顔は、自嘲するような、笑みだった。


『あの子の、長年一緒に教師をしている貴方なら、分かるでしょ?優秀なのは、仕事と勉強と上辺の表情だけしか取り柄のない、人達だって…だけどね、あそこで何か言っても流されるわ…もしかしたら、あの子にもっと、今以上に厳しくする……はっきり言って、あの人達のしてる事は、虐待よ』


 その言葉を、僕は飲み込む。確かに、その通りだった。あの家族は、自分達が優秀だと思い、あの子にも同じモノを平然と押し付ける。それを庇えば、酷い目に合わせる。分かって、いた。僕は、分かっていた…それでも、


『それでも、反論せずにはいられなかった。あの子は、しっかりやっていて、僕達が思っている以上に、優秀で、一生懸命で、可愛くて優しい、女の子だ。それを、』


 悔しくて、歯噛みするしかない。僕は、初めて会った時の事を思い出した。


 表情が変わらない子だった。だけど、ある日僕と少し休憩をしている時に、自分の好きなスミレの砂糖漬けをくれた。


『あのね、今日…彼、婚約した人がね、くれたの。さっきダンスの先生にもあげたらすぐ食べてくれて、美味しいって笑ってくれたの。だからね、先生にもあげたいなって』


 僕は、スミレの砂糖漬けが、苦手だった。だけど、あの子が僕のために好きなモノをくれた事が、凄く嬉しく感じた。だから、今でもあの子には言っていない。


『ありがとう、じゃあ、少しだけ貰うね』


 そう言って、一つだけ食べたそれは、


 苦手な筈なのに、その時のどんな物よりもおいしく感じた。


 僕が食べると、あの子は笑って、


『良かった』


 と、笑ってくれたんだ。


 その笑顔は、とても可愛らしく、年相応の表情だった。


 嬉しくて、後日彼女に言ったら、彼女は知ってるわ…と、嬉しそうに言った。



 そして、幾たびの年月や四季が過ぎ、僕も夜会に出席した。この時、僕は既に今の妻と結婚していて、一曲目を踊り終え、少し休んでいたとき、あの子の少し落ち込んだ表情が気になり、妻に伝えて僕は、彼女の所に行った。


 妻にも、僕があの子の教師であることを知っていたので、妻は仲のいいご婦人方と一緒に話をし始めた。


「どうしたんだい…?こんなところで、落ち込んで」


 声を掛けると、あの子は驚いたように、僕を見た。そして、首を横に振り、


「なんでもありません…先生」


 と、言った。だけど、何でもないことはないのは明白だったけれど、僕はこういう時の彼女は何も言わない事を知っていたので、追求せず、代わりに彼女に手を差し出して、



「なら、僕と踊りませんか?可愛い君」



 と、僕らしくない、少し気取った感じで言った。それに彼女は、クスリと笑って、



「はい、喜んで…紳士な方」


 そう言って、僕達は踊り始めた。



 僕は、踊りは彼女と違って上手くなく、あの子の方が僕よりも上手かった。


 落ち込んで、悲しい顔をしていたあの子は、踊る前は無理して笑っていたけれど段々と心から楽しそうに踊るようになり、僕も誘って良かったと思った。


「先生、奥様は?奥様は、どうしたの?」


「あぁ、彼女なら……ほら、彼処」


 妻は、僕とあの子が踊っているのに気が付いて、手を軽く降りながら微笑んでいた。その様子に彼女は、


「奥様、いつ見ても、綺麗ですね…私も、あんな風になりたいです」


 そう言って、また、落ち込みだした彼女を僕は、


「うん、確かに僕の妻は綺麗だよ、自慢の妻だ。だけど君も今は可愛らしくても、きっと、大人になれば君らしく綺麗になれる」


「本当でしょうか……」


「本当さ…だけど、僕と彼女からしたら、まだまだ可愛い君でいて欲しいから、複雑だ」


 ワザと落ち込んで少しおどけて言えば、彼女は笑って、


「もう、先生達は、私をずっと子供扱いするんですから」


 そう言いながら、お互い笑い合い、楽しく過ごした。


 あの子と踊っているときに、僕の方に何故か、冷たくて鋭い視線を感じた。取り敢えず、見回したけれど、その時にはその視線はなくなっていて、首を傾けた。



 あの子が、結婚してから僕と彼女は、あの家の家庭教師を辞めた。そして、その後は、特に何事もなく過ごした。


 その頃には、妻は妊娠していて僕は夜会に行くより妻の体調を気遣っていた。妻は、僕に申しわけなさそうにしていたけれど、彼女の方が僕の子を見籠もっていたから、大変なのは当たり前だと思う。だから、傍にいた。


 そして、妻が、子供を産んだ。産んだ子供は、可愛らしい女の子だった。


 妻は、女の子だった事を謝っていたけれど、なぜ謝るのかと僕は言った。


「君と僕に似た、可愛い女の子を産んでくれたのに、謝る必要はないんだよ。寧ろ、君は胸を張ればいい。私は、天使を産んだんだって、僕と君の所に可愛い天使が来てくれたって誇ればいい。ありがとう、奥さん」


 僕の言葉に泣き出してしまい、僕の手を両手で握りながら、何度もありがとう、ありがとうと、繰り返していた。


 この国では、男尊女卑が、未だに多くの、特に昔からの貴族の間で根付いている。僕の家では、そう言うことはなかったけれど、妻の家はまさにそれだった。


 それでも、僕はこの子が女の子でも男の子でも、我が家にやって来てくれたので、それだけで、充分だ。


 その後は、乳母と僕達夫婦が共に、この子の世話をしたりして、過ごした。



 暫くして、夜会にはまだ出れないけれど、落ち着いた妻にさすがに夜会にアナタだけでも行かないとと言われて、乳母には、お嬢様はお任せくださいと言われ、楽しそうな娘に見送られて、夜会に出掛けた。


 

 久し振りの夜会に、友人達とそこそこに会話した後、あの子を見つけ出した。


 あの子は、俯いたまま、顔を伏せていて僕は声を掛けた。


「どうしたんだい?そんな、俯いて…何か、会ったのかい?」


 あの子は、あの時のように顔を上げたけれど、その瞳には、完全に今にも泣きそうなくらいな表情をしていた。でも、それも一瞬で、すぐに笑みを作った……。


 だけど、その笑みは泣きそうな顔を無理矢理、笑顔にしたような顔だった。そして、こういった。


「先生、なんでも、ありません」


 

 どう考えても、何でもないという表情じゃなかった。僕が夜会に行かなかった間に、結婚したこの子に何があったのだろうか?


「だけど、どう見ても、何でもない顔じゃないよ…」


 そういうと、今度は気遣わしげな笑みに変わり、


「本当に、なんでもないんですよ……すみません、少し失礼します、先生…」


 あの子は、僕から逃げてしまった。


 その後は、夜会の間に探しても、見つからず、あの子を見かけたのは馬車に乗った後だった。


 あの様子に、僕は不安を覚えて、次の夜会の時に聞こうとした。お節介なのは承知だけど、あの子の様子が気になったから。



 だけど、それは叶わなくなった。


 あの子は、あの谷で、死んでしまったのだ…。


 崩れ落ちる僕を、彼女がこういった。


「…私も、悔しいわ……あの子を、助けることが出来なかった自分が、恨めしくて、仕方ない…」


 顔を上げてみれば、顔を悔しそうに歪めた彼女がいた。


「あの子、嫁ぎ先でも、夫からかなり冷遇されていたみたい…」


「その夫は、あの子を置いて自分は女遊びに夢中になって、あの子にはキツく当たっていて、使用人達も侍女達も、見ていられなくて何回か執事に夫の事を注意して欲しいと言っていたわ…だけどね、その、夫は聞く耳を持たないで、変わらずあの子に当たっていた……どうしようもない、ろくでなしね?その、夫は…」


 彼女の吐いた息には、怒りが混ざっていた。


「……私は、あの家から出たすぐ後、他国のある場所で、ダンスだけでなく、勉強を教えて欲しいと言われて、今日までそこにいたのよ…家に帰れば、あの子が亡くなった手紙に葬式…やりきれないわ…私ね、あの子と手紙で何度かやり取りしていたのよ…だけど、辛いとか、苦しいとか……書かれてなかった…いつも、私や私の様子を気遣うことばかり書いていたわ…」


 そして、彼女はなんとか立ち上がった僕に言った。


「ねぇ、どうしてあの子ばかり、こんな目に遭うの?あの子が何したの?あの子は、ただ、一生懸命だけだった。……結局、あの子の努力や、あの子のことを全部じゃないけれど、分かっていたのは…私達、だけじゃないっ…どうして、あの時あの子が辛い思いをしているときに、私は、いなかったのよ…!」


 片手で、顔を覆った彼女からは、涙が流れていた。だけど、彼女はその涙を拭いさると、


「悪かったわね…私は、あの子に挨拶をしたら、やらなきゃならないことがあるから、行くわ…それじゃあね…」


 そう言って、僕の元から去っていった。


 その場で、立ち尽くした僕は、彼女の思いを知った。



 彼女の言葉は、全て僕に突き刺さった。僕に対しても、言えることだった…



 葬式が終わり、僕はあの子の墓石に立った。


 棺には、ストールしか入っていないけれど、あの子の生きた名残だったから、入れてあった。



 僕は、墓石をいつか、頭を撫でたように触った。


 思い出せば、あの子の少し控えめの可愛らしい声が聞こえる。


ー…先生、あのね、…ー


 涙を流し、僕は、膝を着いて、もう、此処にはいないあの子に向かって言った。



 「何故、君がこんな目に会わなければならなかったんだ…君は、私といつか自分の旦那様と子供が出来たら、私の時のように、勉強を教えて欲しいと言っていたじゃないか…なのに、何故…せめて、僕に相談して欲しかった…どうしてなんだ…」



 婚約者がいると教えて貰ったときに、あの子に言われた言葉を思い出して、あの子に向かって言っていたときのように言った。

 

 言っても、仕方ないのは、分かっていた…だけど、言葉に出せば、止まらなくなり、僕は情けなくも、涙が止まらなかった



「家庭教師に来た時、君は僕の教えることをいつも真面目に聞いて、そして誰よりも頑張る姿を知っていた…。君は、僕にとっては優秀で、真面目な優しい生徒だったんだ…こうなる前に、相談して欲しかった…何故、自殺だなんて言う事をしたんだ…」


 僕じゃなくても、せめて彼女にだけでも、相談して欲しかった。


 自殺なんて、する前に、あの時に僕に言って欲しかった。


 僕が、あの時、あの子の様子に気付いてあげたかった…



 後悔が、後悔をよせ、僕は暫く…あの子の墓石から、離れることが出来なくて、泣き続けた……


 たいせつな、君を失い、僕はただ、泣き続けることしかできなかった。


 その後、僕はあの子の墓に定期的に行くようにした。


 妻も、僕の傍に来て、僕と一緒に墓参りに来ていた。


 妻には、落ち着いたときに話すと、何も言わず、僕を抱きしめた。僕は、妻に抱き締められたまま、また、泣いてしまった。


 今は、なんとか心が落ち着いたけれどまだ、僕の心は、悲しみに満ちていた。




 あの後、色々あった。


 まず、あの家があの子にしていたことが何処かから漏れたのか、あの家には自分の娘を嫁がせると不幸になると言われ、あの子の兄弟達は、婚約者から婚約破棄させられ、今は貴族からは、遠巻きにされていた。


 あの子の夫は、どうやら、後妻をとるらしいけれど、あの子が死んだ後から、まるで毎日をただ生きている様子だった。


 その夫の愛人だった令嬢は、あの子を間接的に自殺に追い込んだと噂を立てられて、針のむしろになり、肩身の狭い思いをしていた。



 墓石に、花を置いて…僕は、家に帰ると、乳母が、手紙を持って、僕たちを待っていた。


「ぼっ…旦那様、お手紙です」


 差出人は、彼女だった。僕は、封筒を受け取り、開けてみれば、よく見れば、他国の地図と、人数分の船のチケット……その中に、



ー…貴方に、会わせたい人がいるから、奥様と一緒に来なさい、きっと、喜ぶわ…ー



 その言葉に従って、船に乗り、イマイチよく分からない僕と妻が、ギルドの拠点に向かった先に、



 本当に、自分が泣くほど、涙を流すほど…喜ぶことが起きたのは、此処だけの、話だ。



 その時の、僕はこう、思った。


 神様、こんな、情けなくてどうしようもない僕に、奇跡を与えてくれて、ありがとう…





神「やはり、ハッピーエンドが一番」


と言うわけで、今回は家庭教師視点のうちの一人です。彼は、少しヘタレ気味だけど、本心はとても優しくて、良い人です。あの子の事を、妹のように可愛がり、あの子も教師としてそして兄のように、思っていました。


もう一人の女性家庭教師は、キャリアウーマンのできる女性をイメージしています。厳しいけれど、優しい、芯の強い女性です。


それでは

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― 新着の感想 ―
[一言] 嘆きと苦悩、同じヘタレでも好感持てる家庭教師 実家は…うん、今更、何か言うまでもないかなw いや~、何度も読みたくなる程、良い出来でしたw
[一言] お返事ありがとうございます!嬉しいです!(^-^) あのお手紙の差出人は、そういうことだったんですね〜!謎が解けました。(*゜∀゜)b 改めて見返すと、確かに分かりにくいものの、主人公は「…
[良い点] とても面白くて、テンポよく読めるので、三作品を一気読みしてしまいました。 登場人物一人一人の視点から、という作品シリーズは初めてですが、たのしいです。 [気になる点] 終盤、主人公からご招…
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