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桃太郎

昔々、あるところにお婆さんが住んでいました。


お婆さんが川で洗濯をしていると上流から桃が流れてきました。


桃を家に持ち帰り、切ってみると男の子が生まれてきました。


お婆さんはその男の子を桃太郎と名付けました。


桃太郎はクマと相撲をしたりしながら育っていきました。


ある日、オオカミが家にやってきて桃太郎を食べてしまいました。


桃太郎を食べたオオカミが眠っているところに一寸法師が助けにきました。


そして一寸法師はオオカミを一瞬でやっつけました。


桃太郎は一寸法師のおかげで助かりました。


そんななか、桃太郎のペットのカメが桃太郎に内緒で一寸法師を竜宮城へ連れていってしまいました。


一寸法師は竜宮城でとても幸せなおもてなしを受けました。


帰りには玉手箱をもらい、一寸法師は家で早速開けました。


すると一寸法師のカラダは一瞬で大きくなりました。


一方で、お婆さんはお礼も言えないまま姿を消した一寸法師にお礼がしたいと思っていました。


でも一寸法師を見つける手掛かりはあまりありませんでした。


桃太郎は落ちていたガラスの針を頼りに一寸法師探しの旅に出ることにしました。


沢山の人にガラスの針を持ってもらいましたが似合う人は全然見つかりませんでした。


肩を落として池のほとりを歩いていた桃太郎は池に大事なガラスの針を落としてしまいました。


すると池の中から神様が現れました。


金の針、銀の針、鉄の針、ガラスの針の中のどれを落としたか聞かれた桃太郎は正直に答えました。


正直に答えた桃太郎に神様は金の針だけを渡しました。


ガラスの針は二度と戻って来ませんでした。


一寸法師は二度と見つかりませんでした。


めでたくなし、めでたくなし。

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