45話 俺と司会と戦いの準備
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自分の持ち場に戻った俺の目の前には不思議な光景?が広がっている、その光景とは豪邸にありそうな分厚いドアだけが目の前に建っているという光景だ
「なんだこれは?」
「おやオサムさんそれは今回の戦闘する場所に行くための結界の中に通じる扉です、私の商会で負担したなかなかの代物ですこれならランクA以上の冒険者の戦いで壊れるなんてことはないでしょう」
横から突然現れたシィルがこの扉の説明をしてくる、ドヤ顔で自慢げに
「そうなのか、俺はてっきり街中で戦うのかと思ってたよ」
「そんな危ないことを考えていたのですか、言っときますが街の中でA以上の冒険者が本気で戦ったならその部分が局所的な大災害でも起こったかのようなひどい有様になることだってあるんです、そんなこともあるから今回は私が用意させていただいた結界の魔道具があるのです」
「わかったわかった、わかったからそのドヤ顔をやめてくれ」
流石にずっとおっさんにドヤ顔をされているとイラっとする
「おっと顔に出ていましたか失礼、おっ今ちょうど冒険者さんの表彰が行われていますね」
扉の向こう側を見るとそこでは表彰台のようなところで優勝メダルを渡されるオリンピック選手のような感じで表彰されている
「オサムさんもそろそろ出番ですよ、ささ早く準備をしてください」
なんだか向こう側で司会の人らしき人がなにか叫んでいる
「皆さん!今回の大規模討伐戦で活躍した冒険者はいま表彰した方たちですが実はもう一人います!」
「あっやべ俺のことをいうのか…まあいいか目立つのは避けられんってもう決めていたし」
司会の人が少しためを作って叫ぶ
「その人とはEランクにしてBランク級の魔物を単独で大量に討伐してAランクに昇格という異例の出世を果たした、冒険者オサムだぁ!」
「それってイカサマなんじゃないのか?」
「そうそう一人でBランク討伐って明らかにおかしいでしょう..」
(やっぱり疑うやつも出てくんのか、こういうののために用意された舞台ってことだなぁ今回は、まあいっちょ頑張るか)
心の中で気合を入れるとほぼ同時に司会がまた叫ぶ
「そうでしょう、疑う人もいるでしょう、しかし!そんな方がいるだろうと思いまして今回は模擬戦を用意させていただきました!今回昇格した冒険者と戦ってくださる方は…皆さんご存知ギルドマスターのダンカンさんです!!」
そう司会が言い切ると周りにいた人達が一気に騒ぎ出してくる「ギルマスが戦うのか……」「元Sランクの戦いが見れるのね....」となんだか感動しているような人までいる
「ほら、オサムさんもう準備は終わりです中に入ってください」
「わかった、じゃあ行ってくる」
そして扉を開けるとちょうど反対側にみえた扉からダンカンが出てくるのが見えた
俺とダンカンはお互いに戦闘位置まで歩いてお互いの顔をみてニヤッと笑い意識を戦いのモードに切り替える
それとどうやら外には結界の中(コロッセオみたいな内装)が何かしらの方法で見えているらしく大きな騒ぎ声が何かを通したような音として聞こえてくる、そしてお互いの戦闘位置までたどり着くと司会の声が聞こえてくる
「お二人さん、それでは準備はよろしいですね?では三つ数えますよ3...2...1...始め!!」
司会の大声によって俺とダンカンの戦いの火蓋が切って落とされた
次回もよろしくお願いします




