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双望の継承者 〔 ゼンの冒険 第一部 〕  作者: 三叉霧流
第三章 復興の火と故郷の歌
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幕間 黄金の像の柔らかい手

三話連続投稿の二つ目です

降神祭を控えたルーン王国が忙しく動いている時、


シャンボール城の謁見の間に二人の男がいる。

一人はこの城の主であるグリゼリフ・アーノルド・マキシラル、ルーン王国の国王。グリゼリフは豪奢な王座に座って壇上の下に臣下の礼をして跪く男を見ていた。

その男は非常に高価な白銀の鎧に身を堅め、刺繍の入ったマントを付いている。そのマントは国王から直々に下賜される海軍司令官の証。建国以来朽ちることのない聖樹をモチーフにした紋章の下には帆船が描かれている。歳は三十路ぐらいの美しい顔立ちにグリゼリフの面影を宿した軍人。王族の気品をその眼に宿して、黄金色に燃えていた。


グリゼリフはその壇上の下にいる男のために謁見の間から人払いを済ませて、普段よりも王座に身をゆだねてその男を頼もしく思いながら、そして憂いの表情で見ている。

「シャルルよ。面を上げよ。この場に呼び出したとは言え、今は息子として話がしたい」

グリゼリフの言葉にシャルル、シャルル・アーノルド・マキシラルはその精悍な顔を父グリゼリフに向けた。


シャルルはグリゼリフの嫡男であり、マキシラル王朝の次期国王である。海軍司令官を着実にこなし、さらには祝福を授かるこの若き王太子を国民は愛していた。人柄も、その美貌も国王に相応しいと。


シャルルは父がわざわざ人払いをして、謁見の間に自分を呼んだことに疑念を抱いていた。ただ親子として会話をするのに謁見の間は相応しくない。

一体、そこにどんな意味があるのか?シャルルは知恵の神の祝福を授かっているグリゼリフの深淵を計ることもできずに、時折畏怖すらすることもある。親子としては尊敬して愛している父だが、国王としては自らの能力を超えた怪物であるとも思っていた。

「では、父上。このような場所でどのようなご用ですか?」

シャルルはそんな自分の思いを隠したまま、王宮の私室で会話するときのように穏やかにたずねた。

そのシャルルの言葉にグリゼリフは憂いの表情を一層深めて、彼を黙って見つめている。


たった一分か、二分しかないその沈黙ですらシャルルにとっては恐ろしいものだった。自らの父は思考を加速させる権能を持つをことを知っている。故にその数分ですら常人にとっては長考と等しい間なのだ。

賢王と呼ばれた父が何故ここまで言葉を止めて考えるのか、シャルルには推し量れない怖さを感じる。

戦の場であればシャルルは父を越えるだろう。だが、ここはルーン王国の謁見の間。その戦い方は深謀遠慮が渦巻く思考の戦いだ。勇猛無双であってもここではなんの力にもならないことをシャルルは深く理解している。


シャルルはグリゼリフの顔を見つめながら彼が話し出すのを待った。

「シャルルよ。余は迷っておる。国王としてお主をある任に就かせたいが、父としてそれをしたくないとな」

その言葉にシャルルは驚くが、すぐさま王族の矜恃でそれを打ち消した。


シャルルは国王としてグリゼリフが迷うところを見たことがない。家庭内では小さい頃に悪戯や馬鹿をして父を困らせたことはあるが、国事に関しては彼が迷いを見た覚えはなかった。常に一歩先を見つめている国王グリゼリフが、思考を引き延ばすことのできる彼が迷うというのは考えにくいことだった。それに加えて、父という肉親の情で国事を迷うことなど・・・妹のマリアーヌの一件以来はないとさえ思っていた。


その驚きをシャルルは王族、つまり自らの生まれを信条として綺麗に拭う。

肉親の情ではなく、本当にこの王国のためであればそれを捨て去って命令を下すべきだと彼は言葉にするために口を開いた。

「陛下、どのようなご命令でも我が王国のためであれば、私はこの身命を賭して果たして参ります」

グリゼリフは彼の言葉を聞き、自らの息子の成長を嬉しく思いながら頷いた。

「うむ。そうであったな。シャルルよ、立派になったな。誇りに思う」

グリゼリフはそのシャルルに相好を崩して、そう言った後で険しい目つきになりシャルルを見つめた。

その瞳をシャルルは息を飲んで受け止めて、言葉を待つ。


「ルーン王国海軍司令官シャルル・アーノルド・マキシラル。お主をフッザラー公爵の交易都市グラシャスに駐留させて、海賊撃退の任に就かせる」


その命令にシャルルは国王グリゼリフの真意を理解した。

それは確かに父としては迷いを見せるのも頷けると彼は納得していた。


現在、ルーン王国は内部で火種がくすぶっている途中だ。これが大火事になるか、小火になるかは今後の各国、各公爵勢力の複雑な内部事情に因るだろう。その勢力争いでハスクブル公爵家とは時を重ねてきた強いつながりがあるが、クローヴィス公爵家、フッザラー公爵家とは今後の外交次第になってくる。

クローヴィス公爵家は教皇からの洗礼の件もあるために敵だと考えた方がいい。残るフッザラー公爵家が大きな鍵となる。

その重要な場所に次期国王である自らが赴くこと。

「私にグラシャスで反乱の芽を摘み取れ、ということですね?」

シャルルが自らの考えの正否を問うためにグリゼリフに聞く。


シャルルは自分が言葉を発した意味とまた異なる意味をその任務に感じている。

それは――、人質。

海軍を入れるとなっても本拠地ではないために寡兵となる。そんなところに自ら赴くのだ。反乱の芽を摘むこと、そして次にあるのがフッザラー公爵家の重要人物を自らの換わりに王国内につなぎ止める。互いに人質を交換して、反乱を防ぐ意味もある。


その表の考えをグリゼリフは小さな頷きとともに肯定して続きを言葉にする。

「そうだ。そして、フッザラー公爵家の嫡男ガーラン・フッザラーを宮内府財務大臣秘書官に就かせる」

グリゼリフの言葉にシャルルは表情に怒りを滲ませる。


それはシャルルが毛嫌いしている男の名前だったからだ。元々、シャルルはフッザラー家やクローヴィス家に良い感情はもっていない。唯一の例外として彼の妻である元フッザラー公爵令嬢マージェリー・フッザラーがいる。フッザラー公爵のただ一人の娘であり、ガーラン・フッザラーの妹。その妻を彼は心より愛している。一時は妻の兄を慕おうとも努力はしたが、野卑で悪事をも厭わないガーランの性格はシャルルとは合わなかった。それよりも妻の兄なのに何故?とさらに憎んでさえいる。


「父上!あのような男を財務の中枢に置くのはなりません!」

シャルルは声を荒らげることも厭わずにグリゼリフに焦りながら詰め寄る。

その反応をもとより想定しいたグリゼリフは冷静にシャルルを見つめていた。

「ガーランの性格は知っておる。だがな、例え相応しくないと分かっていても味方につけるためだ。フッザラー公爵は息子ガーランの処遇を憂いておった。そこに王国が彼を財務の中枢に置くことでフッザラー公爵の面目が立つ」


ガーラン・フッザラー、フッザラー公爵の嫡男であり、財力と祝福、能力、そして美貌の4つに恵まれながらもその性格から領民からも忌避されている。享楽主義、悪事公とも揶揄されているが本人は全く気にせずにグラシャスやボルスで淫蕩にふける好色家。王国の夜会でも元王女マリアーヌを后にと国王陛下に向かって直訴をする礼儀知らずの不届き者としても有名だった。


「面目が立つなどと・・・。あのような守銭奴達が恩義に報いるなどと思っているのですか?父上」

「思ってはおらん。彼らには騎士の矜恃などは期待しておらんよ。だがな、シャルルよ。彼らの矜恃は利益だ。我が王国に仕えて利益があると思ってもらわんと手綱は握れん。利益がなければ・・・彼らはこちらに牙を向けるかもしれんからな」

グリゼリフの言葉にシャルルは腹の底で煮える怒りに蓋をしようとする。


利益、それは重要なものだ。しかし、宮廷で育ち、数多くの有名な騎士を見て、彼らの矜恃に憧れを持っているシャルルにはどうしても納得がいかなかった。

誠実であり、真実のみを語り、悪事を働く者を退けて弱き者を助ける。

そこには利益ではなく、高貴な矜恃があり、憧れてやまない正しき王たる神髄があるとシャルルは思っている。その血脈を自らは受け継ぎ、そしてそれを正しく活かす。それがシャルルの願いであった。


ある意味、彼はあまりにも理想が高かった。大きな理想を達成させるために、時に悪を飲み込む必要があるとは知ってはいるが、それで手に入れた理想が本当に自分の求めていたものか・・・。


シャルルはいつもそこで立ち止まってしまっていた。どうやっても理想をかなえようとすれば、その道から踏み外しているのではないか?という疑念を抱きながら。

「父上がそう仰るのならそれが正しいのかもしれません。しかし、私は納得はできません」

だが同時にシャルルは父グリゼリフが正しいと思っている。彼は冷静に自分の能力を理解している。政治では自分は父グリゼリフよりも二歩も三歩も下であると。そこには越えられない壁があり、自分がどんなに努力してもたどり着けない高みに父グリゼリフは立ってこのドラグリア大陸全土を俯瞰しているようにも感じている。


自らの表向きの任務。海賊退治とはトローレス側にも利益がある。普段から海賊はトローレスやフッザラー領海で暴虐を尽くしている。海軍もそれに対抗して軍を出してはいるが、海軍司令官であるシャルルが本腰を入れて対処するほどには力を入れていなかった。トローレスとフッザラー公爵家への不干渉もその理由ではあったが、ここ最近一ヶ月はその猛威が激増している。トローレス側への外交交渉として海軍の助力をカードにすれば、トローレスに貸しができるはずである。それを貸しと相手が認識してくれればの話ではあるが。


グリゼリフはシャルルの言葉に首を横に振った。

グリゼリフはシャルルについて頼もしい息子ではあるが、その実、その高貴さ故に危うさも感じている。そして、盲目的なまでに自分の采配を信じている点でも。臣下は王を信じると同時に疑念を抱かなければならない。王の采配が正しいのかどうかを常に考えて、時には不信を買ってでも助言するほどに自らの考えを持たなければならないとグリゼリフは思っている。そういった臣下をグリゼリフは信頼している。

グリゼリフはシャルルの態度、つまり息子が父を尊敬して、信じることを嬉しく思ってはいる。だが、それ以上に国王としては経験が浅いと思っていた。

だからこそ、グリゼリフはシャルルを窘める。息子が大きく成長して、安心して治政を任せられる者になってほしいと願いながら。


「シャルルよ。余でも間違いはする。それ故に考えよ。疑念を抱け。自らの考えを持ち、任に就け」

グリゼリフの言葉にシャルルはしばし言葉がでなかった。


知恵の神に祝福された父グリゼリフが間違うはずもないと彼は信じている。そんな父からでた言葉にシャルルは心の底に黒い靄のようなわだかまりが生じる。

彼はその誠実さと高貴さ、そしてそれらは王グリゼリフを信じるがゆえにその自らの矜恃を守っていた。彼の心の中で防壁のごとく堅い石壁の中心部には偉大な賢王グリゼリフの黄金の像がたたずんでいる。正しい行いをし、国民を率いてきた黄金のその像が、間違うなどと思えない。

彼にとっては主神トールデンよりも賢王グリゼリフが信仰の対象だったとも言える。


シャルルは苛立ちのあまり、唇を噛む。

黄金の像からそのような言葉が出るのが我慢ならなかった。

「・・・そのようなことはありません。父上が間違えるはずはありません!父上はアルガナイ様の祝福を授かった賢王です!私の尊敬する王であり、父上です!」

シャルルはなんとか叫びそうになる心情を抑えて、黒いわだかまりを吐露するように言った。その目はグリゼリフを見ていなかった。その目は黄金に輝く賢王グリゼリフの像をとらえている。


それは父と子、あるいは王と臣下の間にある悲しい隔絶の象徴だった。


グリゼリフはシャルルの言葉に苦悶の表情を浮かばせて、悲哀を言葉に滲ませる。

「シャルル・・・。そのように感じておったのか・・・。余は良き父ではなかったのかもしれんな。お主の範として間違いを教えられなかった」

物悲しげに呟くグリゼリフをシャルルは見ていられなかった。それはまるで疲れた、どこにでもいる父親のように思えたのだ。肩を落として、王座に座っている者が自らの信仰している賢王などではなく、それよりも遙かに矮小な壮年の男にしか見えなかった。


シャルルは僅かに目線を外しながら言う。

「父上、もう止めましょう。私は父上を尊敬しております。王としてご命令があれば私は身命を賭して任につきます。それでいいではないですか。して、任期はいつからですか?」

シャルルは先ほどまでの態度を変えて、穏やかに言った。

グリゼリフはシャルルの言葉を黙って聞いていた。その瞳には目の前の息子が映っている。


グリゼリフは自らの息子を導くためには時間がいると感じていた。自分が間違えることはいずれ来る。その時に彼がどう受け止めるか・・・。いや、正しくその間違えを受け止められるように、準備をしなければならないと思っていた。だが、王として長く王座に座りすぎたために家庭での父としてどのようにすればいいかは分からなかった。

不安がグリゼリフの心中を這う。

自らの権能をもってしても複雑怪奇な人間の感情を分析することはできない。正しい解を導くことはできない。


心の中で這う不安を押しとどめて、今は王として言葉を告げる自分にグリゼリフは歯がゆく感じながらも口を開く。

「任務は次の年の夏。小麦を収穫する前だ」

「畏まりました。あちらで落ち着いたら、一度妻や子をグラシャスに遊びに連れて行ってもよろしいですか?グラシャスは妻の生まれ故郷でもあります。きっと喜びます」

シャルルはその自らの言葉に頬が緩んだ。彼は妻を愛している。妻が喜ぶのであれば例え灼熱の砂漠でもあろうとも喜んで赴くだろう。彼は自らの祝福された力があれば妻と子を守り通せると思っている。それ以上にグラシャスはマージェリーの生まれ故郷であり、フッザラー公爵家は王族をどう思っているかは分からないが、彼女にとってはどんなことがあろうと味方だと彼は信じている。


今この時の気まずい雰囲気を和ませるためにあえて、彼は気易く妻マージェリーと子ロラスの話題を出した。

そのシャルルの様子にグリゼリフは憂鬱な表情を見せる。

彼に向けて自分が言わなければならないことを罪悪感に苛まれ、重々しく口を開いた。

「妻マージェリーと息子ロラスは今後城に残して、外出を禁ずる」

その言葉にシャルルは驚き、暗い企みの真意を見た。


自分だけならいい。だが、愛してやまない妻と子を駆け引きの道具にされるのは例え、王であっても、それが自らの父であっても許すことはできない。つまり、この点だけはシャルルは王族としての矜恃を忘れかけていた。いや、そこまでのことを想定すらしなかった。

父グリゼリフが言ったことは自らの孫でも人質だと認めていることになる。

もしフッザラー公爵家が反旗を翻せば、たちまちシャルルの妻と子は人質になる。フッザラー家の血を受け継ぎ、王子であるマキシラル王朝の王太孫ロラスはフッザラー公爵家にとっても重要な人物だ。今は賢王グリゼリフとその王太子シャルルが治政を固めているためにフッザラー公爵家が中枢で大きく実権を握ってはいない。しかしもし、クローヴィス公爵家の反乱をしてフッザラー公爵家がその鎮圧に大きな助勢となった場合はロラスが今後の王国の実権を握る鍵となるだろう。それをみすみすフッザラー公爵家の手に渡さないために、ロラスを王都に残す。あるいはクローヴィス公爵家とフッザラー公爵家が結託した場合には、フッザラー公爵家を牽制するためにその身柄を盾にする。


この時ばかりはシャルルも王族であることを忘れそうになる。

いやむしろ、忘れそうになるからこそ甘いと言えよう。

グリゼリフはシャルルの反応を見て黙っていた。

父親としては至極当然だが、王族としては見せてはならない甘さを冷静に見抜く。

シャルルはグリゼリフが自分を見つめている瞳を鋭く睨んで口を開いた。

「父上はマージェリーとロラスを人質にするつもりですか?」

「必要とあらばな」

グリゼリフは短く答えた。

その答えを聞いたシャルルは初めて自らの出自を恨んだ。妻と子を政略の道具にされることを恨んだ。


例え、自らの婚姻が政略だったとしても彼は妻マージェリーと出会えたことを心より喜んでいた。故に政略の道具にされたなどとは頭で理解をしているが、心はそう思っていなかった。

シャルルは恵まれていた。王太子であることも、祝福を授かったことも、その能力が海軍で発揮されたことも、政略とはいえ愛する妻を迎え入れたことも、愛する妻が男児を産んだことも。そのすべてが恵まれていた。

彼は初めて恵まれた環境から外に出て時代の潮流に身をさらけ出している。身を切るほど冷たく、溺れそうなほどの激流の、底の知れない暗い海流に。

そんな潮流に心を振るわせながらも彼は一筋の希望を見ていた。

その希望は自らが信じて止まない賢王グリゼリフが持つ藁だ。その藁が決して切れないと彼は信じている。


彼は王座に座っているグリゼリフの元まで段を上がり、彼の足下に跪いてその手を両手で握る。

シャルルは任せられると信じているからこそ次の言葉を口にできた。

「妻と子の安全をお願いします。例え、フッザラー公爵家が反旗を翻そうとも家族は・・・妻と子は私の大切な宝です」

「もちろん。余にとっても義娘であり大事な孫だ。何があっても守る」

グリゼリフは力強くシャルルの手を握りしめた。


それは国王ではなく、シャルルの父としての言葉だった。

力強い父グリゼリフの大きな手を感じ、シャルルは安堵する。

その握りしめた力強さがシャルルの心の不安を拭う。尊敬し、信じる賢王グリゼリフの言葉に彼は深く信頼する。間違えることのない黄金の手が温かく柔らかい。それに何故かシャルルは今まで感じたことのない力強さを感じた。


「さあ、シャルルよ。謁見は終わりだ。今日は雑事はすべて中止して、久しぶりに皆で夕食をとろう。ベルーノから家族を連れてきておるのであれば、マージョリーとロラスも呼ぶがよい」

温かいグリゼリフの言葉にシャルルは気遣う父の愛情に感謝する。

「はい・・・。妻も父上にロラスの成長を見てもらいたいと言っておりました。喜びます」

感謝とともにシャルルはグリゼリフに僅かに微笑んで言った。


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