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双望の継承者 〔 ゼンの冒険 第一部 〕  作者: 三叉霧流
第三章 復興の火と故郷の歌
82/218

幕間 ジャン中隊の昼下がり

「隊長、最近稽古が厳しいですね」

巡回任務の大休止の昼食の時間にジャンの横にいた大柄の男が声をかける。


そこはルーン王国の王都から北へ直線距離にして300キロ、ルーン王国最大の河川であるマキラス川の上流が流れる緑豊かな土地。そこには王直轄領地の中で最も大きく深い森があり、その周りを囲むように幾つもの城が点在している。その森は、『黒い霧の森ニグレムネレラシルファ』、密集した木々が黒い霧のように見えることからそう呼ばれている。

黒い霧の森ニグレムネレラシルファは王国林であり、そこから採れる高品質な木材は王宮の素晴らしい家具や建築物に利用されているために現地の人間でも入ることが禁止されている。また、その非常に豊かな森は王宮の食卓にならぶ茸や山菜、果実が取れ、王族や一部の貴族限定の狩猟場でもある。その魅力的な森を巡り、ルーン王国の歴史上で数々の戦いを繰り広げ。その名残りでもある城が今も尚王族や貴族達の別荘でもあった。

莫大な利益をもたらすその森にも一つの問題がある。

それは魔物の生息だ。

森の奥は未だ尚未開拓であり、時折現れる魔物が近くの村を襲い、その被害が多く出ている場所。

王国は幾度ともなく大規模な討伐部隊を派遣して魔物の掃討を図るも、自然発生する魔物の完全な討伐には至っていない。

故に、この地は討伐軍の本部があり、森の周囲を常に監視している。

魔物が村を襲わないように、王都を襲わないように日夜監視し、魔物の出現と同時に即座に処理をする。


その森の最東端の丘の上で、ジャン中隊は晴れ渡る初夏の風を感じながらのんびりと昼食を取っていた。

中隊は半分を本部に残し、残りで今回の巡回任務に当たっているところである。

それは討伐軍に所属している者なら慣れた光景となれた任務だ。

昼食の時間には汗臭い男達が、革袋に入ったエールを煽り、配給食のパンとチーズを口に運ぶ。


そんな昼時にジャンに声をかけたのは、ジャン中隊の中尉ログラーン。


2mはあろうかという巨躯。頭部は綺麗にはげ上がり、角張った横顎に鷹のような鷲鼻に髭を生やしている。髪は焦げ茶色に幾分上目蓋が腫れぼった切れ長の鳶色の目。睨まれるだけで心の弱い者は息を詰まらせてしまいそうな面持ちである。鎖帷子を着込み、手元にはいつでも戦闘が出来るように戦斧を置いていた。


彼は着込んだ鎖帷子が小さく音を鳴らしつつ口にパンを入れながらジャンに聞いた。

考え事をしながら昼食を取っていたジャンはその言葉で意識を彼に向け、ゆっくりとログラーンを見た。


「んあ?・・・なんだ急に?」

「最近、夜の稽古してますよね?帰りが遅いので分かります」

ジャンはログラーンから自分が握っていたパンを見て、千切りながら答える。

「ああ、ちょっとな」

素っ気ない彼の態度を見てもログラーンは気にせずに自分が思っていたことを率直にたずねた。

「リーンフェルト領の任務からですね。おそらくあの坊主と稽古した辺りから」

ログラーンの言葉を聞いてジャンは再び彼を見る。

その表情は自分の部下が思っている以上に自分を見ていた事に対する小さな驚きであった。


ジャンは他人の感情に干渉しない。それは自分もされたくないからであり、そのことは暗黙の了解のように部隊に浸透している。

感情に干渉しないだけで、彼は適切に部隊の人間が求めていることを鋭い嗅覚で感ずき、それに対処する術をもっている。リーンフェルト領でゼンに要求した事はすべて自分のためではなく、部隊の人間が最高の状態で任務に当たれるようにと思ったからだ。部隊には安心して休める場所、豊富な食料、適度な息抜きのための人との交流や嗜好品が必要である。彼は部隊長としてそれらを部下に与えるためにゼンとの交渉を進めた。


彼は自分の部隊が討伐軍の最強だと自負している。

生まれも、軍につく理由もそれら全てがバラバラで、よりにもよってごろつきと変わらない人間を鍛え上げて精強な兵士にする。その自負がなくて部隊長としては何年も激戦を超えられない。

その部隊を結束させるのは彼らの生い立ちから生じた傷。傷をなめ合うのではない。その傷に塩を塗るような激しい訓練と寝食を共にし、傷を共に痛み合うほどの団結を作り上げる。

その団結は一人の指導者がいなければならない。誰よりも深い傷を負って、部下にまざまざとその凄惨さを見せつけ従わせるような孤高の指導者。部下達はその指導者の下で団結し、一体化する。だが、その指導者は誰とも傷を共有してはならない。それは誰よりも深い傷だからこそ団結できるのであり、共有できてはいけないものだからだ。


ジャンの考えとはどこまでも独りよがりで、どこまでも一人きりのモノ。

理解されたくない、いや理解など望んではいない。

しかし、彼はログラーンの言葉にやはり自分が思っている以上に彼らが自分のことを理解していると気づく。度々、彼らのそういった敏さは知っていたが、自分が考えていることを正確に言い当てられて少し驚いていた。


「よくわかるな」

それを理解していたのはログラーンだけではない。彼を囲むように座っていた部隊員が黙ってジャンを見ながら、ログラーンの言葉を肯定するような表情で彼を見ていた。

ログラーンはジャンの言葉に部隊員の代表として答える。

「一体、どれほど隊長と一緒にいるか・・・嫁よりも長くいますよ」

ログラーンは少し戯けて小さく笑いながら言った。ログラーンが笑うと二人を囲んでいた部隊員達もその通りだという表情をして静かに笑う。

ジャンは少しログラーンから目線を離して地面をみてから彼を見る。

「それもそうだな。まあ、簡単に言っちまえば、最近稽古に手を抜いていたと気づかされたんだよ。お前ら、覚えているか?あの糞ガキと森の稽古したときのことを?」

「賭けてましたからね。よく覚えております」

「そうだった。あの稽古の最後ぐらいになるとアイツは俺の間合いに入ってくるんだよ。正確に俺の間合いを読み、俺の魔法の弱点を突いてな」

ジャンの言葉に部隊員達は黙り込む。


彼らはあの異常な稽古のことを思い出していた。

森でジャンに追いかけれられるということは彼らにとって死にも等しい。矢と変わらない遠距離から無数の鏢が降り、障害物を破壊する彼に追い立てられて無事に済むことは考えられなかった。ジャンが森の稽古をすると最初に言ったとき、彼らは皆ゼンが殺されると思った。あるいは手加減でも腕の一本や致命傷に近い傷を負う覚悟をして、衛生兵がいつでも出動できるように魔法薬を持って準備をしていたぐらいだ。

だが、あっさりとその準備が無駄だと思い知らされた。

彼らはジャンが手加減をしたことに疑いはない。鏢の数も戦場の半分以下で攻撃をしていた。

しかし、それをかいくぐって反撃をするまでは予想していなかった。


「アイツはなぜだか知らねぇが、実戦を経験している。それも高度な作戦をこなすような難易度の高い実戦をな。森で俺に遠距離の攻撃が通じないとわかると即座に木に紛れてこちらを観察し始めた。それも罠を仕掛けて、こちらの間合いと有効な攻撃方法を探しながらだ。こんなことは実戦を経てないとできない。まあ、木に紛れるまではわかる。だが、それは隠れるためだ。隠れて逃げるため。しかし、アイツは反撃するために紛れた」

ポツポツと独り言のように彼は手に持っているパンに語りかけるように話す。

その話を聞いて、部隊員達は真剣に彼を見ている。

ログラーンが彼にたずねる。

「それは剛剣様に教えられたからでは?」

ジャンはその言葉を聞き、彼を見ながら答える。

「ログラーン。ガキの時に教えられたからってあれができるか?」

ログラーンは少し考えて、目を細めて答える。

「いえ、自分には無理です」

「だろ?教えたぐらいでできるなら訓練はいらねぇよ。冷静に状況を見ながら迷いなく即断で適切な行動を選択する。聞くだけなら誰もができると思うが、実際に俺の鏢が襲ってきてそれをするのは素人には無理だ。できたらそれは異常なことだ。だからな、アイツはきっと実戦をくぐってきていると思ってんだよ、俺は」

ジャンが答えた内容をログラーンは沈黙して聞きながら、真剣な表情で彼にたずねた。

「では、あのグラックの襲撃、その防衛の指揮をしたのがあの坊主だと信じるんですか?隊長」

「ああ。最初は俺も信じちゃいなかった。あの村でそれができそうなのはトルエスか、死んだ戦場の鷹ぐらいだ。家名の箔をつけるための法螺だと思ってたが、アイツと稽古してそう信じられると思ってるな。それにアイツは痛みに慣れてやがる。多分、拷問も耐えれるぞアイツは」

ジャンは、舌打ちをした。

その憎々しげな彼の表情を見て、ログラーンは信じられないという顔をする。


軍の兵士というのは敵と戦うためにいる。その戦いは会戦や防衛戦で敵を目前にした戦いであり、痛みに慣れるというのは恐怖に慣れると言うことだ。兵士は恐怖に慣れてはいけない。恐怖を操作して、それを戦闘の緊張感に変えて勇猛果敢に戦いに臨む。

恐怖に慣れるというのは、兵士ではなく暗殺者。恐怖を生業にした者達の技。拷問に耐えるというのは暗殺者が自らの顧客の秘密を守るために行うモノだ。

兵士と暗殺者はまるで違う。兵士は守る者、暗殺者は殺す者。

確かに、軍には暗殺を担当する特殊部隊がいる。特殊部隊は敵の秘密を聞き出し、敵を惑わせ、自軍を有利にする。それは全て暗殺者の技だ。

彼らが想像したのはルーン王国軍部の秘密部隊。その全部隊員が祝福持ちでその力はジャンを越えるという噂だけが流れる得体の知れない不気味な存在。


ログラーンはごくりと唾を飲み込みながら言う。

「まさか・・・あの坊主が?」

そのログラーンや部隊員たちの顔を見ながらジャンは眉を顰めて答える。

「いや、わからねぇ。そんな雰囲気はねぇが、何か隠してるとは思っているがな。真っ先に思いつくのは祝福を授かることだ。だが魔力は感じられなかった。祝福持ちってのは戦闘中反射的に魔力を操作するが、アイツはそんなそぶりをしなかった。だから余計に考えちまう。もしかしたらあれが祝福をも越える才能ってやつなのかとな」

「隊長を超える才能ですか・・・?」

ログラーンは内心に膨れる嫉妬を抑えながら静かに聞いた。


ログラーンや他の隊員達もまた祝福持ちに憧れている。この世界でそれを持たないものが羨望しないはずがなかった。

自らが持ち得ないその憧れ、その憧れの頂点に立つのは彼らにとって、剣候や剛剣ではない。

それはジャンだ。

その憧れの眼差しで隊長と仰ぐ彼が憎々しげな表情で語る姿を見て、彼をも嫉妬させる才能にログラーンやその隊員達は暗い面持ちをしていた。


「馬鹿言うんじゃねぇよ。俺を越えるだと?んなことさせるはずがねぇだろ。俺は切り裂き(リッスパード)ジャンだ。あんな糞ガキは何十年経とうが俺の前で切り裂いて、血まみれにしてやるよ」

ジャンは瞳を爛々とぎらつかせて隊員達に言った。

その表情は孤高の獅子が獲物を目の前にした舌なめずりだ。己が目の前敵はどんな者でも等しく獲物だと目で語り、隊員達に自らの渾名を示す。

伏していた隊員達は顔を上げる。その獅子のごとき獣の顔をしたジャンに向けて。

ジャンはその隊員達を見て更に言葉を重ねる。

「お前ら、リッスパードジャン愚連隊だろうが?なら俺たちはどんな奴でもその牙で、その武器で切り裂くのが仕事だ」

ジャンの喝にログラーンとその隊員達は顔を、その瞳に強い意志と結束を宿した。

ログラーンは犬歯を見せて、野卑な笑顔をジャンに向けた。

「隊長はやはり俺たちの隊長だ。そうだ、どんな奴でも関係ねぇ!だろ!お前ら!」

「「「おう!!」」」

大音声ではないだが、その闘志を空に燃え上がらせてジャン部隊の者達が声を上げる。


その答えに満足したのかジャンは少し口を引きつらせるように笑った。

隊員達はそのジャンの顔を見て、安心したようにまた昼食を始める。


「―――――――――ぇぇ」

その昼食の中、どこかで小さな声が聞こえる。

その声を聞き怪訝そうな顔をしながらジャンが当たりを見回して隊員達にたずねた。

「おい。なんか聞こえなかったか?」

そのジャンに不思議そうな顔をした隊員たちは答える。

「?何か聞こえましたか?」


「――――――てぇぇぇ」

再び聞こえてきた声に今度は隊員達も怪訝そうな顔で辺りを見回した。

幾人かが昼食の手を止めて立ち上がり丘から周囲を見渡す。


「隊長!あそこです!」

立ち上がった一人の隊員が、森の方角を指で差しながら大声でジャンに伝える。

その言葉で部隊の者達は立ち上がり、彼の示す先を見た。


そこは森が切れて草原にかかっている部分だった。

生い茂る森の木々が突然の場所で途切れて、そこから芝生のような低い草の平坦な草原が広がる。森と平原の間にあるのは兵士達が巡回するために整備された道。その道から一頭の馬らしきモノとその後ろから馬らしきモノよりも大柄で輝く黄金色の動物が三頭、馬らしきモノを追いかけていた。

ジャン中隊の方へと向かってくる馬らしきモノが次第と馬へと変わっていく。その間にその声がハッキリと聞こえる。


「助けてぇぇぇぇえええええ!」

馬の上に乗っているのは白い司祭服を着た人物だった。長身を曲げて馬に必死の形相で抱きつきながら大声で叫んで助けを求めている。その後ろから追いかけてくるのは黄金色をした三頭の熊のような動物だった。

それを見て部隊員達は唖然とする。

その助けを呼ぶ人物よりも彼らは三頭の動物を凝視して見ていた。


ログラーンがぽつりと呟く。

「あれって・・・もしかして『モルランス』なんじゃ・・・」

そのログラーンの呟きを聞いて、部隊員達は自分たちが想像していた物が他の者と同じであることを知り、顔を見合わせる。

「モルランスってあのモルランスかよ?一頭で王都の中層で家が買えるって言われている伝説のモルランスか?」

隊員たちがざわめいて話しているのを聞いて、モルランスを真剣に見ていたジャンが声をあげる。

「間違いねぇ!見ろよ!あの黄金の毛皮をよ!ありゃ正真正銘のモルランスだ!それも三頭!」

騒然とする中で一際よく通る声でジャンが叫んだ。

その叫びに隊員達は色めきだつ。

ジャンは振り返って、その隊員達を見て凶暴な顔をして笑う。

「狩るぞ。ありゃ俺らの獲物だ。飯なんざ捨てて総員戦闘準備!」

「「「了解!!」」」

目に黄金色の欲望を灯した隊員達はジャンの号令と共に凄まじい素早さで武器を持ち、馬に乗り込むと猟犬のように狩り場へと駆けた。



戦闘は長時間かかった。

モルランスは非常に希な魔物。熊のような大柄ですばしっこく、警戒心が非常に強いために狩るのが難しい。本当なら黒い霧の森ニグレムネレラシルファの奥深くに生息して個体数も少ない。王都では黄金色の毛皮が服飾や毛皮の絨毯などに珍重され、その希少さから富豪や貴族へ高価で売ることが出来る。討伐軍では討伐した魔物や動物の素材は軍とその討伐をした部隊に分けられる。

ジャン中隊はすばしっこく動き回るモルランスをなるべく傷つけないように狩っていたために時間がかかった。

ジャンでの魔法では威力が高すぎるために、動き回るモルランスを攻撃して重要な場所、つまり腹や顔が破壊されてしまう。部隊員達はモルランス三頭を囲い込み、身動きがとれないようにして狩ったのだ。


3mもあるモルランスの死体を満面の笑みで部隊員達が囲む。

その少し先で、ぐったりして地面に寝ていた長身の男にジャン以外の者は誰も気にしていなかった。

ジャンはその男に近寄ると、地面に這いつくばっている男の頭を軽くつま先で蹴った。

「おい。生きているか?」

ジャンが見下ろしながら声をかける。

その声でモゾモゾと身体を動かして、急に上半身をガバッと起こした男は、辺りを見回してモルランスがいないことを知ると安心したように胸に手を当てながらため息をついた。

「生きてるな。たく。逃げてる途中で落馬して気絶するなんてトンだ間抜けだな。おい」

男は声をかけるジャンに顔を向けるが、目を細め、ハッと気づいたような顔をして言う。

「眼鏡!眼鏡がない!」

そう言いながら男は手で辺りを探りながら、転がっていた眼鏡を取って掛ける。

掛けてから改めてジャンの方を向き声を上げる。

「おおおお!助かりました!いや、本当に!ありがとう!ありがとう!親切な人!」

背中でくくった金の長髪の房をバタバタと馬の尾の様に跳ねさせながら男はジャンに頭を何度も下げてお礼を言う。

その姿にジャンは嫌そうな顔を向ける。男の反応が余りにも仰々しくて、ちょっと引いていた。

男はそのジャンの仕草を気にもとめずに立ち上がると、綺麗な仕草で聖印を切ると礼をして言う。

「私の名はヒスティリア・ロンカッリ。絶体絶命の危機を助けていただきありがとうございます。これもまた主のお導きと親切な方々によるものです。あっ!親切にしてもらったらお礼をしないといけないのですよね?この国では。ちょっと待ってください―――」

ヒスティリアは司祭服の腰の辺りをモゾモゾと触りながら何かを探す。

しかし、見つからないのか次第に焦り始めて全身をバタバタと手で探りながら、数分後に急停止する。

その顔を真剣な表情にしてヒスティリアはジャンを見る。

ジャンはその彼の行動を胡散臭そうに黙って見ていた。彼がジャンを見たとき、ジャンもまた彼を見つめ返す。

真剣に、まるで困難な命題を解き明かす数学者のような顔をしてヒスティリアは口を開く。

「非常に言いにくいのですが、財布を落としました。お金を貸していただけませんか?」

「何なんだよ!お前は!」

キレたジャンは思わず拳を振り上げて、ヒスティリアの顔を殴った。


晴れ渡る初夏の空へと眼鏡が舞う。



次回は本編に戻りますが、ここからゼンの年齢を9歳に調整します。

現状はまだ一章の書き直しが出来ていない状況で非常に申し訳ありません。

次回からは年月の進行に関わってきますのでご了承いただければ幸いです。


何時もご愛読ありがとうございます。引き続き宜しくお願い致します!

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